↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天涯孤独の微妙なアーティストの物語  作者: あまゆり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/60

第53話 タイマンボクシング

数多くの作品の中からのアクセスありがとうございます

素人ながら書いておりますので表現などわかりにくい部分もあるかと思いますが、宜しくお願いします

 私は喧嘩があまり好きではなかった


 小学校とか中学校の時って男子はやっぱり喧嘩して強くてなんぼ!みたいなところってあったかと思うけど、皆さんはどうですか?


 鈴木君と尾崎君の喧嘩があって、鈴木君も少し自信がついたのかオドオドすることが減り、結構ズケズケと私にも意見を言うようになってきた


 話は変わるけど、施設では大浴場があり、夕食の後は適当にお風呂に行った


 大体は、仲の良かった尾崎君や、田中君、信夫などで入ることが多かった

 当時、今も?私はアソコが小さくて毛も生えてなかったんだけど、尾崎君は立派なモノを持っていて、私はよくからかわれた


 尾崎君は田中君のモノを見て

「オマエちっこいのぉ〜」

 と言ってたんだけど、

 田中君は、

「男は大きさちゃうわ」

 などと言い返してはいたが、なんだか負けた感が出ていたようにも見えた


 そんな時、尾崎君が私に振ってきた


「雨夜君はど〜なん?」


 私は振られたくないから、無視して体を洗ってたんだけど無理やり尾崎君が私の股を開いてきた


「うわっ!田中より小さいやん!」


 私は恥ずかしくてたまらなかった


 田中君は、自分より小さい私がいたことに安堵したのか

「ホンマや!スモールやん。」

 と言ってきた。


 尾崎君は田中君を馬鹿にしたかったのか

「オマエも人のこと言えんぞ!このポークビッツ」

 と指をさして笑っていた。


 だが、田中君も反撃した


「うるさいねんビッグ!オマエなんかジャンボ尾崎やんけ!このジャンボ」



 この日から数週間、私たちはビッグ、ポークビッツ、スモールと呼び合うようになってしまった



 そんなある日のこと、私が岡本君こと、アッ君に鈴木君と尾崎君が喧嘩したことを話していたら面倒臭いことになってしまった。


「鈴木も施設なんや。なんか、あいつキモいねんなぁ」

 とアッ君は言って、鈴木君を教室に呼び出した。


 机や椅子を隅っこに寄せて岡本軍団と鈴木君とが教室の真ん中にいる形になった。


「おぅ!鈴木。オマエ施設で調子乗ってるらしいな。タイマンボクシングしようや」


 そう言って鈴木君に対戦相手を選ぶように言った。

 鈴木君からしたらたまったもんじゃない!

 なんで呼び出されたのかも解らず、しかもいきなりタイマンしろって…


 鈴木君は仕方なく?相手を選び始めた


 鈴木君が選んだ相手はタケ君だった。


 タケ君は、どちらかというと小柄な方で鈴木君より少し小さい感じだった。


 アッ君は

「おぉ!タケ、オマエご指名やで。ナメられたもんやのぅ」

 と、タケ君に言った。

 タケ君も

「マジか。なんかバリムカつくやん!」

 と、少しキレ気味に言った。


 私の中では、優しそうなタケ君だったが、意外に喧嘩が強いのかも?と思った。


 アッ君が

「はい!カーン!」

 と、ゴングの鐘のように言った


 キレ気味のタケ君は、フックで鈴木君の腹を殴って、鈴木君は腹を抑えて少し前屈みになった。

 すかさずタケ君は前屈みの鈴木君の背中に肘を打ちつけた

 5〜6発くらい肘打ちを背中に喰らわせたところに今度は高速で膝蹴りを腹に入れ始めた。


 鈴木君は、跪いて呻いていた。


「ちょっ…勘弁してよ」

 鈴木君は全く戦力を失っていた。


 アッ君は、

「タケではレベル違いすぎたんか?」

「雨夜やってみいや。俺ら、雨夜んことあんま知らんしな」

 と、言った。


「え?俺?」

 と、私は思ったけど、ここで弱みは見せられないと思って

「わかった」

 と、答え私は鈴木君の方へ向かった。


 私は内心、

「俺、別に今は鈴木のことムカついてないしなぁ」

 と思っていた


 どちらかというと私は知らない人にはキレるけど、知ってる人には中々キレられない。

 どうやってムカついてない相手と喧嘩したらいいんだ?


 とりあえず顔はやめとこうと思って、私も腹を殴り膝蹴りをして、調子に乗って回し蹴りを鈴木君の腹に入れてとどめをさした。


 鈴木君は

「もう、勘弁してよ。俺なんもしてないし」

 と言って謝った。


 アッ君は

「雨夜!オマエちゃんと鈴木に言ったれや!あんま調子乗んなよってな」


 と、私に言った。


 私も調子に乗って中指を立てながら

「カラス!オマエ調子乗ってんなよ。次また調子乗っとったら挽き肉にしちゃうよ〜」

 と言った。

これは、特攻の拓に出てくるマー坊君のセリフをパクってるけど笑

 

 この大袈裟なパフォーマンスにみんなは大爆笑だった。


 心の中で私は鈴木君に謝っていた。


 その後、本当に私と鈴木君がタイマンすることになるとはこの時は知る由もなかった

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

続きは不定期に更新していきますが、今後ともよろしくお願い致します


※この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。

一部、暴力的、性的描写、犯罪などの描写がありますので閲覧にはお気をつけ下さい

尚、作品については犯罪を助長するものではありません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。