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マヨイマヨイガ  作者: 日向夏
本編
3/34

顕在化

 起こるべくして起きたとしか言えなかった。

 教育委員会の関係で午前中に授業は終わった。遊子は帰るところだった。


 女生徒の叫び声が、中庭のほうから聞こえた。


 遊子は革靴の踵を踏みつぶしたまま、外へと向かった。途中、叫び声にざわめく生徒や教育実習生らしい若い男の横を通りすがる。

 急いでいたためか、肩が当たった。


「すみません」


 簡潔に謝罪の言葉を入れて、目的地へと向かう。


 嫌な予感というものは当たる。叫び声は聞き覚えのある声だった。

 遊子は鞄の中から、袱紗ふくさに包まれた細長いものを取り出すと、黒い粒子をまき散らす異形のものの前に躍り出た。






 それは、到底生き物とも思えない姿をしていた。いや、もし昆虫が巨大化し人類のような進化を遂げたらそのようになっていただろうか。


 そんな奇妙なものがそこにいた。似合わない化粧をした少女の背中に張り付いていた。


 黒い甲虫を思わせる胴体に、蜘蛛のような足が百足のように生えている。頭らしき部分には、目のような器官が一つ、赤く光っていた。蟷螂のような翅が震えて、耳触りな音をたてている。


 異形のものは、沢渡の後ろでなにかをむさぼっていた。彼女の身体から発せられる澱んだ空気を食べていた。ぱりぱりと音がする、ゆで卵のように化け物の周りを覆う黒い殻が剥がれ落ちる。


「どしたの? マユちゃん」


 わけがわからないと沢渡が首を傾げている。


 沢渡の前には、沢渡の『ともだち』の一人が震えていた。腰を抜かし、膝が笑っている。


「マユ、なに。新しいギャグかなにか? だったら、寒いんだけど」


 もう一人の『ともだち』は、異形のものに気付いた様子はない。ただ、マユの不可解な行動に首を傾げている。


「えっ、あれ? あれって、なんなの?」


 残り一人の『ともだち』は、沢渡を指して目を細めている。なにかしら見えているようだが、それがなにかわかっていない。


 周りに立っている生徒の反応も、同じく三様である。


 あからさまに動揺しているものと、まったく理解できないものと、おかしなことに気が付いているがそれがなにかわからないもの。『化けもの!』と驚き、走り去るものもいる、それは正しい選択だと遊子は思う。


 遊子の目にくっきり映る甲虫の姿は、ある者には何も見えず、ある者にはなにかわけのわからない黒い物体となっているためだろう。


 見えない者にはなにも見えない。ただ、急におかしくなった周りの人間をいぶかしむだけだ。


「沢渡さん」


 遊子は異形のものの宿主に声をかけた。できるだけ冷静を装い、彼女へと近づく。持ってきた袱紗は、ポケットの奥へとしまう。


「あっ、東雲ちゃん」


 沢渡が振り返った瞬間、周りに風が起こった。振り向きざまに節足動物の翅がかまいたちを起こす。


『きゃああっ!』


 周りにいた人間の衣服や肌がきれる。遊子の制服も袖が大きく切れていた。どくどくと血を流しているものもいた。


「うわああああ」


 どうすればいいのかわからず立ち尽くしていた生徒たちが逃げ出す。傷を負っていたものは、先ほど『化け物』を認識していたものばかりであった。見える者にしか存在しない化け物、見えない者には何の超常現象か理解できないだろう。


 擦り傷も負わず、何が起こったのもわからないものたちは、とりあえずここにいては危ないと察知したらしく足早に去っていく。


 顕在化の影響を受けるのは、遊子のように見る能力の長けたものほど大きい。肌だけでなく、衣服も切れているのは、その影響はかなり大きいものなのだろう。


「あれ? みんないなくなっちゃったね。どうしよっか?」


 首を傾げる沢渡。本人は自分が化け物の餌となっていることに気が付いていない。でなければ、ここまで大きくなるまで放置することはなかっただろう。


(まずいな)


 もっと早く動けばよかった、と遊子は思った。今更、悔いたことで仕方ないと下唇を噛む。


「さあね。なにか用事でも思い出したんじゃない」


 遊子は苦しい嘘だと思いつつ、平静を装う。生ぬるい汗が浮いてくる。


「そっかあ、仕方ないなあ」


 沢渡は自分が起こした現象が未だ見えていないようだ。ある意味幸せなのかもしれない。


「ねえ、東雲さん。一緒に帰らない?」


 自分の背に張り付いているものにまったく気づく様子がなく、沢渡は土気色の顔から笑顔を絞り出していた。その姿は痛々しく、目を背けたくなる。


「どうしたの? なんかあたし変?」


 もちろん変に決まっている。自分が一人にならないように、無理に髪を染め、耳に穴を開け、趣味でもない服を着て、興味のない話を覚えた。

 どうにか何かの輪に加わろうと努力した。迫害されようが、しがみついた。その結果がこれだ。


 気づいていたはずなのに。


「悪かった」


 遊子は化け物の糧になろうとする少女に詫びた。


 気づいていて何もできないと割り切った。


「どしたの? なんか変だよ、あっ、東雲さんが変なのはいつものことだよね」


 作り笑いが痛々しい、無理をすればするほど澱みは大きくなり、化け物はよりリアルにグロテスクになっていった。


(どうにかできないか)


 哀れな級友を助けることはできないのか。


「ああ、なんでもない。帰ろうか」


 沢渡の手を握る。甲虫の足がかさかさと遊子の手を撫でる。その感触をこらえて引っ張って行く。


寮に帰る道、裏門を抜ければ今は人通りも少ないはずだ。


 背後では、生徒が教師を呼ぶ声がする。


 これ以上、誰にもこれを見せてはならない、沢渡のためにもそう思った。






「でね、マユちゃんは全然似合わないっていうんだ。ひどいよね」


 手をつないだまま、沢渡はただただおしゃべりを続けた。幼稚な行為であるが、それは遊子を逃がさないための策だろうか。


 遊子は以前の食事をしたときのように相槌を打つ。


 話を聞くと、マユたちのいじめはエスカレートしていたようだ。無理やり押さえつけていた感情が漏れだし、奴の恰好の餌食となっていた。

 先ほど三人組が、沢渡の前にいたことから、とどめの一言をいってしまったのだろう。


 おいしそうな糧を得て孵化した化け物は、今なお肥大している。


 澱みはためてはならない。


 遊子はそれを知っていた。


 澱みは澱みを呼ぶ。もし、人前で沢渡につく化け物が完全に現れたら新しい澱みが生まれるだろう。それは避けねばならなかった。まだ、完全に顕在化していない、化け物を認識できない生徒がいたのがその証拠だ。


 彼女から漏れ出す負の澱みは、次第に少なくなっていったが、化け物は離れることはせず石づきのように根付いていた。


 とどめることなく喋っていた沢渡は、一瞬足を止め、一呼吸おいて遊子に言った。


「ねえ、明日、一緒にごはん食べよ」


 少しおびえるような顔で遊子を見る。こんな簡単な言葉に勇気がいるほど、彼女の心は折れていたのだ。


 遊子は、珍しく口元をゆがめた。笑みというにはぎこちない、しかしそれが遊子の精いっぱいだった。


「ああ。わかった」


 遊子の返事を聞いた瞬間、病人のような沢渡の顔に一瞬赤みが走った。


 身体にあふれていた澱みが薄くなる。


(いまだ)


「ごめん」


 遊子はハンカチを彼女の口に突っ込むと、顎に拳を振り上げた。


 沢渡は何が起こったのかも理解できず、意識を失った。脳を揺らし気絶させた。遊子は倒れこんだ沢渡を受け止めると、彼女と化け物を結ぶ澱みを絶ち切った。


 遊子の右手には小刀がある。柄にこしらえのついた小柄こづかだった。ただの金属とは違ったきらめきは、物体ならざるものを切る能力を持っている。


 護身用にと母が持たせたものだ。


 沢渡の異変をいち早く気が付いたように、遊子には昔から見えざるものを見ることができた。ゆえに、遊子は幾度となく化け物に襲われた。気が付けば呼び込んでしまうのだ。


『ギイィィィィ』


 耳触りな音が響く。大切な食事を邪魔されたと怒っているのか。遊子めがけて節足を振りかざしてきた。


 遊子は素早く沢渡を芝生の上に寝かせる。化け物は餌の供給をしない沢渡には興味を見せず、遊子に気持ち悪い複眼を見せる。赤く光っていただけのそれは、無数の目の集まりだとわかるほどはっきりしていた。


 遊子は袱紗からもう一本の小刀をとりだすと一直線で林の中にはいった。東都自治区は、いまだ開発されていない地区も多い。学園を一歩外に出ると、自然はたくさんある。実に好都合だ。


 化け物は木々をすり抜けることもできず、身体のあちこちを枝にぶつけながら追いかけてくる。食べ過ぎた餌のおかげで、だいぶ物体に干渉できるようになっていた。


(うまく隠れられるか?)


 面と向かってあの化け物に勝てるわけない。逃げ切るか、隙をうかがうかどちらかだ。後者を狙うとすれば、実にくだらない勇気の持ち主だ。でも、その考えをめぐらせてしまうのは、逃げ切れるとは思えなかったからだろう。


(首をちぎればどうにかなるか?)


 遊子は合理的な考えをめぐらしているだけで、それが恐ろしい行為だと考えていない。人なら首を刈れば絶命する、首がなくともしばらく動き続ける動物はいるが出血でそのうち死ぬ。あの化け物が出血で死ぬとは思えないし、脳髄でものごとを考えているとはおもえない。だが、口から摂食らしき行為をしていたところを考えると狙ってみる価値はあった。摂食手段を絶てばそのうち消えてなくなる。


(プラナリアみたいに分裂したら嫌だな)


 ネガティブな考えに頭を振り、遊子は林を抜ける。湧水の流れる池があった。名産の山葵わさびが栽培されている。近くに農道と農機具を置いた小屋があった。学園が建てられてから東都学園自治区の一次産業は衰退したもののきれいな水と涼しい気候を必要とする山葵栽培は続いていた。


 遊子は小柄を一本湧水に浸し、ついたしずくを自分に振りかける。同じように、小屋の中にあったタオルを湧水に浸し、小柄のしずくを落とす。


(清めの水とまでいかないが)


 鍛えられた小柄を、清水に数週間から数か月浸すことで化け物を傷つける武器はできる。その際、何十本何百本と失敗し、錆びつかず曇りのなかったものだけが道具として使える。


 遊子の手もとには二本しかない。これでどうにかするより他はない。


 プレハブの掘立小屋の裏に隠れる。スカートを履いたままがに股になるのは抵抗があるが、動きやすさを重視すると仕方がない。


 複眼を動かして化け物が木々の隙間から出てくる。

 

(目は見えている?)


 もし、目以外の感覚器官を使っていたら、隠れているのは無意味だと言える。

 あの様子だと、複眼は飾りではないらしい。


 機械音にも似た足音を立て、少しずつ近づいてくる。


 遊子の持つ武器は、小柄が二本だけだ、どうするべきか。人間と同じ構造であれば、相手が自分よりも大きいことを利用して投げ飛ばし、ねじりきるように首をひねるのだが。構造以前に素手で触れるかどうかさえ怪しい。

 

 化け物の首は、カマキリやトンボと同じように、細いつくりをしていた。うまく小柄を使ってひねれば千切れないこともないだろうか。それとも二本の小柄を合わせて、はさみのように切れないだろうか。

 前者のほうがまだ、成功確率が高そうだ。


 脇と背中に脂汗が噴き出す感覚がする。


ぎちぎちと、顎を鳴らしながら節足動物は近づいてくる。

 

 ぎりぎりまで気づかないでいてくれ、と祈りながら、遊子は濡らしたタオルを右手につかむ。プレハブの傍に干してあったものを拝借した。

化け物が、プレハブ小屋の真横を通り過ぎる瞬間を狙い、化け物の翅にタオルを巻きつける。濡れたタオルは羽音を止めた。

 

(いける!?)



 間髪入れず遊子は、持っていた小柄を右手に持ち替え、化け物の首に振りかざす。


(やばい)


 化け物が身をよじったため、狙いの首からずれ、人間でいう肩の部分に突き刺さる。耳を覆いたくなる鳴き声が間近で響く。小柄を引き抜くと、血液のかわりに黒い粒子がこぼれ、それは、空中で漂うと、霧散した。


 濡れタオルの拘束を解こうともがく化け物にもう一度、小柄を振りかざす。今度は、首に突き刺さったのだが。


(しまった)


 先ほどの黒い粒子のせいだろうか。母が特別に作った小柄は、ただの小刀に成り下がっていた。化け物に与えるダメージはほとんどなく、堅い外骨格の間に挟まっただけだ。


 遊子は、突き刺した小柄を抜くと、もう一本の小柄に持ち替える。振りかざすが、空振りに終わる。


 かわりに、化け物の振りかざした節くれの足が腹に当たる。みぞおちに関節部分がめり込み、身体が吹っ飛ばされた。そばに生えていた木の幹に打ち付けられる。激しい痛みとともに、口から吐しゃ物がこぼれていく。


(今日、なに食べたんだっけ?)


 口の端をぬぐいながら、そんなことを考えてしまうのがおかしかった。人間、どうしようもないときは、くだらないことを考えてしまうものである。どろどろした酸っぱい唾液を地面に吐き捨てる。


 遊子は、持ち替えた小柄を握りしめ、近づいてくる化け物を見据える。

 走り出したところで逃げられるわけがない。なにかいい方法はないかと、頭を回転させるが、なにより手持ちの武器がない。


 化け物は翅の動きを阻害するタオルを引きちぎり、油の切れた機械音を鳴らしながら近づいてくる。

 さきほどまで、この外骨格生物は遊子を新たな食糧とみていたようだが、今は違うらしい。翅を拘束されたのと、小柄で突き刺されたことに腹を立てているようだ。周辺に小さな竜巻を起こしている。


(やる気ですか)


 木を背に、身体を移動させるが、背中を見せたらそこでアウトだろう。尖った鉤爪のような前脚で、背中を突き刺されるだろうか。それとも、鎌鼬かまいたちで切り刻むだろうか。


 もう一度振りかざされる化け物の前脚をよける、続いて反対の脚がふりかかってくる。よけきれず、かわりに横跳びをした。衝撃は幾分和らいだが、脇腹に衝撃がかかる。地面をすべるように、身体がとんでいく。


 制服は化け物の鉤爪にひっかかったのか、裂けてぼろぼろだった。まだ長袖を着用していてよかった。腕に擦り傷はなく、足は露出を避けるためストッキングをはいていたが、防御力は皆無だ。


 遊子に繊細な女心はない。しかし、それとは別の理由で身体に傷をつけたくなかったのだが、どうしようもない。


 この身体は傷をつけずに残しておかなければいけないのに。


 一瞬、古い思い出が頭を駆け巡ろうとしたのを、首を振ってかき消す。


(せめて、眼球くらい潰してやれないか)


 最後にもうひとつだけ悪あがきをしようかと思い直し、小柄を握りなおしたその時だった。


 振りかざされた化け物の前脚がとんだ。


 化け物の咆哮が耳に響く。


 遊子は信じられないと、目の前に現れた人物を見た。


 倒れこんだ遊子をかばうように、青年はそこにいた。身の丈の半分ほどもある太刀を片手に、口を一文字に切り結び、先ほど斬りおとした化け物の前脚が霧散するのを見ている。


 その横顔に遊子は見覚えがあった。少年から青年になっているものの、硬質の髪、狐を思わせる三白眼、不機嫌な薄い唇、忘れるわけがなかった。


「総一郎?」


 自分より頭一つ大きな青年を遊子は呼んだ。

いつのまにかすがるように服の裾をつかんでいた。

 懐かしい幼馴染の顔だった。


「……」


 総一郎は視線を一瞬遊子に落とし、なにか言いかけるように口を開いたが何も言わずにつかんでいた遊子の手を振り払った。


「おいおい、女の子相手にそれはないんじゃあないのかな」


 いつのまに現れた青年の一人が言った。長身の男で総一郎と同じく日本刀を持っていた。もうひとり、身の丈よりも長い槍を持った大男が立っている。


鈴城すずしろには関係ない」


 鈴城という青年は、端正な顔を子供っぽくすねて見せた。


「はいはい、お仕事しませふか」


 鈴城は、日本刀の刃にポケットからとりだした小瓶の水を振りかける。しずくがきらきらと輝いて、刃先からぽたぽた零れ落ちる。


 鈴城は化け物の死角に回り込むと、関節部分を撫ぜるように切り込んでいく。触れた部分は切れたというより、焼けたようにじゅわじゅわと音をたてる。水は清められたものであると、遊子にはわかった。


小柳こやなぎ、たのむわ」


 鈴城と総一郎が撫でるように化け物を切りつける中、小柳と呼ばれた男は巨大な槍で弱った部分をたたきつぶしている。槍といっても刃先が異常に大きく、形状としては原始的な刀に似ていた。


 手足をもがれた化け物は、バランスをとれず地面に倒れこんだ。


「止めか?」


 小柳は、武器に通ずるものがある無骨な声で言った。

 余裕のある声である。遊子とは違い、手慣れた雰囲気だ。思わず、呆けて口を開けてしまった。


「おい、まだ、はええよ」


 化け物は後ろに伸びた尾のようなものを伸ばし、残った手足で体勢を立て直した。

 総一郎と鈴城が交互に胴体を刻む。固い外皮が剥がれ落ち、中から黒い澱みの塊が見えた。

 小柳は矛にたっぷり水を含ませると、打ち込むように澱みの中心に突き刺した。


 化け物はぎちぎちと不愉快な音をたてながら消えていった。


 あまりにあっけなく、業務的な倒され方だった。







「総一郎……」


 遊子は、見覚えのある青年を見た。


 無愛想な青年は来ていた上着を脱ぐと遊子に投げる。


「悪いがついてきてくれ」


 幼馴染は淡々といった。


(やっぱりそうか)


 遊子はまだ温かい上着をつかむ。


(私は嫌われているんだな)


 五年ぶりの再会はそれほどうれしいものではなかった。



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