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第十三話

更新が遅れてしまい申し訳ありません。

「何だこれはああああああああああああ!?」


何これ!? 他の転移者達の職業はともかく、姫騎士の婿騎士って何!?


上条真······あなたが私の騎士なの? あなたが婿騎士ということ? いや、まだ待て······まだ決めるのはまだ早い。


そう思っているとお母様が肩をチョンチョンと触ってきた。


それに振り向いた私は何? と聴くと、ニコニコと微笑みながらどうな職業があるのか聴いてきた。


「ああ、それですか。

見てください。」


私が職業の紙を見せるとお母様が手で口を抑えながら笑いだした。


「うふふ、なるほどね。」


なるほどねだと? おい待て、嫌な予感がする。

この人はこういう感じになるとすぐにろくでもない事が起きる。


ほら、私がそう考えているともう起きた。


「では、私の可愛い娘であるアイラちゃんのステータスをそこの勇者君と同じくらいにして、スキルに制限を掛けるとしましょう!」


と言いながら手を合わせて制限を掛けようとしているし、あっもう駄目だ。

掛けられたよ。


まあ、一応ステータスを確認するとしようか。


――――――――――――――――――――――――――――――――――


アイラ・アズガルド


年齢:15歳


職業:姫騎士


体力:200

筋力:200

魔力:200

防御:200

魔防:200

敏捷:200


スキル:勇者殺し、全属性無効化、加護無効化、絶対追撃、絶対最速、限界突破、無限の武器


――――――――――――――――――――――――――――――――――


うん、やっぱりそうなるよね。

ということは目の前のご都合主義野郎と同ステータスということか。


まあ、スキルはそのままみたいだが、問題ないと判断したのかな?


そういえばお母様のスキルって何だっけ? 聴いてみるか。


「あのすみませんが、宜しいでしょうか?」


「えっ? 良いわよ。」


「お母様のスキルとステータスって何でしたっけ?」


「ああ、そうね。」


するとお母様が自身のステータスを見せてくれた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――


アイーシャ・アズガルド


年齢:不明(本人も忘れている)


職業:設定者


体力:500

筋力:150

魔力:10000

防御:360

魔防:12000

敏捷:560


スキル:設定


――――――――――――――――――――――――――――――――――


はっきりと言いたいことがある。

何故魔力と魔防だけ規格外なんだ! それに設定って何!?

その設定というスキルで私のステータスを変えたというの!?


何それ? 何なんだそれは? 私には理解できない。


設定ってあれだよね······よく物語とかの話を作るための奴だよね?


そして私は、お母様にステータスを見せてくれたことにお礼をして勇者の野郎と他の転移者達に顔を向けて、紙に書いてある職業を見せた。


それを見たコウキが「青の勇者か、良し! これでお前と決闘できる。覚悟しろ!」と言ってきた。


 こいつは戦闘狂か何かか? もうこいつとは関わりたくもないから徹底的にボコるとしよう。

 どうやら他の転移者達も自分の職業の確認が出来たようだし、訓練所に案内するとしよう。


「あっアイラちゃん! 剣忘れているわよー!」


と母が剣を渡してきて、それを手に持った私は転移者達に訓練所へと案内した。

読んでいただきありがとうございます!


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― 新着の感想 ―
[良い点] アイラのお母さん凄いですね... 年齢を自分ですら忘れてるって一体幾つなんでしょうか...
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