友情 precious
友情precious
〜始まり〜
「はぁ」。と高校3年B組の俺、碧永橙里はいつものようにため息をついていた。
なぜなら俺には友達がいない。
いわゆるぼっちだ。別に嫌われ者という訳でもない。
ただ長年ぼっちだった俺には人に自分から話しかける勇気がなかった。
そんな孤独な日々が続いていたある日の放課後廊下でぼーっとしていると、「碧永くんっ」と可愛らしい声が何処からか聞こえてきた。俺は焦った。「名前を呼ばれた事なんて毎朝の出席確認の時に先生に名前を呼ばれた事しかない……。」だから、俺は非常に焦った。どう接したらいいか分からない。しかも女の子だ。するとその可愛らしい声が近くで聞こえた。その声のする方をみると、そこには髪はショートカット・顔は少しボーイッシュな女の子がいた。
「俺のタイプだ…」という事を思っていると、「碧永くんどうしたの?」。と不思議そうにしていた。俺は反射的に「うわっ」と言ってしまった。
「びっくりしたぁ。碧永くんいつも1人だから一度話してみたかったんだ。」
「えっ、あ、あー…。」俺は何を言ったらいいか分からず混乱していた。
するとその子は「碧永くんって面白いねっ。慌ててる感じでがねっ。」
「なんか、からかわれているような気がする…」そう思った。
あっ私、B組雪原白。「よろしくねっ」。
「あぁ、よろしく。」
その時遠くから「白〜」という声が聞こえてきた。
「あ、『友達』来たからもういくね。バイバイー。」彼女はその声のする方に走って行った。
『友達』か……。
俺も頑張って友達作るか!。そう決心して家にかえった。
初めて小説書きました。全然面白くないと思いますが、これからがんばります。