表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1(仮)  作者: Homney
1/1

1


街灯の微かな灯りのなか、私は人を待っていた。待ち合わせ時間は五分前に過ぎている。

そろそろ秋も終わるのだろう、七分袖では肌寒い。

壁にもたれて待っていると、ふと他人の気配を感じた。


「遅刻癖は直ってないのね」

「待たせたか?悪いな、θ《シータ》」



ごく平凡な……いや、むしろ親しみやすい顔立ちの男だが、その瞳は「親しみ」など感じさせないほどに鋭いままだ。

最後に会ったのはたしか三年前の真冬。

雪で視界が悪い中の任務だった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ