シーン64荒廃した村。
俺達は仕方なく森を山を目指し歩く事になったのだが。
クンクン……クンクン…………となんと匂いを嗅ぎ始めたのは彩ちゃんだった。
彩ちゃんは二足歩行でひたすら歩いている。
『彩ちゃん!?』
『クンクン………クンクン……………はい!?なんでしょう!?』
ルキに声をかけられた彩ちゃんがいつの間にか四つん這いになりながら後ろを振り向く。
『いやあ……段々這っていってると……あのその………スカートから見えちゃうよ………彩ちゃん!?』
『ん!?いやあああーーーーーーーーっ見ないでえええーーーーーーーーっ!?』
次の瞬間水が俺の顔面向かって大量に飛んでくる!!
『なああっ!?』
俺は水をすかさず躱す。
『フン……何度もこの俺がそんな攻撃に当たるわけがなかろう………………ん!?』
すると何らかの異変を感じてしまう。
次の瞬間。
ゴロゴローーーーーーーーーーーーーっ。
バリバリーっっっと落雷が俺の頭上からなんと雷が落ちる。
『んぎゃあああーーーーーーーーーーーっ!?』
『あわわ!ごめんなさい!!』
そんな俺の髪は……………せっかく治っていたのだが…………………………。
またアフロ化していたのだった。
◇
◇
◇
『うーん………その感情に任せた攻撃は控えた方が良いのではないか?』
俺はアフロのまま、そうつげる。
『はい…………………………。』
◇
◇
◇
俺達は進む………。
俺はアフロがどうしても気になりドラゴン化をしてみる。
だが俺の頭頂部にはなんとまるで鳥の巣の様なアフロが乗っかっているではないか。
くすくす笑っている奴ら。
頭頂部には例によって例の如く面白がるねことイタチがまるで雛のようにピーピー言ってるではないか。
しかも丁寧に口には何かで作ったくちばしをつけるという徹底ぶりだ。
『腹が減ったピー!!』
『なにか食わせるでありますだピー!!』
『おいおいお前ら、俺の頭の上で遊ぶんじゃねえ!』
すると何やら俺の背中に寒気が走る。
俺は思わず上空を見上げる!!
『ん!?な!?なんだ!!???』
キラリと光り輝く何か。
『んなっ!?なんだあああーーーーーっ!?』
そして俺の目に見えてきたのは巨大な怪鳥だった!!
『『なにいいいいいーーーーーーーーーーっ!?』』
『俺の頭は…………………巣じゃねえええーーーーーーーーーーーーーーーっ!!???』
ブオンっと俺が追い払おうとする。
怪鳥はグオンっと爆風を立て舞い上がり躱していく。
そのまま一回転をし、なんと!!!
俺の頭に止まったではないか!!!????
俺は震える。
『くっ………………………』
『お兄ちゃん!?そおっとしてれば………きっと飛んでくと思うの』
『そ、そうかルキ!?』
『う、うん…………………多分…………………………』
すると何かルキの身体もぷるぷると震えていた。
きっと俺のこの状況に笑う我慢しているのだろう。
『くっ…………このままではルキに失態を見せ続けてしまうではないか…………それだけは…………それだけは避けなければなるまい!!!!!』
俺はこの状況を脱する為に覚悟を決める。
『このデカイとりめ………………いつまで俺の頭の上に止まっているのだ…………いくぞ………………俺の炎に耐えれんだろう………………このまま大人しく飛び立つがよい…………………………………………。』
俺は全身に炎を纏っていく。
そして。
『最大火力だ…………………………………はあああああーーーーーーーーーーーーーーーっ!!??』
ボウッと炎は燃え上がり巨大な鳥は驚きバサッと巨大な翼を広げる。
『さあ………飛び立つがいい……………………鳥めえええええーーーーーーーーーーっ!!???』
するとルキの叫ぶ声が聞こえる。
『お兄ちゃん!!!???ちょっと………それは危ないと思うの!!!』
『あーーーっハッハッハッは!!!大丈夫だ!!このまま鳥は飛び立つハズだ!!!』
すると上から飛び降りてくる二匹!!!
『おい!!!ヤバいぞ!!???』
『大人しくした方がした方がいいと思うであります!!!』
ん!?こいつらも遊んでた癖に何を言ってるのだ!?
その時、俺の髪を鷲掴みする巨大怪鳥。
『ん!?なんだこいつ!!離せ!!!離すのだ!!!』
すると俺の身体が浮き上がり始める。
『なんだと!?くっ、このまま掴まれながら飛び立たれてたまるか!?お前らも手伝えっ!!!』
『分かった!!』
『分かったであります!!!』
二匹は俺の足を掴む。
『お兄ちゃん!!???それはダメだと思うの!!』
ルキがさらに叫ぶ。
次の瞬間怪鳥は飛び上がる。
すると。
ブチブチブチっ!!!????
『あ…………』
『『あっ!!???』』
『『ああああああーーーーーーーーーーっ!?』』
怪鳥は空高く飛び上がる…………そう……俺の赤い髪をその足に掴みながら。
そして皆の視線が俺の頭頂部に向けられたのだった。
『ぬあああああーーーーーーーーーーっ!?』
俺の頭頂部がスースーする。
すると涙目の俺の目の前にはボロボロになった村が見えてきたのだった。
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