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村の畑と千年魔女

お読みいただきありがとうございます。

今回のエピソードは「畑って思った以上にしんどい!」という、まさに田舎ライフ初日らしい回です。

鍬を振るえば筋肉痛、ご飯を食べればしみじみ美味しい――そんな小さな日常の積み重ねを描いてみました。

ライルとセレスの距離感も、少しずつ縮まっていく感じを楽しんでいただければ嬉しいです。

朝の光が、木々の隙間から細い矢のように差し込んでいた。

夜露に濡れた草葉がその光を弾き、小さな宝石のようにきらめいている。

足元の土はまだ冷たく、踏みしめるたびにしっとりとした感触が靴底に伝わった。


深呼吸すると、湿った土の匂いと、どこか甘い若葉の香りが胸いっぱいに広がる。

王都の石畳と香辛料の混じったざらついた空気に慣れていたせいか、

その素朴な匂いだけで、不思議と肩の力が抜けていくような気がした。


俺は、村の小さな畑に立っていた。

そして手には、借り物の鍬。

柄は使い込まれて艶を帯び、鉄の刃はところどころ鈍く光っている。


「……これ、思った以上に大変そうだな」


思わずため息がもれた。

都会で鍛錬といえば剣か槍。土を相手にすることなど一度もなかった。

けれど、この村で暮らすなら畑を避けて通ることはできない。


恐る恐る鍬を振り下ろす。


ガンッ!


固い土に刃が弾かれ、腕に衝撃が走った。

鈍いしびれが肘から肩に抜け、情けないほどよろめく。


「うわっ……っつ……」


まるで武器に拒まれたかのようだ。

鍬一本でこんなにも扱えないのかと、情けなさと滑稽さが混ざって胸の奥が熱くなる。


そのとき、背後から柔らかな声がした。


「ふふ、力任せじゃ駄目よ」


振り返ると、セレスが陽を背に立っていた。

いつもの黒いローブは脱ぎ、今日は素朴な麻布の服を纏っている。

白銀の髪が朝日に透け、淡い金色の光を帯びて揺れていた。


その姿は、百年単位の魔女というよりも、

隣村の畑を手伝う農家の娘のようで。

けれど、瞳に宿る琥珀色の光が、やはり凡俗のそれではないことを物語っていた。


「貸してみなさい」


セレスは鍬を受け取り、俺の手を軽く握り直す。

指先は冷たい朝の空気で少しひんやりしているが、

不思議と触れられただけで体の緊張が解けていった。


彼女は鍬を構え、地面へすっと押し込む。


ザクリ。


驚くほど軽やかに、固いはずの土が割れていった。

まるで刃が自ら進むべき道を知っていたかのように。


「ほら、力は半分でいいの。土の“目”を読むのよ」


「……土に目があるのか?」


「あるわよ。……感じてみて」


にこりと笑うセレス。

からかわれているのか、本気なのか。

返す言葉を探すうちに、胸の奥が少し温かくなる。


俺は再び鍬を握った。

呼吸を整え、彼女の言葉を思い出す。

土の“目”。そんなもの本当にあるのか。


――ザクッ。


今度は、刃が土を滑らかに割った。

土の奥からひんやりとした空気が立ちのぼり、

草の根がぱらぱらと崩れ落ちる。


「……おお、いけた!」


思わず声が弾んだ。

セレスは手を叩いて笑う。


「上出来。少しずつ慣れればいいのよ。焦らないで」


その笑顔に、不思議と胸の奥が軽くなっていくのを感じた。

王都から逃げてきた心の重さが、

土の中に少しずつ吸い込まれていくようで――


俺は、鍬をもう一度握り直した。


鍬を振るうのも三度目。

さっきまで「コツを掴んだかも」なんて調子に乗っていた俺は、すでに息が荒くなっていた。


「……はぁっ、はぁっ……畑仕事って……想像以上に……体力勝負だな……」


額から流れた汗が顎をつたい、土に落ちて消える。

王都で兵士見習いをしていた頃、剣を何十回も振ったはずなのに、

この畑仕事はまるで別の筋肉を使っているようだ。

鍬を握る手はじんじんとしびれ、背中は張り詰めた弦のようにきしんでいる。


腰を伸ばすと、背骨がばきっと鳴った。


「ちょっと! 無理しないの!」


すぐさまセレスが駆け寄り、俺の背中に手を添える。

白く細い指が背筋に軽く触れただけなのに、不思議と痛みが和らぐような気がした。


「腰を壊したら、しばらく動けなくなるわよ。鍬は敵じゃないんだから」


「……今の俺には、敵より強敵に見えるけどな」


冗談めかして答えると、セレスは呆れ顔をしながらも、唇の端を少し上げて笑った。


「鍬に敗北宣言するなんて、あなたぐらいよ」


「初挑戦の相手が強すぎるんだ」


俺は苦笑しながら鍬を置き、膝に手をついて息を整える。

耳の奥で、自分の鼓動がやけに大きく響いていた。


セレスは鍬を拾い上げ、軽く構えてみせた。

その仕草はどこか剣を握る兵士のようで、背筋が自然に伸びている。


ザクッ。


驚くほど軽やかに、土が割れる。

硬いはずの大地が、まるで柔らかな羊毛布のようにすっと裂けていく。


「魔法でも使ってるのか……?」


「使ってないわ。ただ、長いこと慣れてるだけ」


「……長いこと、ね」


俺の口から自然とこぼれた言葉に、セレスは一瞬、表情を曇らせた。

千年を越えて生きてきたという告白を思い出し、胸の奥がざわつく。

彼女の笑みはいつも温かいのに、時折見えるその影が気になって仕方がない。


けれど次の瞬間、セレスはぱっと表情を明るく変えた。

「ほら、休憩にしましょう。麦パンを焼いてきたの」


籠の布をめくると、香ばしい匂いがふわりと広がる。

焼きたてのパンが並び、表面はこんがりと色づいていた。

香りはほんのり甘く、かすかに焦げた部分からは香ばしい苦みが漂う。


「……いい匂いだ」


思わず唾を飲み込み、パンをひとつちぎって口に運ぶ。


噛んだ瞬間、外はパリッと音を立て、中からふわりと温かな湯気が広がった。

麦の素朴な甘みが舌を満たし、疲れた体にじんわりと染み込んでいく。

何より、土の匂いと汗の後に食べるそれは、王都の豪華な料理より何倍もうまく感じた。


「……うまいな」


「でしょ? 畑は大変だけど、その分ご飯が美味しくなるのよ」


セレスが柔らかく笑い、俺の肩を軽く叩いた。

朝の光に照らされて、銀の髪がまたきらめく。

その光景を見ていると、心の奥で長い間固まっていた氷が少しずつ溶けていくような気がした。


パンをもう一口かじりながら、俺は小さく呟いた。


「……こんな時間があるなら、悪くないな」


セレスは何も言わず、ただ穏やかに頷いた。

その静かな頷きが、言葉よりも深く胸に響いた。


パンを食べて一息ついたところで、畑の小道を歩く影が見えた。

「おや、セレスさんじゃないか。……あれ、そっちの若者は?」


声をかけてきたのは、近所に住む農夫らしき中年の男だった。

肌は陽に焼けて小麦色、腕は太く、籠いっぱいに色鮮やかな野菜を抱えている。

籠の中ではトマトやキュウリが朝露に濡れ、陽光を反射して宝石のように輝いていた。


「この子はライル。しばらく一緒に畑をやってもらうの」

セレスが軽やかに紹介すると、男は俺をまじまじと眺め、にやりと笑った。


「ほぉ……王都から来たって噂の青年か」


その視線に、俺は思わず背筋を伸ばす。

王都では「どこの家の出か」「どの階級か」で人の価値を量られることに慣れていたせいで、

こうして素朴に“人そのもの”を見られるだけで、何かを試されているような気がしてしまう。


「え、ええ……まぁ」

とぎこちなく答えると、男は腹の底から笑った。


「はは、そんなに固くならんでいいさ。王都の暮らしから畑じゃ、きっと骨が折れるだろう」


その笑い声は朗らかで、どこか土の匂いがするような温かさがあった。

農夫は籠から丸々としたトマトをひとつ取り出し、俺の手に乗せてくる。


「これ、差し入れだ。畑の先輩としてな」


受け取ったトマトは陽に透けて赤く、掌にずっしりと重みを残した。

果皮はぴんと張り、触れると今にも弾けそうだ。


「かじってみろ」


促されるまま、思い切って齧る。


ぷちり、と皮がはじけ、甘酸っぱい果汁が弾けて口いっぱいに広がった。

舌を包むみずみずしさに、思わず息を呑む。


「……っ、甘い!」


驚きと共に声が漏れる。

王都で食べたトマトは酸味が勝っていて、料理人の手を借りなければお世辞にも美味しいとは言えなかった。

だが今、口の中にあるのは――まるで果物のような濃厚な甘さ。

ただ土と陽と水で育っただけの実が、ここまで違うのか。


「だろう?」

農夫は誇らしげに笑った。

「土と陽と水だけで、これほどの味になるんだ。肥料も薬もいらん。自然に任せりゃ、命は勝手に育つ」


命の濃さ――そんな言葉が、頭に浮かんだ。

王都の豪奢な皿の上では感じられなかった“生きる味”が、この赤い果実には詰まっている。


胸の奥に、小さな火がともるような感覚があった。


「ふふ、ライル」

セレスが柔らかく声をかける。

「畑を頑張れば、あなたの手でもこんな実りが育てられるわよ」


「……やってみたい。俺も、この手で」


気づけば、強く頷いていた。

土にまみれて汗を流し、こういう実を育ててみたいと、本気で思った。


農夫は満足げに笑い、背中の籠を担ぎ直すと、片手を振って去っていった。

残された畑には、風に揺れる苗と、ほんのり甘酸っぱい余韻が残る。


俺は指先に残った果汁を舐め取りながら、王都の冷たい空気では決して得られなかった何かを、

この村で掴み始めている気がしていた。


夕暮れの畑は、橙色の光に包まれていた。

さっきまで土を耕していた鍬は畔に立てかけられ、風に揺れる苗たちがその影を長く落としている。

額から滴る汗を袖でぬぐい、俺は畦道に腰を下ろした。


心臓はまだ早鐘のように打っている。腕も脚も重く、体じゅうが悲鳴を上げているはずなのに――胸の奥には、不思議な充足感があった。


「……悪くないな」

ぽつりとつぶやいた言葉が、橙色の空に溶けていった。


その隣に、そっと影が落ちる。

セレスが腰を下ろし、長い銀髪が夕陽を浴びて金色を帯びる。風に揺れるたび、きらきらと光の粒が散るようだった。


「どう? 初めての畑仕事の感想は」

「正直、予想の十倍はきつかった。けど……十倍は楽しかった」

「ふふ、それなら合格ね」


セレスは微笑み、布を取り出して俺の頬をそっと拭った。

汗を拭うだけの自然な仕草――なのに、心臓がどくんと跳ねた。

思わず顔を背けたが、彼女の手はあまりにやさしく、温かかった。


胸の奥で言葉にならない何かがうずく。

けれどその温かさに甘えるだけでは、きっとまた逃げてしまう気がして、俺は思い切って口を開いた。


「……王都で、息が詰まったんだ」


セレスの動きが止まる。

それでも彼女は遮らず、ただ静かに続きを待ってくれている。


「競い合って、蹴落として、奪い合うばかりで……。生きてはいても、呼吸ができないみたいで」

言葉を吐き出すたび、胸の奥で凝り固まっていたものが少しずつ崩れていく。

声が震える。けれど、夕暮れの静けさとセレスの気配が背中を押してくれる。


「だから逃げた。ここで、少しでもまともに生き直したくて」


吐き出した瞬間、冷たい石の壁の中で押し殺してきた孤独が、夕風に溶けていった気がした。


セレスはしばらく黙っていた。けれど、その沈黙は責めるためではなく、受け止めるための沈黙だった。

やがて彼女は小さく息をつき、穏やかに微笑む。


「……正直でいいわね。千年生きていても、そうやって自分を曝け出せる人は少ないのよ」


「千年……」

改めてその数字を口にすると、現実感のない響きが胸を打つ。


セレスは視線を遠くへ投げながら、夕陽に照らされた横顔をやわらかく崩した。

その表情には、どこか遠い時を思うような影が差していた。


「だから、しばらくここにいなさい。畑を耕して、ご飯を食べて……。それが、あなたを救うかもしれない」


その言葉は、ただの提案ではなかった。

俺にとっては――温かな約束のように響いた。


夕空の下で、俺は深く頷いた。

胸の奥にあった重石が、ほんの少しだけ外れた気がする。


 


オレンジ色の光がゆるやかに夜へと移ろい、畑の影はやがて闇に溶けていった。


夜の帳が下りるころ、俺とセレスは畑を離れて家へと戻った。

夕暮れに橙色に染まっていた村は、すっかり静まり返り、茅葺き屋根のあちこちから灯りが漏れている。

小道には焚き火の匂いが漂い、どこかの家からは煮込み料理の香ばしい匂いが運ばれてきた。


「ほら、急ぎましょう。冷える前に」

セレスに促され、俺は軋む扉を開けて家に入る。


石造りの暖炉では薪がぱちぱちと燃え、赤々とした火が壁に影を踊らせていた。

外の冷たい空気から一歩踏み込んだだけで、体の芯まで温もりが染みわたってくる。


「今日は特別に、畑で掘ったばかりの芋を使ったスープよ」

セレスは鍋を木の匙でかき混ぜながら、ふっと微笑んだ。

炎に照らされる横顔は、昼間の畑での逞しさとは違い、どこか家庭的で柔らかい。


テーブルには焼きたての黒パン、森で摘んだハーブを散らしたサラダ、そして湯気を立てる大鍋のスープが並ぶ。

素朴だ。だが並べられた瞬間から、胸の奥が温かくなる光景だった。


「さあ、召し上がれ」

セレスがスープ皿を差し出す。木の匙ですくって口に運んだ瞬間――俺は思わず目を見開いた。


「……うまい!」

煮込まれた芋はほろほろと崩れ、甘みが口いっぱいに広がる。

ハーブの香りが鼻を抜け、体の芯からじんわりと温まっていくようだ。


「都会の料理人が作るどんな料理より、ずっと……」

感嘆を漏らすと、セレスは頬杖をつき、楽しそうに俺を見つめた。

「気に入ったなら良かったわ」


気づけば二人で笑い合っていた。

王都では、食事は義務だった。地位を守るため、あるいは権力者の顔色をうかがうための場でしかなかった。

だが今は違う。ただ「美味しい」と言える相手がいる。それだけで胸がじんと温かくなる。


「ライル」

「ん?」

「……あなた、笑うとずいぶん年相応ね」

「え?」

「畑で汗を流して、ご飯を食べて。そうして笑っていると、ようやく“生きてる”って顔になるわ」


言葉を返せず、思わず俯いた。

けれど胸の奥では、確かに何かが変わり始めている。

都会の冷たい石壁の中で押し殺していた自分が、少しずつほどけていくのを感じていた。


食事が終わるころ、外はすっかり夜に沈んでいた。

窓の外には満天の星が広がり、風が森をなでる音だけが響く。


セレスが差し出したのは、薬草を煮出した香り高い茶だった。

ひと口飲むと、ほんのり甘く、心地よい眠気が体を包み込む。


「今日はもう休みなさい。畑仕事は慣れるまで体に堪えるものだから」

「……はい」

素直に返事をすると、彼女は「いい子」とでも言いたげに目を細めた。


寝床に身を横たえながら、俺はふと思う。

――都会から逃げてきたはずなのに、ここには確かに安らぎがある。

畑を耕し、汗を流し、ご飯を分け合い……その隣に、魔女がいる。


奇妙で、けれどどこか自然な日常。


「……ここでなら、もう一度やり直せるのかもしれない」


そんな想いを抱きながら、意識はゆっくりと眠りに沈んでいった。


家の灯りが落ち、静寂が戻った。

薪のはぜる音も次第に小さくなり、窓の外には満天の星が広がっている。


寝息を立てるライルを見届けたセレスは、音を立てぬように立ち上がり、窓辺の椅子に腰を下ろした。

夜風がカーテンを揺らし、銀の髪がさらりと頬をかすめる。


「……よく眠っているわね」

小さく呟いた声は、月明かりに吸い込まれるように消えていった。


彼女の瞳は、遠い過去を映していた。

幾度も季節を越え、幾度も人の世を見送り、幾度も笑いと涙を見てきた。

それでも――目の前の青年が土を耕し、汗を流し、ただ「美味しい」と笑った一日の姿は、千年の時を生きる彼女にとっても眩しかった。


「……人の子は、不思議」

あれほど傷ついていたのに、もう笑える。

都会で削られ、心を閉ざしかけていたはずの青年が、畑とご飯と、ほんの少しの温もりで、また生きる顔を取り戻していた。


けれど同時に、セレスの胸には淡い痛みもあった。

――これまでに何度も見送ってきた。

共に畑を耕し、共に食卓を囲み、やがて老い、土へと還っていった者たちを。


「……また、同じことを繰り返すのかしら」

囁くように問いかける。

返事をくれる者はいない。月と星だけが彼女を見下ろしている。


暖炉に残る火を杖で軽く突くと、赤い火の粉がぱっと散った。

その一瞬の輝きが、遠い記憶を呼び起こす。

笑い声、握った手の温もり、そして――最後に残る「別れの瞬間」。


セレスは瞼を閉じ、深く息を吐いた。

「……いいえ。今は考えるのはやめましょう」

小さく首を振る。今はただ、この小さな家の静けさを守ればいい。


ベッドの上では、ライルが寝返りを打ち、かすかに笑みを浮かべていた。

まるで夢の中でも畑に立っているかのように。


「……あなたにとって、この村が安らぎになるなら」

月明かりに照らされるその横顔に、セレスはそっと手を伸ばす。

触れる寸前で引っ込めた。

千年を生きる彼女の手は、人の子の時間には似合わない――そう思ったから。


代わりに、柔らかく囁いた。

「……おやすみなさい、ライル」


夜は静かに更けていく。

窓辺には銀髪の魔女の影、外には満天の星。

そして、まだ誰も知らない“千年の真実”が、静かに横たわっていた。


──この村の夜は、あまりに穏やかで。

だからこそ、その奥に潜む影は、いっそう濃く見えた。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

今回は「農村での暮らしって、実際にやると重労働だよね」というリアルな部分を、ほんわかトーンでお届けしました。

物語全体はのんびり進みつつも、後々の展開に繋がる“伏線”も実はちょこちょこ散らしています。

次回は村人や周囲との交流も描いていく予定ですので、引き続きお付き合いくださいね。

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