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魔導士物語  作者: 湖南 恵
第四章 魔法王の森
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五十四 殿軍

 パッサウ市に向かって退却している帝国軍は、五千人を切るまで減少していた。

 これを全力で追撃するケルトニア軍は八千人、その先頭を走る騎馬隊は三百騎ほどであった。


 残りの二万人余は陣容を整え直し、通常の進軍速度でその後を追う。

 本隊には足の遅い工兵隊や輜重隊、役目を終えた弓兵隊(疲労で継戦不能)などを含んでいるからである。

 そうでなくても、逃げる敵を追撃するのに大兵力は不要なのだ。


 帝国軍は先行しているものの徒歩である。騎馬隊が捉えるのは時間の問題であり、戦闘が始まれば後続の歩兵もすぐに追いつくだろう。


 こうした場合、退却する側は殿軍しんがりが追撃を食い止め、味方を逃がすのが常道である。

 私の予想どおり、帝国軍はこの殿軍を残していた。

 殿軍は時間稼ぎが目的であって、生還できないことを覚悟しなければ務まらない。


 私は感心せざるを得なかった。最初の陣地戦でもそうだったが、なぜ彼らは死を恐れずに、こうまで規律を保っていられるのだろうか?

 エルフであるという身分を隠し、帝国領に入り込むのは面倒だったが、私は来てよかったと考えている。

 少なくとも、私の人間観はかなり変わったような気がする。


      *       *


 踏み荒らされた牧草地に留まっていたのは、およそ二百人の帝国兵であった。

 彼らは大きな盾を構えた兵を前列に並べ、円周防御の態勢を取っていた。

 盾はこのために用意されていたのだろう、帝国兵の標準装備とは全く別物であった。

 全金属製で、下部に長い爪が付いており、それを地面に突き刺して固定している。ケルトニアの重装歩兵の盾と似たような感じであった。


 追撃軍の先頭を走る騎馬隊は、半数を左右に分けて、この殿軍を迂回する動きを見せた。

 相手は二個大隊程度の寡兵で、カメのように首をすくめているのだ。騎馬隊全軍で相手にする必要がないと判断するのは、至極当然であった。


 だが、帝国兵たちはただの置物ではなかった。

 自分たちの脇をすり抜けていこうとする騎馬隊に対し、円陣からの一斉射撃が始まったのだ。


 地面に片膝をついた弓兵たちが、並んだ盾の隙間から続けざまに矢を放つ。

 私の視力は、彼らが持つ奇妙な武器の姿を捉えていた。

 一般兵が持つ携帯弩に比べて一回り大きく、上部に長方形の箱のようなものが付いている。


 弓兵たちはろくに狙いもつけずに矢を放つと、大型の取っ手を手前に倒し、すぐに次の矢を発射した。

 取っ手は、張力の高い弦を引くための装置だと分かったが、矢をつがえる動作がないのが不思議だった。


 後で知ったのだが、これは連弩れんどと呼ばれるものだった。上についている箱に矢が入れられており、自動的に装填される仕組みだ。

 弩は強力だが、発射速度が遅いという欠点がある。これを補うための工夫らしいが、これにも感心させられた。


 ケルトニアのロングボウには、一方的に叩かれていた帝国軍であるが、中・近距離で集団運用される弩は、強力な打撃力となる。

 相手は騎馬兵だから、別に人間を狙う必要はない。的の大きな馬に当たれば落馬は必至で、巨大な軍馬は凶器に変わる。

 馬さえ倒せば、騎兵は簡単に無力化できるのだ。


 左右に分かれた騎馬隊の指揮官は、大きな弧を描いて回頭し、本隊に合流した。

 強引に突破を計れば、無防備な横腹や背中に攻撃が集中し、とんでもない損害を被るから、これは当然の判断である。


 小賢しい抵抗を見せる敵を一気に殲滅する。騎馬隊はそう覚悟を決め、突撃態勢を取った。

 正面からの攻撃でも損害は免れないが、前面投影面積は最小となる。

 一トンに近い体重の軍馬が突進すれば、いかに頑丈な盾を構えようとも無意味である。


 いったん距離を取った騎馬隊は、楔形となって馬の尻に鞭をくれた。

 蹄が一斉に土を蹴って、腹に響く重低音が轟きわたり、騎兵たちは槍を構えて雄叫びを上げた。


 全力突撃を敢行する騎馬隊に対し、帝国兵たちはなぜか矢を射たなかった。

 その代わり、予想外のことが起きた。

 騎馬隊の進路に、突如として炎の壁が出現したのだ。


 本来、馬は臆病な動物である。いくら障害物を恐れず踏み潰すよう訓練されていても、相手が火となると話は違う。

 馬たちは甲高いいななきを上げ、棹立ちとなった。

 止まろうにも勢いがついているから、壁の直前でつんのめるように倒れ、騎手を炎に向けて吹っ飛ばした。


 そこに後続の騎馬が突っ込み、突撃の先頭は大混乱となった。 

 しかも、炎の壁を突き破って帝国軍の矢が飛んできた。

 隊の指揮官は暴れる馬をどうにか抑え込み、生き残った部下をまとめて後退させるしかなかった。


 帝国軍はしたたかだった。彼らは殿軍の中に魔導士を残していたのだ。

 炎の壁(ファイアウォール)は、時間稼ぎのコケ脅しに過ぎないと露見していたが、こと騎馬隊に対しては、極めて有効だと見越していたのだ。


 これでは騎馬隊の突入は不可能である。

 指揮官は止むなく後退し、円陣から距離を取った。

 だが、ここで幸いなことに、後続の歩兵が追いついてきた。


 歩兵たちは騎馬隊の失態を目撃していた。

 彼らは仲間の復讐を誓い、槍を構え、わめきながら突入していく。

 当然のように、帝国軍の円陣からは矢が飛んできた。


 彼らは敵を追うため、盾を捨てていた。帝国の矢は次々に放たれ、どれも面白いように当たった。

 ただし、帝国の弓兵は百に満たない数である。殺到する数千の敵を、すべて倒すなど不可能であった。

 ケルトニア軍は味方がどれだけ斃されても、ひるむことなく突撃した。


 その目の前に、待っていたように炎の壁が出現した。

 だが、彼らは馬ではない。恐れずに目を閉じ、息を止めて飛び込めば、容易に突破できると知っていたのだ。


「同じ手がいつまでも通用すると思うな!」

 ケルトニア歩兵は嘲笑い、次々に炎に突っ込んでいった。


      *       *


「あ~あ」

 私は思わず嘆声を洩らすと同時に、目を閉じて首を振った。

 この戦いに感心するのは、これで何度目だろうか?

 その一方で、私は帝国軍の作戦立案者に不満を覚えていた。


 帝国軍が炎の壁を利用して、騎馬隊の突撃を阻止したのは見事だった。

 彼らはろくな攻撃魔法を持たない魔導士を、創意工夫によって存分に活用してみせた。


 それはいいが、帝国にとって魔導士は希少で、替えの利かない存在のはずだ。

 殿軍にその魔導士を十人近く残したということは、彼らをここで失うことを意味している。

 いくら五千に近い本隊を救うためとはいえ、あまりに近視眼的な作戦ではなかろうか。

 そう思っていたのだが、人間の知恵は私の浅はかな思慮を上回っていた。


 私は高いスギの梢近くから、猛禽類に匹敵する視力で、戦場を俯瞰するように眺めていた。

 したがって、帝国の魔導士たちが出現させた炎の壁の違いに、ひと目で気づいていた。


 これまでの炎の壁は一枚だったのが、今回に限っては〝五枚重ね〟だったのだ。

 思えば最初の戦いでは、多数の魔導士が協同して、数百メートルに及ぶ長大な壁を現出させていた。

 それは、総兵力三万の敵と対峙するのに必要な措置だった。壁が短ければ、回り込めばいいだけの話だからだ。


 一方、この撤退戦で騎馬隊に対して使用した壁は、三十メートルほどの長さしかなかった。

 楔形陣形で突入してきた騎馬隊を遮るだけだから、長い壁は不要であることは分かる。

 だが、そうだとしたら、十人もの魔導士を殿軍に残す必要はないはずだ。


 ところが、帝国の魔導士たちは、ここで初めて多重壁を展開したのだ。

 すなわち、一枚の壁(恐らく二人がかり)の後ろに、三十センチほどの距離を空けて次の壁を作る。これを繰り返して五重の壁を構成すれば、その厚みは五メートルを超える。


 当然、炎を目の前にしたケルトニア兵が、そんなことに気づくはずもない。

 彼らは〝壁は一枚で、厚みは一メートル〟という固定観念に囚われていたのだ。

 そこに勢いよく突っ込んでしまった者たちの運命は、推して知るべしである。


 一瞬で抜けるはずの炎の先には、また次の炎が待ち受けていた。

 歩兵たちは、たちまち炎に包まれた。熱さと苦しさに絶叫しようにも、口を開けば気管に数百度に熱せられた空気が入り込み、喉から肺胞までが焼け爛れた。

 悲鳴を上げることも許されない兵たちは、炎の中で死の踊りを舞い、次々に斃れていった。


 後続の者たちが、どうも様子がおかしいと気づいた時には、百人を超える兵士が焼死した後だった。

 壁の長さは三十メートル足らずなのだから、最初から回り込めばいいだけの話だったのだ。


 そして、この数分間の悲喜劇の間に、帝国側の円陣が崩れた。

 後方の盾の列が扉のように開き、円陣の中から騎馬の群れが飛び出したのだ。

 

 私は樹上で思わず背筋を伸ばし、眉根を寄せて目を凝らした。

 円陣から駆けだしたのは九騎。馬上の人物は、ほかの帝国兵とは異なり、肩から黒いハーフマントをなびかせていた。


 なるほど、殿軍の中にはあらかじめ馬が用意されており、ケルトニアの混乱に乗じて魔導士を逃がしたのだ。

 帝国軍は極めて合理的な軍だということを、今さらのように思い知らされる。


 もちろん、ケルトニア軍も黙っているわけがない。

 歩兵たちの多くは、弓と矢筒を背負っていた(ロングボウではない普通の弓)。

 筒に入った矢は十本足らずだったが、彼らはそれを引き絞って、走り去る魔導士たちに向け、てんでに射ちまくった。


 だが、魔導士たちはすでにかなりの距離を稼いでいた。

 そのため、ケルトニアの矢はほとんどが届かず、わずかに一本だけが、最後尾を走る魔導士の背中に突き刺さった。

 その魔導士は馬上で大きくぐらついたが、落馬はどうにか免れ、背中に矢を突き立てたまま、仲間の後を追って走り去ってしまった。


 ケルトニア軍も、逃走したのが魔導士だということに気づいていた。

 不覚にも逃がしてしまったが、逆に言えば、もう炎の壁は出現しないということだ。

 そのため、いったんは下がった騎馬隊が、再び突入の態勢に入った。


 ところが、騎馬の一団が帝国の円陣にあとわずかの距離まで迫ると、またしても地面から炎が吹き上がった。

 つまり、魔導士隊の中にも殿軍を命じられ、残った者がいたということだった。


 さすがにケルトニア側も最初から警戒しており、同じ手は喰わなかった。

 騎馬隊を率いる隊長は、炎の壁の直前で馬の方向を変え、鮮やかな手際で部下たちを回頭させた。


 撤退した騎馬隊に替わり、再び歩兵隊が殺到する。

 すれ違いざまに馬上の隊長が怒鳴った。

「敵の魔導士は恐らく一人だ! 今度こそ壁は一枚、薄いぞ!」


 その言葉は、歩兵たちを勇気づけた。

 帝国の円陣から矢が飛んでこなくなったのも、彼らの勢いを増した。

 矢を射ち尽くしたか、迂回を試みる騎馬隊を妨げるために残しているのか、どちらかなのだろう。


 歩兵たちは槍を振りかざして吶喊とっかんした。

 帝国の円陣は、分厚い大型金属盾を地面に喰い込ませて備えている。あれに槍を突き入れても、ほとんどダメージは与えられまい。


 ケルトニア軍は長柄の槍で襲いかかった。

 それを槍と呼んでよいのか、いささか疑問が生じるところである。

 長さは三メートルを超し、その端には丸い金属球がついていた。

 槍というよりも、棒と呼んだ方が正確かもしれない。


 歩兵たちはその長い棒を振り上げ、渾身の力を込めて叩き下ろした。

 棒はよくしなり、反動で勢いのついた先端の鉄球が、帝国守備兵の頭上を襲った。

 盾を構える守備兵は、一般兵のような革兜ではなく、面頬のついた金属製の兜を装着していた。

 それなのに、振り下ろされた鉄球は、ぐしゃりと兜を陥没させた。


 狙いが外れて、棒が肩や腕に当たることも多かったが、守備兵は革鎧しか装着していない。

 骨が砕ける鈍い音が響き、苦悶の声があちこちから湧き上がった。

 兜ごと頭蓋を叩き割られ、即死した兵は幸せだったのかもしれない。


 ケルトニア兵は、長柄の槍で滅茶苦茶に叩き続けた。

 あっという間に守備兵の隊列は崩れ、地面に喰い込ませた盾だけが残った。

 そこへ、普通の槍を構えた歩兵が突入する。

 盾を蹴り倒し、立っている者は見境なく突き殺した。倒れている者は容赦なく踏みつけた。


 帝国側も槍を突き出し、剣を抜いて躍りかかってきたが、人数と勢いの差が圧倒的であった。

 帝国兵たちは人の波に呑み込まれ、次々に斃れていった。


 彼らは知略を尽くし、自分たちとほぼ同数のケルトニア兵を道連れにした。

 必要な時間を稼ぎ、仲間の大部分の命を救ったのだ。

 殿軍の兵士たちは、定められた運命に従うしかなかった。次は殺される番だった。


      *       *


 私は感慨を抱きながら、帝国軍の円陣が崩壊し、ケルトニア軍に吞まれていくさまを眺めていた。

 彼らの本隊は、もう数キロ先に逃れており、私の視力でも土埃しか見えなくなっていた。

 この撤退戦は、本当によく練られていたから、彼らが撤退した先には、馬や馬車といった移動手段が用意されているに違いない。


 視線を元に戻すと、二百人ほどいた帝国の殿軍は、ほぼ制圧されていた。

 傭兵が主体のケルトニア兵たちは、伝統的に捕虜を取らない。敵兵は例え降伏したとしても、無造作に殺すのが彼らのやり方であった。


 帝国兵でまだ立っていたのは、わずか十数人の集団だけだった。

 彼らは少人数で円陣を組み、最後の抵抗を続けていた。

 ケルトニア兵は下卑た笑い声を上げながら、いたぶるように槍を突き入れ、一人、またひとりと、愉しみながら敵を殺していく。


 仲間が斃れても、帝国兵たちは円陣を崩さない。普通なら一か八かで相手に挑みかかり、一人でも道連れにしようとするものだが、彼らは誰かを必至で守ろうとしているようだった。


 私は目を凝らした。戦いの決着はついたが、彼らの行動に興味を抱いたのだ。

 やがて、ようやく帝国兵たちの意図が読めてきた。

 彼らが円陣の中央に入れて守っているのは、小柄な女性兵であった。

 肩から黒いハーフマントを垂らしているのが垣間見えたから、一人だけ残された魔導士なのだろう。


 ケルトニア兵たちも、それに気づいたようだった。

 女がいるのならば、それは一級の戦利品である。生け捕りにして、死ぬまで犯し尽くすべきだ。

 今夜の野営では、この女の前に長い行列ができることだろう。


 そうとなれば、邪魔をする帝国兵たちと遊んでいる場合ではない。さっさと殺して、女を縛り上げねばならない。

 ケルトニア兵たちは憐れな犠牲者を取り囲み、槍を持つ手に力をこめた。

 その時である、帝国兵の円陣から、白い光がぜた。


「明かり魔法……いや、マジックアローか?」

 私にはその光が魔法によるものだと、直感的に理解できた。

 男たちに守られている女魔導士が、最後の抵抗として敵を攻撃しようとしたのだろうか?


 白い光は、魔導士の頭上から、放物線を描いて飛び出した。

 そして、まるで意思があるかのように、空中でふらふらと左右に揺れ動いた。

 わずかな間を置いてから、その光はケルトニア兵が最も密集している場所を見つけ、そこに吸い込まれていった。


 次の瞬間、信じがたいことが起きた。

 白い小さな光が突然爆発を起こし、巨大な炎の渦を発生させたのだ。

 しかも、それは直径十メートルを超す、半球状の結界に閉じ込められていた。


 炎の龍は白橙色に輝き、結界内部で縦横に暴れ狂った。

 炎の壁とは段違いのエネルギーである。恐らくあの中は、数千度の灼熱地獄と化しているだろう。


 結界に取り込まれた兵の数はよく分からなかったが、少なくとも五十人を超していただろう。

 荒れ狂う炎は、わずか十秒足らずで忽然と消え失せたが、焼け焦げた地面には、真っ白な骨の破片だけが残されていた。

 装備も肉体も焼け、溶け、蒸発し、周囲には吐き気を催す悪臭が漂った。


 突然の惨劇に、ケルトニア兵たちは呆然とするばかりであった。

 だが、すぐに彼らの脳内で、帝国の魔導士が放った白い光と、あの恐ろしい爆発とが、因果関係として結びついた。


 ご親切なことに、帝国の女魔導士はその検証を手伝ってくれた。

 再び彼女の頭上から白い光が放り出され、今度は迷うことなくケルトニア兵の集団に飛び込んだのだ。


 そして、先ほどと寸分違わぬ大爆発が起き、炎の龍が結界の内部で暴れまわり、またしても五十人余の命が奪われた。

 もう疑う余地はなかった。

 あれはただの女ではない、恐ろしい〝魔女〟だ!

 生け捕って犯すなど、とんでもない話だ。膣に牙が生えていて、れた瞬間に男根が喰いちぎられるに決まっている。


 ケルトニア兵たちは、傭兵としての経験を積んだ強者揃いだった。その判断はすばやい。

 彼らは怒号を上げ、三度目の悲劇が起きる前に、一斉に槍を円陣に突き入れた。

 十人程の帝国兵は、あっさりと殺された。

 小柄な女魔導士も、全身を穴だらけにされ、悲鳴を上げる暇もなく絶命した。


 かくして、帝国の殿軍は運命に従い、全滅したのである。


 見物をしていた私は、樹上で呆然としていた。

「何なのだ? あの魔法は……!」

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