6、六花メンバー2
他の生徒
「え!?」
一通りの演技が終わった。
響紀
「以上だ。自由にペアを組んでやるように。」
唯澄と樺恋の周りには異性の生徒が集まっていた。
男子生徒1
「お願いします!!俺と組んでくれませんか!?」
男子生徒2
「お願いします!!」
樺恋
「…」
【いやだ…素人とやっても楽しくない…】
唯澄はというと…
女子生徒1
「私と組みましょう!!!」
女子生徒2
「いえ!私と!!!」
女子生徒3
「いえ!私よ!!!」
唯澄
「ごめん。」
【樺恋が困ってる。助けねーと。】
唯澄が樺恋のところに行こうとしたが、男子生徒の層で近づけなかった。
唯澄(少し大きな声で)
「樺恋!!!」
樺恋
「唯澄!……どいて。」
樺恋が、唯澄の近くに行った。
唯澄
「ペア、組もう。」
樺恋
「うん。」
唯澄
「サングラス、メガネに変えるか?」
樺恋
「サングラスのままで大丈夫。」
その後、唯澄と樺恋のペアが無双状態となった。
唯澄も社交ダンスはプロ並みにできるからである。
その後、授業も終わりHRになった。
響紀
「しばらくは、体育で六花の種目を行うことになる。あとは、普通の学園生活だな。以上で解散だ。」
それから平穏な日は続き4月の後半となっていた
強化合宿も終了し…
ある、土曜日
生徒会 会議室
響紀
「今年の六花の責任者に俺がなった。耀、一覧表はできてるんだろうな?」
耀
「えぇ、候補者は見繕ってあります。水翔。」
水翔
「はい。こちらが候補者一覧となっております。」
響紀に水翔が一覧表を手渡した。
響紀
「やはり、漣3姉妹は入ってくるか。」
耀
「そうですね。」
響紀
「候補はどうだ?」
耀
「はい。一覧表に記載されていますが…。」
長くなるので一覧を下に表記
各学年特待生クラスは40人構成で1クラス(Aクラスが特待生クラス)しかないのだが、3年生は優秀なため、異例の措置でA1クラスとA2クラスの二つに分かれて30人程度で構成されている
男子候補
3年A-1クラスより
朧嶺 バレー部部長
年齢:17歳 高3
役職:生徒会議長
その他:
関西弁が特徴的
キレると幕仕立ててきてすごく怖い
メガネをかけており糸目
普段はおっとりしており、ドジ
私服は着物である
九頭龍梓騎 水泳部部長
年齢:17歳 高3
役職:生徒会庶務
その他:
九頭龍家は競泳選手を数多く輩出している名家である
結構ガサツ
見た目はヤンキーに見える
口調もヤンキー寄りである
漣佳翔 バスケ部部長
漣耀 サッカー部部長
万里リヒト バスケ部副部長
明神明希 テニス部部長
3年A-2クラスより
月城アラン 社交ダンス部部員
水篠水翔 陸上部部員
夜桜巴 サッカー部副部長
華月聖那 社交ダンス部部員
天鬼笑琉 テニス部副部長
年齢:17歳 高3
役職:生徒会書記
その他:
可愛いものが大好き
おしゃれが大好き
女子っぽい話し方だが、心も体も男である。
聖那と仲良し。
2年Aクラスより
廻間シエル 水泳部部員
神流時雨 フィギュアスケート部部員
年齢:16歳 高2
役職:生徒会庶務
その他:
紫の付き添い人であり、幼馴染である
紫とペアを組んでおり優勝経験のあるペアである
紫とほぼ一緒にいるため、麗たちとも仲がいい
麗と一緒にいるイヴとヴィルは特に仲がいい男子
漣珠優 フィギュアスケート部部員
漣爽 水泳部部員
漣海礼 テニス部部員
漣凛 バレー部部員
月城イヴ
月城ヴィル 陸上部部員
瀧川真琴 水泳部部員
日向一颯 水泳部部員
瑠璃川凪愛 バレー部部員
1年Aクラスより
水篠唯澄 バスケ部部員
女子候補
3年A-2クラスより
漣柳樺
2年Aクラスより
紅露初音 社交ダンス部部員
年齢:16歳 高2
役職:生徒会議長
その他:
紅露財閥の御令嬢
朧嶺とは幼馴染である
とてもお淑やかである
制服以外は着物を着用している
漣麗 社交ダンス部部員
艸楽音緒 陸上部部員
年齢:16歳 高2
役職:生徒会会計
その他:
麗のクラスメイトで親友
男まさりな性格で女子男子共にファンが多くいる
高身長でスタイルが良い
一般家庭からの進学者で特待生である
神々廻紫 フィギュアスケート部部員
年齢:16歳 高2
役職:生徒会書記
その他:
大手家具メーカーである神々廻家具の御令嬢
とてもお淑やかである
麗のクラスメイトで親友
よく一緒に行動している
1年Aクラスより
漣樺恋
耀
「以上の男子候補23名と女子候補6名の合計29名が候補に上がっています。」
響紀
「29名か。で、選手と種目の選定はどうするつもりだ?」
耀
「それは、樺恋にやらせます。」
嶺
「ねーちゃん1人にやらせるん?」
耀
「あぁ。樺恋が適任者だ。」
水翔
「そうですね。樺恋ちゃんに任せておけば失敗はないと思うよ。」
嶺
「そうなんや。ぜひ、お会いしたいなぁ〜。」
響紀
「会えると思うぞ。クラス代表だから、代表会議で会えるだろう。」
水翔
「クラス会長と副会長が出席しますからね。」
耀
「まだ、1年生の候補が完璧ではないので増えるとは思います。」
響紀
「見たところ、女子水泳が足らないようだから補充するように。六花代表はサポート選手、監督含めて生徒30人だ。後、補欠が2名までな。しっかり、見繕うように。」
耀・水翔・嶺
「はい。」
響紀が会議室からいなくなった。
嶺
「で、その樺恋ちゃんはどんな子なん?」
耀
「俺の可愛い妹だ。手出しするなよ。」
水翔
「可愛い女の子で、とても素敵な子かな。」
梓騎
「水翔が褒めるなんてどんな美女だよ。」
水翔
「ネットで調べれば出てくると思うけど、社交ダンスのチャンピオンだよ。」
嶺
「あぁ、アランと組んどるねーちゃんのことやんな。おぉ!えらい別嬪さんやなぁ〜。」
梓騎
「嶺、見せろ。」
嶺
「はいはい。」
梓騎
「あぁ、これは美女だな。」
この会話を見ていた耀が…
耀
「お前ら、俺の妹をジロジロ見るな!」
水翔
【あぁ、イライラしてる。耀はシスコンだから、ね。確かに、樺恋ちゃんのことをジロジロ見られるのは嫌だな。】
梓騎
「わーったよ。」
嶺
「堪忍なぁ〜。」
水翔
「ほら、月曜日に代表会議だから資料の準備しないと。」
樺恋はというと…