プロローグ
初めての小説投稿になります。
文法の間違い、誤字等たくさんあると思いますので
見つけた場合コメントをいただけると幸いです。
ゆっくりとですが投稿していこうと思うので
見てくださる方は、またこいつが投稿してる、ぐらいのお気持ちで
お付き合いください。
青い、まるで空に浮かんでいるような夢を
最近僕はよく見る。
ポツンと一人取り残されるような感覚は
どこか悲しく、そしてどこか暖かいものだ。
そんな感覚に身を委ね、ただただ何も考えずにいるとき
生きている、ということを確かめたくなる。
なんでもいい、生の証明がほしいのだ。
怖い、という感覚ではない。
どちらかというと興味、興奮といった方向だ。
そして生きる、ということについて考察を開始する...
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リリリリン...
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いつも同じ考え、おんなじ頃合いに、どこからか
ふしぎな音が聞こえてくる。始めは誰かの声のようだが
だんだんとはっきりと聞こえてくる。
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ジリリリリン!
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まるで地の底から、悪魔が食器をたたいているかのような音だ。
ああ、いつもこうだ。もう少し考えさせてくれたっていいじゃないか!
そんな胸糞わるい思いを胸に、叫ぶ!
「うるさいなぁ!」
いつものように辺りを見渡すと
探索系RPGのカセット、高校一年とかかれた参考書、
開かれたままのノートパソコンが転がっている。
そしてすべてを理解する。
僕、滝沢大翔は
けたたましい目覚ましの音によって
夢の世界から追い出されたことに…
変な始まりでごめんなさい