11/9 雨上がりの大河は美しい
朝、特にやることもないので某大手エッセイストの短編を見て2000文字余りのエッセイを作る。やはり一日書き物を再開すると書くことに抵抗が減って、ある程度なんでもすらすら書けるようになる。投稿の一歩手前までいったが、外出の時間であるから一旦放置する。他学部の女の子を誘って近隣の大学の学祭を冷やかしに行くのである。とはいえ向こうの学生に知り合いがいるわけではなく、専門的なステークホルダーがたまたまその学祭でイベントをやっているから、今後のことも兼ねて挨拶をしておくのである。大学生になるとこういう人付き合いが増えてくる。
自転車を走らせて、何とは言わないが幅が1000メートルはあるような大きな川を渡る。橋には自転車道が併設されていて通りやすくなっている。午前までは雨が降っていたが、午後私が通ったときにはすっかり晴れて、川面は太陽を反射して複雑な暖色の集合を見せている。というより私たちは雨がやむのを待って出てきたのである。こういう美しい景色に出会うと普段の悩みも忘れるほど感動するものだが、しかしそれは美しい景色を見ているからであり、悩みが解決されているわけではないということを考えてしまう。そういう思考になる面倒臭い人間なのである。下宿から数十分で着いて、さらに数十分で所用を済ませて帰宅する。
夕方、早めの夕食を食べてインスタントのコーヒーを飲みながらしばらく勉強する。一つ目の日記でも言ったように私はコーヒー下戸であるから、一杯のコーヒーで十分目が覚めてしまう。それにしても私は今日昼食を抜いている。このような不規則な生活を続けているから私はいつまでたっても痩せているのである。せっかく夜更かしをするのであるから、今からコンビニに行ってちょっとした夜食でも買うことにしよう。
日記も二日目になるとやることがなくなってくる。しかしボカロ界隈で日記が流行しているから、私もますます書かねばならない。あとノルマとして日刊ボーカロイドもやらなければならない。つまり今日も連載小説には手が回らないわけである。水曜に試験もあるし、週末までまともに連載小説を進める時間が取れないかもしれない。




