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真マジェスト魔神伝説~魔神雷武と竜巫女~  作者: 黒羽冥


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93/124

シーン93絶望と。

魔王ゼルドリスの世界の蹂躙の波が止まらない。

世界各国では魔王ゼルドリス……そして魔王軍の進行を止めれずにいた。


『うああああーーーーーーーーーーーっ!?』

『きゃあああーーーーーーーーーーーっ!?』


そんな人々が恐怖の声を上げ苦しみ……時には食われ……そして倒され………やがて支配されていく。

そして力無き誰もがその恐怖に倒れ苦しみと絶望を感じていた。

そこで目にした光。

それはやがて。

その時…………俺達は。


『うおおおおおーーーーーーーーーーっ!?』


ドゴンっと激しい爆風を立て俺の拳が魔物を吹き飛ばす。


『ちっ……………魔王め…………………本当にしつこいな。』


その時…………ルキもまた、その力を振るっていた。


『アイスタイガー様!!!』


ダダダっと地を駆け、その周囲にいる魔物達を凍てつかせ…………そして破壊してしまうアイスタイガー。

空中では炎を纏った怪鳥が翼を広げ宙を舞う魔物を焼き払い消滅させていく。

そして大地では猛進していくエレファモス。

大地で襲い来る巨大なモンスターでさえその猛進を止めれずに倒され消滅していく魔物達。


『ルキ……………やはり凄い力だな。』

『お兄ちゃん………そんな事ないよ……これはお兄ちゃんはじめ………皆の力だよ…………私の力では、こんな戦い出来なかったもん。』


俺はルキの頭に手をかけ撫でる。


『ん?お兄ちゃん?』

『ルキ…:……ありがとう!お前がいてくれて本当に良かった!』


ルキは笑みを浮かべる。

すると、俺達に突然襲い来る巨大な魔物。

その瞬間。

俺達の目の前で竜巻が発生する。

ゴーーーーーーーーーーーーーーーッとその勢いで魔物達を切り刻んでいく。

宙から舞い降り現れたのは麒麟だった。


『おにぃ!おねぃ!』

『麒麟ちゃん!本当に凄いわ!』

『おお……これは………やはりお前は凄いぞ麒麟!!』


えへへーーーっと飛行しながら近づいてくる麒麟。

俺達はそんな弟に嬉しくも感じていた。

その時。

ザンっと聞こえた、なにかの強烈な音。

そして俺達の目の前に写ったのは麒麟が赤い飛沫を吹き出し……堕ちていく姿。


『いやあああーーーーーーーーーーーーっ!?』


恐怖と絶望の声を上げるルキ。


『麒麟ーーーーーーーーーーーん!!???』


俺は叫び、麒麟の元に走る。

そして、何らかの攻撃を受け地面に叩きつけられた麒麟だった。

麒麟の元へと駆け寄っていく。

すると………それを皮切りに『いやあああーーーーーーーーーーーーっ』という誰かの声が聞こえる。

目を向けた先には魔物に襲われているスクエルちゃんとカラーちゃん………。

俺は唇を噛み締め麒麟の元へと向かう。


『くそおおおおおーーーーーーーーーっ!?』


俺が辿りつくと麒麟は口から血を流し気絶しているように見えた。

彼を抱き上げ名を呼ぶ。


『麒麟!!???大丈夫か!?』


俺は叫ぶが……力なく目を閉じていた麒麟。

その時あちらこちらから聞こえてくるのは仲間達の劣勢の声だった。

先程まで優勢だった仲間達が押され始めていた。

そして………空より落ちてくるプテラちゃん。


『いやあああーーーーーーーーーーーーっ!!??』

『ちっ!??』


プテラちゃんを抱きとめ降りたっていったのはフェリスだった。

それはプテラちゃんが魔物にとらわれそうになるも間一髪の事だった。


『ふう………大丈夫か!?』

『はい大丈夫で……………………。』


プテラちゃんがほっとしたその時………彼女の目には何かが見えたのだろう言葉に詰まる。

その時。

ドゴンっと激しい轟音が鳴り響く。

そして、フェリスもまたプテラを抱き抱えながら大地へと沈んでいく。


『フェリスーーーーーーーっ!?プテラちゃんーーーーーーーーーーーーっ!!???』


俺は叫ぶもその声は届かないようだった。


『くっ!?くそおおおおおーーーーーーーーーっ!!!!!』


その時。


『きゃあああああーーーーーーーーーーーっ!?』


今度はルキの叫び声が響き渡る。

俺はルキの叫び声のする方へ目を向ける。

そこにはルキに襲いかかろうと待ち構えていた巨大な影があった。

すると……聞こえてくる何者かの声。


『クククッ………………………我が名は魔王ゼルドリス…………………力なき者どもよ………………我にひれ伏すがいい…………………………………………………。』


それは恐れていた光景。

もしかしたら………この光景をルキは予知夢で目にしたのかもしれない。

これが俺達の運命だとでも言うのだろうか。

俺は激しい怒りを覚える。

そして!!魔王目掛け飛び上がる!!


『うおおおおおおおーーーーーーーーーーっ魔王ゼルドリス!!!』


俺の拳がルキに迫る魔王の巨大な手を捉える!!!


『お兄ちゃん!!???』

『ルキ……………運命など……俺がこの拳で変えてやる。』


そして俺の拳が放った激しい衝撃は魔王の手を吹き飛ばす!!

一瞬怯む魔王ゼルドリス。


『貴様………………ドラゴン風情が!!!!!』


魔王の怒号………そして魔王の大鎌が俺に迫る!!

その時。


『魔王ゼルドリスよ………この世を滅ぼそうとする者…………………このまま我々は負ける訳にはいかない……………………………いずれお前を滅ぼす者がくるであろう…………………。』


そして。


『転地………………………………………………………。』


何者かがそう言った瞬間。

俺の視界は真っ白になり………いつしか意識が遠のいていったのだった。

お読みくださりありがとうございました。

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