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200文字小説

3Dの絵本(200字)

作者: オリンポス

今日はぼくの誕生日です。(だから何?

「この次世代型絵本は、ホログラムを使って、立体映像を映し出すことが出来るんだ」


 ぼくの友人は自慢げに3D絵本を披露した。


「さすが財閥の社長だね。絵本まで最先端なのか」


「ああ、きっと息子も喜んでくれるだろう」


「いや、奇遇だ。実はぼくも3D絵本を買ったばかりで」


「そんな馬鹿な。君みたいな庶民が買える価格ではないはずだ」


「見てみるかい?」


 ぼくは飛び出す絵本を見せてやった。

 それは紙製のアナログな絵本だった。

なぜか最近は、こんな微妙なS.Sばかり量産しています。


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― 新着の感想 ―
[良い点] はじめまして、餅角ケイと申します。 ついついクスリときてしまいました。 [一言] お誕生日おめでとうございます!
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