中華戦争(PRC vs ROC)と第二次朝鮮戦争(DPRK vs 日本)
◆ 1950年:東アジア危機
中華戦争(中華人民共和国の南侵)
& 第二次朝鮮戦争(釜山侵攻)
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■ Ⅰ. 中華戦争の勃発
(中華人民共和国の中華民国南部への侵攻)
●背景
1947〜49年
・ソ連は満州を直轄軍政化し、中国共産党を再編
・その中で「中華人民共和国」を建国(事実上ソ連の衛星国)
・首都は長春、重工業はハルビン・鞍山を中心に再建
・強大なソ連軍顧問団が軍を整備し、近代化を進める
→ 1950年時点の中華人民共和国軍は、
「日本軍を破った赤軍の縮小コピー」として完成しつつあった。
●一方の中華民国
・日本軍撤退後に国民党は弱体化
・満州・華北を失い、長江以南の “南政権” として辛うじて存続
・米英は支援したが、内政は疲弊し切っている
→ 攻防のバランスは完全に PRC 優位。
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●1950年3月:ソ連が侵攻決定
スターリンは次の二点を狙った。
1. 日本が釜山に釘付けである今が東アジア制圧の好機
2. ロシア革命輸出の最終段階として“中国全土の共産化”を完成させる
そして 中華人民共和国に「南進作戦指令」 を発出。
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●1950年4月:
中華人民共和国軍 約70万が南下開始
(満州から華北→華中へ)
主要攻勢軸
1. 北京–保定–鄭州 ルート
→ 長江の揚子江沿岸へ最短で到達
2. 山西–陝西 ルート
→ 重慶への迂回攻撃
3. 山東半島からの上陸可能性の示威
→ 国民党を広範囲に牽制
初期戦闘
・疲弊した国民党軍は連戦連敗
・ソ連軍航空隊がハルビン・瀋陽から援護
・中華民国は長江を最終防衛線として後退
→ 戦線は一気に長江北岸まで崩壊する
中華民国政府は重慶へ移転、日本に援助を要請するが、
日本政府は「朝鮮戦線で手一杯」を理由に中立を保つ。
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■ Ⅱ. 第二次朝鮮戦争の勃発
(朝鮮民主主義人民共和国 → 日本領釜山への侵攻)
●背景
・1945年、ソ連が朝鮮半島北部を完全に掌握
・傀儡国家として朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)を成立
・日本は釜山周辺のみに立て篭もり、以後ずっと膠着
そして1950年、
ソ連は中国南侵と同時に、朝鮮でも攻勢開始を命じる。
狙いは一つ:
→ 日本を朝鮮から完全に駆逐し、太平洋にソ連衛星国を出現させる。
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●1950年6月:
DPRK軍の総攻撃
(北朝鮮軍 + 在朝ソ連軍顧問団)
戦力
・地上軍 25万
・T-34戦車 400両以上
・砲兵・ロケット砲多数
・航空機はソ連供与のYak-9・Il-10など
攻撃
・洛東江を越える多軸攻撃
・海岸沿いに砲兵を集中し、釜山港を砲撃
・日本軍は釜山外周の要塞線で必死に抵抗
しかし日本側は…
• 陸軍:ノモンハン〜満州敗戦で弱体。釜山に約8〜10万のみ
• 海軍:強いが地上戦は補えない
• 航空戦力:限定的
→ 前線は徐々に押し下げられ、釜山市街地の一部に戦火が及ぶ。
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■ Ⅲ. 二つの戦争の関係
●(1)中華人民共和国の南侵
→ 中華民国が崩壊寸前に追い込まれ、日本に援軍を求める
●(2)北朝鮮軍の釜山攻勢
→ 日本は釜山死守で手一杯、出兵できない
●(3)ソ連の戦略
• 中華人民共和国と朝鮮民主主義人民共和国の同時攻勢で
東アジアの西側勢力を「全滅」させる
• 日本の釜山陥落 → 太平洋への進出の足掛かり
• 中華民国の崩壊 → 中国全土の赤化達成
これによって 1950年の東アジアは、戦後最大の危機に沈む。
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■ Ⅳ. 日本の反応(次の展開の伏線)
・釜山がもたない
・中華民国も崩壊しつつある
・ソ連は極東で核戦力を持っていない
・日本は1949年に核兵器を完成させている
→ 日本の国家安全保障会議では “核使用” が現実の選択肢として浮上
・局地的核使用で北朝鮮軍を壊滅
・中華戦争を停止させ、中華人民共和国軍を牽制
・アメリカは黙認
・ソ連は核報復できない
こうして 1950年の「二つの戦争」は核危機へと進む。




