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孤誓:けれど式神と呪いと、この命だけは確かにここにある3

作者:早坂知桜
現代日本の片隅。表向きは進学校、裏の顔は「式神使い養成学園」。
神尾千歳は、ただ“普通に生きる”ことを願う少女だった。だがある日、転入してきた白衣の教師《朧宮 或》が、彼女の運命を呪いごと引き裂いていく。

式神、呪い、封印、血筋、名前——すべてが「彼女に与えられたもの」ではなく、「彼女が抱え込まされたもの」だった。
失敗作《壱》との戦闘、封印されかける或、そして名を媒介とする強制契約——千歳は己の名を通じて、或をこの世界に繋ぎ止めてしまう。

だが、それは始まりに過ぎなかった。
呪の帳が開くとき、千歳の“名”は災厄を招く鍵となる。
記名式呪詛、監視の目、そして——過去の写真に写る、自分によく似た少女と“あの男”。

「君は、まだ何も知らない」
そう囁く或の声は、懐かしくも哀しく響く。

過去と現在、呪いと名、式神と主。
この命だけは、確かにここにある。
誰のものでもない私として——

少女と白狐が交わした、その“誓い”の果てに待つのは、救いか、破滅か。

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