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呪われた魔力

作者: 軽薄な豚

人類は現代において自然と共生出来るのか。

或いは既に共生をしているのか。


その問いの答えは個々によって変わるだろう。

だがしかし、断固として断言出来る事はある。

現代において人類は既に自然の一部を解析して管理しているという事だ。


水は冷たい。火は暖かい。

古代よりそれらの自然は人類に利用されていた。

或いはそれを共生と呼んでも良いのかもしれない。


だが、それらの自然は人に対して決して良い結果をもたらすだけでは無い。

時に無情に、時に残酷にその力を奮うことがある。


その力を調整するために、人は禁断の道を踏み出した。


その魔力は人に熱を与えた。凍えた手足を癒し、心までも温めた。

だがその存在によって世界は温床を手に入れてしまったといっても過言ではない。


その魔力は人に涼を与えた。篭った熱を下げ、心までも落ち着かせた。

だがその存在にによって世界は堕落への一歩を踏み出してしまったといっても過言ではない。


だが既にその存在に依存している人には、それは捨てきれない快楽となっている。

自然の猛威を人から退けるために作られた筈の力が、奈落の沼へと引き摺っているのだ。


いつか人は決断しなければいけないのかもしれない。

その快楽を捨てて自然の管理をすることを諦め、本当の意味での自然との共生を行うことを。


だが同時に誰もが知っている。




その魔力に充てられてしまった者はもう、戻れないことを。

エアコンもう付け始めてしまいました。

付けすぎには気を付けないとですね〜。

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