シーン91仲間達。
俺達の戦いは始まった。
『ルキ…………気をつけろ。』
『うんっ!!!』
そしてルキが神器を広げ解放する。
目の前には神器から解放された三体の力が現れる。
白き氷の虎。
赤き炎の怪鳥。
そして黒き大地の巨象。
これが………………神によって創られたとされる神器の力。
『お願いいたします…………世界を守るためにお力をお貸しください。』
ルキは祈り………彼女の声に応えるかのように三体は一瞬三人の男女に見えた。
そしてルキに微笑む。
『行こう…………竜の巫女………………我々の力は貴女の意思のまま………………。』
三体は元へと戻っていく。
そして三体は戦場へ。
『ルキ…………流石だな…………じゃあ俺達も。』
『お兄ちゃん……………はい。』
すると。
『ルキ様………………………………………』
『俺達もお約束通り……………………』
俺達が振り返るとそこには二人の男達が立っていた。
そう………それはあの兄弟の姿。
『アースドラゴン!!??そしてバラコンダ!!???』
◇
◇
◇
そう…………この二人もまたこの旅で出会った仲間達だったんだ。
するとバラコンダはルキの前で膝まづく。
『お久しぶりです…………ルキ様。』
イケメン兄弟の兄であるバラコンダ、そして彼はルキの手をとると……手のこうにキスを残す。
『ぬあああっ!?バラコンダ貴様!!???』
『ふぅ………………待つがいい雷武よ……これはこの僕がルキ様を敬うという決意のものだ………。』
首を横に振りため息混じりにそういったバラコンダ。
気がつくと我が仲間の女子共も頬を赤らめているではないか。
するとバラコンダの背後からスーッと現れた双頭の魔物。
『グエエエエーーーーーーーーーーーっ!!』
ルキとバラコンダに襲いかかる魔物。
するとバラコンダは落ち着きはらい………スーッと腕を上げる。
その瞬間。
ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーンっと激しい轟音を立て…………何かが一つの頭を吹っ飛ばす。
次の瞬間………………叫び狂う残りの頭。
ドンっと現れたのは巨大なトリケラトプス。
『消えな……お前は僕に届かない。』
トリケラトプスがドーーーーーーーーーーーーーンっと魔物を吹っ飛ばす!!!
そして魔物は消え去っていく。
『おおっ!!!中々やるではないか。』
『凄いです……………ね、お兄ちゃん!?』
俺達は新たに加わってくれた二人に驚きつつも……………………。
『ルキ…………………お前は無理するな…!!』
ルキの目の前にドンっと音を立て襲い来る数頭の魔物達。
俺はルキの目の前に立つ。
『はああああああああーーーーーーーっ!?』
ドンっと炎を巻き込んだ俺の拳が魔物の身体を貫き倒す。
魔物は動きを止め崩れ落ちる。
すると上空からバサバサっと激しい風を立て襲い来る怪鳥の群れ。
『くっ!?しつこい!!!』
俺が身構えたその時。
ゴーーーーーーーーーーーーッと激しい竜巻が起こり魔物達を巻き込み切り刻んでいく。
『おにぃ!!お姉ちゃ!!』
『麒麟ちゃん!!!???』
『麒麟!!!助かったぜ!!!』
『うんっ!!!あはは!!!』
俺達兄弟もまたこの程度の戦いで屈するわけはないのだった。
そしてまた仲間達もその力をふるう。
『『うおおおおおーーーーーーーーっ!?』』
『『はあああああーーーーーーーーっ!?』』
バッサバッサとその力をふるっていく仲間達。
これは本当に凄い力だった。
『これなら!!』
『ああルキ……………俺達の仲間達は本当に頼れるよな?』
『うんっ!!本当だよ!皆本当に凄い。』
『な?だから皆言ったろ!?お前には…………』
バンっと魔物を殴り吹き飛ばす俺。
そして魔物は吹き飛び悲鳴を上げ消えていく。
『ルキ!!お前は俺達が絶対に守ってやる。』
『はああああああああーーーーーーーーーっ!!!』
身体から爆炎を上げる俺。
『お前は一人じゃないんだ!!皆でお前の未来を変えてやる!!!!!』
『お兄ちゃん!!!???』
ルキは俺の名を叫び涙を流す。
『ルキ…………………その涙は……………………』
『嬉し涙にしようぜ。』
俺はそう告げ………………………攻撃に移る。
『お兄ちゃん…………………………………うんっ。』
俺達の戦いは更に加速し魔族の猛攻を抑え………………そして攻撃へと転じていく。
その数を確実に減らしていく魔物達。
だが…………この大地のどこかから湧いて出てくる魔物達。
『くっ!?倒しても倒しても湧いてくるようだな。』
『ええ………………でもきっとこの戦いは私達が。』
スクエルちゃんとゴリさんも戦いに優勢ではあった。
だが……………………。
奴らの軍勢も更なる進化を見せ始める。
きっても再生する魔物………燃やしても冷気を放ち炎を消してしまう等……………徐々に魔物達に変化が起こる。
そしてその背景には………数名の魔物………いや。
魔族が立っていたのだった。
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