2話 御姉さま
アイリス「ぇぇぇぇえええええっっっ!!!」
まきのの横に立っていた天使が声をあげた。
まきの「アイリスどうしたの?そんな絶叫して」
アイリス「まきの御姉様が!才色兼備で天使見習いの中でも皆の憧れの御姉様が!まさか引きニートの更正だなんて!そんなことあってはならない!みなの憧れの御姉さまがまさか引きニートの更正だなんて!」
まきの「先ほどから引きニートとは何ですか?」
アイリス「引きニートとはですね、引きこもりニートのことで、社会から逃げ出し、自分の部屋から出ず、働きもしない人間のことです。親のすねや税金を食いつぶすだけの存在で、自分で生きていく事をしようともしない人間の事です。社会から見れば生産性のないゴミですね」
まきの「・・・それはこまりましたね」
アイリス「だから御姉さまには関わってもほしくない存在なんです!」
まきの「でも・・・。社会から逃げ出したくなる理由があって引きこもっているんですよね?つまりは迷える子羊です。それを正しく導くのが私たち天使の役目ですよね?」
アイリス「まぁ。そうですね」
まきの「私はそんな子羊を放っては置けません。私が正しく導き、救って見せます」
アイリス(御姉さま・・・。御姉さまマジ天使!)
長老「うむ。さすが我が孫じゃ。それではこの試練受けるのじゃな?」
まきの「はい。見事達成して、私は天使となります」