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柳樺麗恋-リュウカシレイ-  作者: 曇珠櫻 妃麗
8/10

7、六花メンバー3

樺恋はというと…


樺恋かれん

「薫梨先生、お邪魔します。」


樺恋は唯澄の家に遊びに来ていた。


薫梨かおり

「えぇ、ゆっくりしていってくださいね。」

唯澄いずみ

「え、樺恋!?」

樺恋かれん

「ん?」


唯澄の後ろから誰かが出てきた


???

「唯澄、あれ?あ!クラス会長っすよね?」

???

「へぇ〜。唯澄くんは、会長はんと仲良しなんか。」

樺恋かれん

「誰?」

???

「え…。同じクラスなんすけど!」

???

「えげつないなぁ〜。」

唯澄いずみ

「樺恋は興味ないことは覚えてないからな。」

???

「そうなんすか。あ、俺、聖条せいじょう呉羽くれはっす!同じクラスで、サッカー部所属っす!よろしくっす!」


聖条 呉羽

年齢:15歳 高1

部活:サッカー部部員

その他:

チャラい感じ

〜っすという喋り方

両親は有名なサッカー選手である

特待生として淡雪にきた

唯澄と仲良くなった


???

「うちは、おぼろ栗花落つゆり言います。あぁ、女やのうて男なので間違えんとってな。バレー部所属や、よろしゅう。」


朧 栗花落

年齢:15歳 高1

部活:バレー部部員(MS)

その他:

関西弁が特徴的

兄のことは尊敬している

おっとりしているが頭がきれる

感情の起伏が乏しい

長い髪の毛を横で三つ編みをし、束ねている

試合の時や運動をする際は、後ろでポニーテールしている


樺恋かれん

「そう。よろしく。唯澄。」

唯澄いずみ

「あぁ、トレーニングか。もう少し待ってて。」

樺恋かれん

「わかった。じゃ、朧くんと聖条くん…またね。」


樺恋は、リビングで待っていた。

唯澄たちはというと…


呉羽くれは

「唯澄!会長どどうゆう関係なんすか!?」

栗花落つゆり

「あぁ、それ、うちも気になるわぁ〜。」

唯澄いずみ

「幼馴染。漣家、月城家、水篠家は隣り同士だからな。母親たちは共同でダンススタジオ経営してるから、子供は全員社交ダンス踊れるぞ。」

呉羽くれは

「そうっすか。」

栗花落つゆり

「で、トレーニングってなんなん?」

唯澄いずみ

「樺恋の目は特別だからな。基本、樺恋が3家の子供のトレーニングつけてる。日付が被ると柳樺さんとか麗さんが代わりに行くことが多いな。」

栗花落つゆり

「そうなんや。それ、うちも参加してもええ?」

唯澄いずみ

「樺恋に聞かないとわからないな。呼んでくる。」


唯澄が部屋から出た。


唯澄いずみ

「樺恋、栗花落と呉羽が一緒にトレーニング参加したいらしいけどいいか?」

樺恋かれん

「質問とあれ、大丈夫なら…。」

唯澄いずみ

「わかった。部屋きて。」

薫梨かおり

「唯澄、おやつ用意しますか?」

唯澄いずみ

「大丈夫。」


唯澄の部屋では


唯澄いずみ

「樺恋の質問を受ければ大丈夫だってよ。」

呉羽くれは

「質問ってなんすか?」

樺恋かれん

「100mダッシュをするとしたら、何本連続で走れる?」

呉羽くれは

「30本すね。」

栗花落つゆり

「25本ってとこやな。」

樺恋かれん

「シャトルランは?」

呉羽くれは

「128っす!」

栗花落つゆり

「124やな。」

樺恋かれん

「足、見せて。」

呉羽くれは栗花落つゆり

「あし!?」

唯澄いずみ

「樺恋の目は特別だから、見せてやってくれ。」


呉羽と栗花落が立って、足を見せた。


樺恋かれん

「聖条くんは膝、痛めてる。ちゃんとケアすべき。朧くんは、最近足首捻ってる。少し、痛みがあるはず。うん、上脱いで。」


呉羽と栗花落は樺恋の発言に言葉を失っていた。


唯澄いずみ

「樺恋…。言葉が足りてない。上を脱ぐことで、素肌を見ることができる。服越しよりも素肌をみた方が正確なデータがとれるから上を脱げと樺恋は言いたいんだ。」

樺恋かれん

「そう言ったつもりだけど。」

唯澄いずみ呉羽くれは栗花落つゆり

「言ってない!・言ってないっす!!」


呉羽と栗花落が上を脱いだ。


樺恋かれん

「聖条くんは、筋力が足りてない。朧くんは、腕痛める可能性あるからフォームの改善が必要。今日のトレーニングは私と一緒に走ってもらう。今から行く公園の外周が1kmだからちょうどいいと思う。」

唯澄いずみ

「要するに、基礎体力づくりだな。」

呉羽くれは

「会長も走るんすか!?」

唯澄いずみ

「樺恋はどの種目でもトップになれるほど運動能力高いからな。」


その後、みんなでトレーニングをした。

公園にて…


呉羽くれは

「も……もう、無理っす!!!!」

栗花落つゆり

「も、もう、走られへん。」

唯澄いずみ

「はぁ…はぁ…きっつ!!」

樺恋かれん

「はぁ…はぁ…疲れた。」


栗花落と呉羽は寝そべってへばっていた。

唯澄は、膝に手をつき肩で息をしていた。

それに対し、樺恋は少し息が乱れている程度だった。


樺恋かれん

「ペース、速かった?」

呉羽くれは

「速いっす!!」

栗花落つゆり

「速すぎやろ。」

唯澄いずみ

「言っておくが、樺恋ならいつもより遅く走ってるからな。」

呉羽くれは栗花落つゆり

「はぁ!?」

樺恋かれん

「あれ?」


樺恋がみた方向に帰宅中の兄たちの姿を見かけた。


耀よう

「樺恋。何してるんだ?」

樺恋かれん

「トレーニング。」


耀は樺恋に近づくなり、タオルで樺恋の汗を拭いた。


水翔みなと

「唯澄。」

唯澄いずみ

「樺恋にトレーニングつけてもらってた。」

水翔みなと

「そう。で?そこの2人は?」

れい

「なんや、栗花落もいたんか。」

栗花落つゆり

「いたらダメなんか?唯澄くんの家に遊びにいってたんよ。」

梓騎しき

「あ?これが、妹か。」

樺恋かれん

「誰?」

唯澄いずみ

「樺恋!3年生の先輩だから!!」

樺恋かれん

「だって、知らないし。」

れい

「あははは。知らへんのか。」

梓騎しき

「俺らを知らないってどうゆうことだ?」

耀よう

「あぁ、樺恋は興味ないことは覚えないからな。」

栗花落つゆり

「あぁ、会長はん。こっちが朧嶺ゆうてうちの兄さんやね。一応、生徒会の議長やっとるんよ。で、隣の先輩は九頭龍梓騎先輩や。水泳部の部長さんで、生徒会庶務やね。」

樺恋かれん

「ありがとう。」

耀よう

「で?」

呉羽くれは

「聖条呉羽っす!サッカー部に所属してるっす!よろしくお願いしまっす!!」

栗花落つゆり

「改めて、朧嶺の弟で栗花落言います。バレー部に所属しとります。よろしゅう。」


その後、みんなで帰宅した。


優華ゆうか

「あら、人数が増えたわね。」

梓騎しき

「お邪魔します。」

れい

「お邪魔します。」


水翔・唯澄・栗花落・呉羽は水篠家にいった。


耀よう

「母さん、こいつら今日泊まるからよろしく。」

優華ゆうか

「わかったわ。どこで寝てもらおうかしら。」

樺恋かれん

「私の部屋かそうか?」


樺恋は一人部屋である。


耀よう

「樺恋、いいのか?」

樺恋かれん

「うん。耀兄のベットで私が寝ればいいから。」

耀よう

「あぁ、助かる。ありがとうな。樺恋、先に風呂に入るといい。」


耀は、樺恋の頭を撫でていた。

撫でられた樺恋は笑みを浮かべていた。


樺恋かれん

「わかった。」


耀が樺恋に甘々な光景をみた梓騎と嶺は大変驚いていた。


佳翔かいと

「嶺と梓騎だ〜。この光景普通だから〜。慣れてね。」

海礼みゆき

「れん。」(樺恋に抱きついた。)

樺恋かれん

「みゆちゃん、お風呂入るからその後ね。」

柳樺るか

「何が、その後なの?」

樺恋かれん

「ストレッチ。」

柳樺るか

「ほんと、よく海礼の言いたいことがわかるわね。」


樺恋が風呂から上がって、海礼のストレッチを見て、全員でご飯を食べた。

樺恋の部屋


樺恋かれん

「私のベットは耀兄使って。布団敷いておいたから二人で使ってください。あ、ものに触らないで。」

耀よう

「わかってる。棚とか開けないから心配するな。いじるとしてもテレビと机くらいだろ。」

樺恋かれん

「わかった。おやすみ。」

耀よう

「おやすみ。」(樺恋の頭を撫でた。)

れい

【耀のこないな姿見たことあらへんなぁ〜。驚くのにも慣れてきたわぁ〜。】

梓騎しき

【おもしれぇ。耀のこの姿ウケるな。見慣れてきたけど。】


それから、月曜日となり…

帰りのHR


響紀ひびき

「漣と水篠は放課後、代表会議あるから大会議室に行くように。持ち物は全部持って行け。よし、HR終わりな。部活に励むように!挨拶。」

号令係

「起立、気をつけ、礼。」

全員

「さようなら。」


大会議室 代表会議


唯澄いずみ

「椅子にクラスの紙が貼ってある。」

樺恋かれん

「うん。」


それから10分後、全クラスの代表が揃った。


耀よう

「揃ったみたいだな。今日は2回目のクラス代表会議を始める。1年間顔ぶれが変わることはほぼないだろう。1年は初めての参加だな。今期の生徒会メンバーを一応紹介しておく。」

時雨しぐれ

神流かんな時雨と申します。生徒会庶務を務めさせていただいております。2年Aクラス、フィギュアスケート部に所属しております。よろしくお願いいたします。」

梓騎しき

九頭龍くずりゅう梓騎、3年A-1クラス、水泳部部長、生徒会庶務だ。」

ゆかり

「神々ししば紫と申しますわ。生徒会書記を務めさせていただいております。2年Aクラス、フィギュアスケート部に所属しております。よろしくお願いいたしますわ。」

笑琉える

「3年A-2クラス、天鬼あまき笑琉です。男子テニス部の副部長で生徒会書記です。よろしくね。」

音緒ねお

「2年Aクラス、陸上部所属、生徒会会計を務めてる艸楽さがら音緒だ。よろしく。」

明希あき

「3年A-1クラスで男子テニス部部長、生徒会会計を務めてる明神みょうじん明希です。よろしく。」

初音はつね

紅露こうろ初音と申しますわ。生徒会議長を務めさせていただいております。2年Aクラス、社交ダンス部所属です。よろしくお願いいたします。」

れい

「朧嶺いいます。3年A-1クラスでバレー部部長を務めさせてもろうてます。あぁ、役職は生徒会議長やね。みなさん、よろしゅう。」

水翔みなと

「水篠水翔です。3年A-2クラス、陸上部所属です。役職は生徒会副会長を務めています。よろしくお願いします。」

耀よう

「知っていると思うが、3年A-1クラスの漣耀だ。サッカー部部長で生徒会会長を務めている。以上が今年度の生徒会役員だ。では、会議を始める。」


会議が終わり…


耀よう

「樺恋、唯澄は残れ。」

樺恋かれん唯澄いずみ

「はい。」


他全員が出て行った。


水翔みなと

「さっき、議題に上がったけど六花のメンバーの候補に関しての話だよ。」

耀よう

「樺恋、メンバー候補の選定を頼む。」

樺恋かれん

「現在の一覧表は?」

耀よう

「あるが、それを見ないで決めてもらいたい。」

樺恋かれん

「2日間あれば全部回れる。」

耀よう

「一人で回ることはするな。水翔と唯澄と回れ。」

樺恋かれん

「わかった。」


それから2日間が経ち、生徒会室

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