第七話
更新が遅れて申し訳ありません(泣)
遅れた理由はこの小説の展開を考えていたら遅れました。
誠に申し訳ありません。
とりあえずさっき殴り掛かってきたアホな連中を気絶させたからイザーク殿と宮廷魔術師達の処刑(お仕置き)を始めるとするか。
「では、イザーク殿と宮廷魔術師の楽しい楽しいお仕置きを始めましょう!」
そう言うとイザーク殿達の表情が真っ青になっていき、命乞い?をやり始めた。
「お願いします! 命だけは助けてください!」
「えっ? 何を言っているのですか?そもそもこの国は王国と違って死刑なんてありませんよ? あなた方はその事まで忘れてしまったのですか? だから死刑がない代わりにお仕置きという素晴らしきモノがあるではないですか。」
「「「「やめてくれ‼️」」」」
だから駄目だって、これは決定事項何だから絶対に駄目!
さて、何のお仕置きが良いかな? とりあえず今考えているのは二つある。
一つ目は、唐辛子を食べ続ける。
二つ目は、何処ぞのお坊さんみたいに滝に24時間打たれ続ける。
まあ、これくらいかな? とりあえずイザーク殿と宮廷魔術師達に聴いてみよう!
「ねえ、イザーク殿と宮廷魔術師さん達、あなた達は何のお仕置きが良いですか?」
「「「「頼むから、お仕置きだけはやめてくれえぇ‼️」」」」
「これは決定事項です。
そもそも死刑制度を無いのは私のお父様とこの教会の教皇様が決めた事ですよ? まさかあなた達は教皇様の話を聴いていなかったのですか?」
するとイザーク達の表情が段々と真っ青になっていき、震えだした。
そして私は「頭を垂れて跪きなさい」と威圧を入れて答えるとさっきまで立って震えていたイザーク達が跪いた。
そして、その隙に拘束魔法と全魔法、全加護無効化のスキルを掛けた。
これでもう、宮廷魔術師であるイザーク達は魔法を使うことなど出来ないし、例え拘束魔法を解いたとしてもそこら辺の国民とは大差は無い。
そもそもこいつ等は魔法に頼り過ぎているため教皇様もとてもじゃないが困っていた。
ちなみにイザーク達をお仕置きするという事はとっくに教皇様に許可を取っている。
するとイザーク殿が反論してきた。
威圧も入れているのにまだそんな力があるのか? それはそれで感心するがイザーク殿の言い分も聞いてみるか。
「そうだ! 教皇様ならこんな仕打ちを許す訳が無い‼️ アイラ皇女、あなたはとんでもないことをしているんですよ‼️」
「「「そうだそうだ!」」」
はぁ~こいつ等はちゃんと私の話を聞いていたのだろうか? まあ、教皇様に許可を頂いていることは知らないだろうな。
まあ良いか、答えるか。
「イザーク殿と宮廷魔術師さん達、いくら教皇様が許さないぞと言っても教皇様はこの事を許可を取ってくれましたので、安心して私のお仕置きを受け付けてくださいね。」
するとイザーク達は「そんな」とか「教皇様が我々を見捨てた。」など呟いていたが立場が分かってしまったのか表情が青から白へと変わった。
「では、あなた達にお仕置きする内容は二つあります! 一つ目は唐辛子を食べ続ける。
二つ目はこの世界で最も大きい滝に打たれて来てもらいます! どうでしょうか? 素晴らしいですよね♪」
「「「「いや、全然素晴らしくないよ‼️」」」」
声を会わせているな、相当お仕置きが楽しみなんだな。
じゃあ、選んでもらおう。
「では、選んでくれますか? あっ! それと例え私の威圧と拘束を無事に解いたとしても必ず追い付きますからね、あなた達が何らかのマジックアイテムを持っていることを知っていますから逃げ出そうとしても無駄ですよ。」
私がそう答えてイザーク達の逃げ場を無くし、彼らが最も都合の悪いことを押し付ける。
すると、椅子をバンッという音が聞こえた。
私が何事だ? と思い後ろを向くと私を責め立てて来た、確かコウキだったかしら? コウキが私が振り向くのを確認すると私を責めてきた。
「何をやっているんだ! イザークさん達が困っているだろ! アイラ皇女···いや、アイラ・アズガルド! すぐにイザークさん達を解放しろ!」
まだ、直って無かったのか? あの馬鹿勇者より面倒臭いな。
しかも、私の事を一回皇女と呼んで、言い直して呼び捨てにしたわね? こういう奴は苦手だ。
私が無視をすると「どうした! どうせなにも言えなくて言い返せないだろ!」とどんどんと私を責めてくる。
こういうのってご都合主義って言うんだっけ? なんか聞いたことがあるわね。
確か、オズワルド王国に偵察してくる前にアイリスちゃんか近くの本屋で【ご都合主義勇者に寝取られた男達の復讐】という女にも男にも人気小説で少し呼んだような? とにかくその勇者みたいな感じかな?
「あの、あなたちゃんと私の話聞いていましたか? しかも、私の事を呼び捨てにしましたよね? この国では罪に問われます。
それを覚悟してでの事ですよね?」
私が彼に正論をぶつけると余裕差が消えかけたがすぐに反論してきた。
「違う! 俺は人として当たり前の事を言っているだけだ! 話を変えるな!それと、教皇様に許可を頂いていることは嘘なんだろ?」
うわー、こいつ話聞いてなーい。
余り人の事を馬鹿にしたくはないがこのコウキという人、絶対にあの人気小説のご都合主義勇者に似てるな。
馬鹿勇者よりマシだな。
しかも、イザーク達はそれを聴いて安心した表情をした。
だが、残念ながら本当に教皇様に会って、許可を頂いているので全くもって無駄だ。
会ったのはこの教会の入口の所で今はシモンズ達と一緒に待機している。
なんか、教皇様は最近イザーク達の事を困っており、何やら宜しくないことを企んでいたらしい、何故ここにいるのか聞かれ、事情を説明すると教皇様はやはりという表情になり、私がお仕置きをする提案をすると、彼···いや、間違えた··彼女は迷いもなく私に「どうかあの馬鹿達に思い知らせてください! わたくしは暴力というものは絶対に好きではないので違う方法で苦しめてください!」と言って私の提案を了承した。
「話を変えているのはあなたでしょう? ちなみに本当に教皇様に許可を取っています。
どうやって取ったかというとここに来る前に丁度会ったので、その時にイザーク殿と宮廷魔術師達をお仕置きしても良いですか? 聞いてみたら許可を頂けました。」
「嘘をつけ‼️」
「いえ、本当ですわ。
今も入り口の前にいますが呼んできますか?」
「なら勝手に呼べよ! どうせ嘘だと思うけどな‼️」
そこまで言うのか? なら呼んでやる。
そして私は、指をパチンッと鳴らし、入り口の扉から女性が入ってきた。
「えっ? 女の子?」
おい、コウキとやら口には気を付けた方が良いぞ? 確かにこの方は見た目が子供だが、中身は立派な大人だぞ?
するとコウキは「君は子供なのか?」と答えるとその人物は「失礼ですね‼️ 私はこの教会の最高責任者で教皇でもある、エイル・ザミエールです‼️」と答えた。
見た目は肩まで下ろしる透き通るような黒い髪で、何かこちらを見られると恥ずかしくなるような感じでゴールドのように輝く金色の瞳、顔のパーツはしっかりと整っていてやけに幼さを感じる、そして身体は女の子のような幼女のように細くつい抱き締めたくなるような美少女?だ。
そう、この方こそ、このフレイア教会の教皇である、エイル・ザミエールだった。
何故? 彼女は街を出歩いていたのかというと私のお父様にイザーク達をどうすれば良いのか?と質問しに来ていて、お父様がエイル様に「ワシの娘に聞いてみたらどうじゃ?」と提案されて私を探していたらしい。
ちょっと待ってお父様! 私は病室に居ます! まさか忘れたのですか!?
エイル様の事だが、普通は彼女に護衛騎士などを付けるのだが彼女は私やお父様が知らないところで、悪党のアジトや魔物のアジトを単身で壊滅させた凄く強いらしくチンピラや罪人達は彼女に絶対に近づかない。
一部の悪党達は「彼女に近づくと恥ずかしい目に遭う」と言われているらしい。
エイル様は暴力が嫌いと言っていたが彼女が言うには「暴力で解決するのではなくて、話し合いをして解決するのが良いのです。」と言っていたがどうなのだろうか?
するとコウキがまた私を責めてきた。
「おい! アイラ! これはどういうことだ! こんな女の子を連れて、本当は俺達を困惑させたいだけなんだろ‼️」
「あの、私の話を聴いていらっしゃらなかったのですか? この方はこの教会のエイル様です。
別に困惑させたいわけではありません。」
「嘘をつけ‼️ 黙れ‼️ 人を騙すのは悪いことなんだぞ‼️」
駄目だな、奴は完全に周りが見えていない。
イザーク達の表情がまた真っ青になっているのに見えていないのか? 自分の都合が良い事しか考えられないのか? まあ大したご都合主義ね。
あの馬鹿勇者程ではないけどアイツよりはマシだよ。
もういい、早くイザーク達のお仕置きを済ませよう。
その前にエイル様にもう一度イザーク達にお仕置きして良いか聞くと「良いですよ」と笑顔で許可を出してもらえた。
さて、楽しい楽しいお仕置きを始めよう。
「では、イザーク殿と宮廷魔術師さん達、あなた達は私が出したお仕置きを選べなかったので、唐辛子を食べ続けるのと滝に24時間打たれ続けるのを二つ同時にやってもらいます! おめでとうございます!」
私がそう答えイザーク達の顔が再び白になって嫌々と駄々をこねて、エイル様に助けを求めた。
「「「「そんな嫌だ‼️ エイル様お助けください!!」」」」
すると、エイル様は「えっ? 駄目ですよ? そもそも、あなた方が良からぬ事をしたからこんなことになったのでしょう? 自業自得です。」と答え、彼らはもうダメだ、おしまいだぁという感じになった。
「では、さようなら。
24時間のお仕置きを楽しんでください!」
と私が止めを指し、イザーク達は目からハイライトが消えた。
そして私は彼らに一人唐辛子一億本を持たせ、世界で最も大きい滝の処まで転移魔法を掛けて、消えた。
良し、あとは私に殴り掛かってきた奴らの番だな。
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