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???2

速やかに機体は帰還し、ドックに到着後機体から降り、廊下を歩く。

操縦桿を離すと、どこを見ていたのか、どこを狙っていたのか曖昧になり、終ぞ犬がいた場所は見つけられなかった。


「俺は悪くないんだ」


口から不意にそう出た時、医務室の前を通った。

医務室のドアは日頃から開いていたので、ついでに今回の作戦で誰か負傷した者は居ないのか、中を覗き込んでみた。

一番奥のベッドにシムがいた。

「アレ」にやられたらしく酷いありさまだったが、生きていた。


「よう、無事だったか!」


こちらに気付いて無事な方の手を挙げた。


「あぁ、シム…。お前も生きてたんだな」

「この様だけどな。…おい、お前、シャワー浴びて来いよ」


シムがニヤニヤしながら俺を見た。


「よくある事だけどよ…」


何やらニヤニヤした顔や笑いは抑える気が無い様だ。

訳が分からないまま、用意されている着替えを持ちシャワールームへ向かう。

未使用のロッカーへ投げ込むと服も脱ぎだした。

上は汗で染みてベタベタしく、脱ぐのもやっとだった。

ベルトに手を掛けた時、ズボンにシミが出来ていいる事に気が付いた。


…そして、俺の下着には白いものがベッタリと付着していた。

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