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報復屋  作者: 稲草 狐依
16/29

「眠いから」

日曜日は寝たいものですね

仕事なので自分は寝れないですが

 目覚ましが鳴っている。

 もう朝か。

 日曜日ぐらい寝かせろ。

 昨日は寝れなかったから。

 スイッチを押して黙らせる。

 目覚ましを一度手に取り、時刻を確認したら……

「七時?」

 そんな時間に設定した覚えはない。

 そもそも、普段から目覚まし時計は使っていない。

 使っているのは携帯のアラームだ。

 布団から起き上がり気づいた。

「どこだ」

 そしてよく目覚まし時計を止めた自分に感心する。

 そんな事よりも状況整理するか。

「俺の名前は『奄美 了』」

 やっぱり、声に出して確認した方がいいな。

 そうだ。

「あだ名はチャボ」

 なんでだよ。

 意味分からないあだ名つけやがって。

「一人称は『僕』」

 チャボのキャラを思い出した。

 そのキャラでいるのはあんまり好きじゃない。

「思い出したし二度寝する」

 リュウはチャボみたくお節介焼きじゃない。

 傍観者なキャラだ。

 だが昨日はチャボのまま居た。

 そのせいで次の報復はおそらく俺だろう。

 だから俺は大人しく布団に入って二度寝した。


 ここが自宅ではない事を忘れて。

チャボの話です

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