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妄想論

作る能力

作者: とびうお君

 書き手として気になるのは作品の評価と書き手の能力に関係はあるのか?これをどうも当たり前だと思う人が多すぎる。はっきり言う作品の読者の評価は運=確率が強く絡む。私は書き手としては3流も良い所だけど、読者としては一級品だと自負があるから作者についてそういう意見を言える。


 基本作品の評価は好みが重要になる。読者の好みは作家の能力ではどうにもならない部分。しかし似た好みの作品同士ならどうか?ここが能力になる。ただ特に漫画が軸となる物語は混ぜこぜの作品が当たり前であるため似た作品同士の比較がしにくい。そもそも特定のルールの下での戦いにならないから優劣が出ない。混ぜこぜ作品は最初から優劣をつけるための土台が崩壊してる。


 異種格闘技戦としてはどうか?まず数多くの人に受ける好みが絶対になる。もちろんランキングで優劣をつける場合によるけど。どれだけ同ジャンルで優れた作品も多数派の読者の好みじゃなければランキングでは良い作品と見なされない。だからジャンルわけがあるんじゃないか?だが小説家になろうは極端にファンタジーの好みの偏りが高い。それゆえファンタジー以外作ってもほとんど価値が無い。


 段々ジャンル詐欺は少なくなってきたとは思う。私もキーワードで異世界転生を入れたら無理矢理タグにされてしまった。相当厳しくやってる。最初はむっとしたけど、読者の立場で考えるとこれで良いと思う。私はファンタジーを再分化しないと優劣つけられないと思う。ただ実際可能か?なら無理となる。なろうで一番重要なファンタジーがこれじゃ駄目だと思う。ただ創る立場だと混ぜこぜは一番簡単に作れる安直なやりかたなので仕方ない。


 人間は結果にこだわりすぎる。歴史の勝者=正しい法則と見るような歴史が科学的じゃない基本の部分になる。歴史を科学的に扱うにはパラレルワールドこそ正しい姿になる。


 能力を結果から測るときに3つパターンがあると思う。1つは能力の因果関係をきちんと説明できるか?2つ目は能力の相関関係で納得できるか?3つ目がただの運=確率でしか無いって話。1にこだわりすぎる人は、結果が出てるのにいつまでも特定の作家のアンチになってしまう。後大事なのは漫画を軸とした物語は面白さの因果関係を解明する事は多分現在だと出来ないって点。どうも今でも小説としてライト小説を見てしまう人はいるけど、こんなもの漫画の原作と割り切ったほうが良い。じゃないと本質が見えない。


 そもそも面白い=力のある作家だと思いこみすぎ。作品が面白いのと作家の力量はまた別だから。例えば1割バッターの最高の一打を見てすごい選手だと誰も思わないだろう。作家と作品はそういう関係にある。漫画の物語はこれが強くなる。漫画は絵によって縛りがあるので参入障壁が大きいだけ。漫画の物語自体は誰でも作れる。後はそれを激烈な競争で淘汰すれば良い。だがその勝者は運がものすごく絡む。


 ランキングもある一定以上はあんまり重要じゃないと言ってるのはここがある。私は今はああ力不足だとすぐ分かる。でももうちょっとPTもらえたら多分変わってくる。作り手として満足するレベルはランキングに入らなくても多分ある。小説家になろうにある漫画みたいな小説=ライトノベルは素人と高いレベルの作家の差がつきにくい。


 小説家になろうはレベルが下がったのか?なら、それは違う。単純になろうスタイルのファンタジーの刺激が落ちただけ。そもそもなろうのレベルが下がったなら高いレベルのはずのライトノベルはどうなんだ?となる。出版社が選んだ作家が全く話しにならない。オタク向けという点で漫画物語全体が行き詰まりになってる。漫画自体は特にジャンル的に際立ったものがない古典的な作品を丁寧に作る事でまだまだ活気がある。だがオタクは大胆で新しい物語を求める。その点では漫画物語は行き詰ってる。


 なろうは面白くなくなった=事実。だけど、なろうが面白くなったのは作家のレベルが下がったから=事実じゃない。ようするに昨今の相互の話の根底にこれがあるから混乱した話が多くなる。相互の存在は否定し無い。しかし相互の存在となろう全体がつまらなくなった相関関係はものすごく怪しい見方だと見てる。


 基本作家は優秀な読者と両立しない。まともに頭が使える作家は、馬鹿作家崩れの非相互作家の戯言にあまり耳を貸さないほうが良い。ただし頭の良い作家が良い作品を作り出すか?は別だけど。私はなろうのレベルが下がったという話をする人は、素人作家が増える事で敵が増えるのを無意識に恐れてるいやな奴だと見てる。漫画物語なんてそんな大層なものじゃない、作家数による淘汰こそ正義だ。漫画を見てて、絵がかけるって点だけの違いで根本の物語の方はあんまりなろうのレベルが下がったといわれる作家と大差が無い。いやむしろレベル低い。

相互など作家同士の嫉妬による妄想だと言うわけじゃないです。ただ、相互はちゃんとそういった活動の形跡があって批判されるべきで、怪しいってだけでつまらない=相互だこれって決め付けは駄目だと思います。

今回の話は最近活発な相互批判が元になっています。ただあまりに作品の面白さに対する無知な人の馬鹿げた批判が多すぎる。もちろんなろう運営が規約改正に動いたというのは問題があったと見ています。ただBANしたわけでもないのにあれもこれも相互と批判する根底につまらないのにランキング上位に来る作品=相互って決め付けが間違いなくあります。

流れに乗れって感じで受けてる相互批判を敢えて批判しています。

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