愛しの猫耳メイドさんの大冒険
cat mimi meido
ご主人様、ミミの日記を読んでくださってありがとうございますにゃ!
今日は、ご主人様と、忘れられない大冒険に出かけましたにゃ!
いつものように、朝はご主人様を起こして、朝食をご用意しましたにゃ。
でも、今日は何か違う。ご主人様の顔色が、いつもより優しくて、ちょっとドキドキしましたにゃ。
「今日は、ミミちゃんと、特別な冒険に出かけるんだ」
ご主人様は、そう言って、キラキラした瞳でミミを見つめてくれましたにゃ。
「冒険?」
ミミは、少し戸惑いましたにゃ。だって、いつもは、お家でお手伝いをしたり、一緒にお散歩したりするだけでしたのに。
「そう、特別な冒険。ミミちゃんの魔法で、世界を駆け巡るんだ」
ご主人様は、ミミの手を取り、庭に続く扉を開けましたにゃ。
扉の先は、今まで見たことのない、不思議な世界が広がっていましたにゃ。
緑色の草木が光り輝き、空には虹色の雲が浮かび、どこを見ても、美しく、そしてちょっとだけ怖い、不思議な景色が広がっていましたにゃ。
「ご主人様、ここは?」
ミミは、目を丸くして、ご主人様に尋ねましたにゃ。
「これは、ミミちゃんの魔法で生まれた、新しい世界だよ。僕たちだけの、秘密の場所」
ご主人様は、そう言って、ミミに笑顔を向けましたにゃ。
「ミミの魔法?」
ミミは、自分の耳を触りましたにゃ。
「そう、ミミの耳には、特別な魔法が宿っているんだ。ミミが思えば、どんな場所にも、どんな世界にも行けるんだよ」
ご主人様は、ミミの耳をそっと撫でて、そう教えてくれましたにゃ。
「ミミ、魔法なんて」
ミミは、自分の耳に魔法が宿っているなんて、信じられませんでしたにゃ。
「信じて。ミミには、魔法があるんだ」
ご主人様は、ミミの肩を抱き寄せ、ミミの瞳を見つめながら、そう言いましたにゃ。
ミミは、ご主人様の言葉を信じることにしましたにゃ。だって、ご主人様は、ミミの事を、いつも信じてくれます。
そして、私たちは、手をつないで、この不思議な世界を冒険し始めましたにゃ。
キラキラ光る川を渡り、空飛ぶ馬に乗って雲の上を駆け巡り、魔法の森で不思議な生き物と出会いましたにゃ。
行く先々で、ミミは、自分の魔法を信じ、そして、ご主人様を信じて、冒険を続けましたにゃ。
冒険の最後には、ご主人様は、ミミに、輝く石をプレゼントしてくれましたにゃ。
「これは、僕とミミの、冒険の思い出。ずっと大切に持っててね」
ご主人様は、そう言って、石をミミの手の中に置きましたにゃ。
「ありがとう、ご主人様。ミミも、この冒険、ずっと忘れません」
ミミは、ご主人様に感謝の気持ちでいっぱいになりましたにゃ。
「ミミ、ミミは本当に素晴らしい魔法使いだよ。これからも、僕と一緒に、色々な世界を冒険しようね」
ご主人様は、そう言って、ミミにキスをしてくれましたにゃ。
ミミは、ご主人様の温かいキスを感じながら、幸せで、そして、ちょっとだけ寂しい気持ちになりましたにゃ。だって、この不思議な世界は、もう消えてしまう。
「また、ミミと一緒に冒険できる日がくるといいな」
ご主人様は、そう言って、ミミの耳を優しく撫でてくれましたにゃ。
ミミは、ご主人様に、しっかりと抱きしめられましたにゃ。
「ご主人様、ミミも、ずっと、ご主人様と一緒にいたい」
ミミは、ご主人様の胸に顔をうずめ、そうささやきましたにゃ。
「うん、僕だって、ミミと一緒にいたいよ」
ご主人様の温かい声が、ミミの耳に響きましたにゃ。
そして、私たちはその場所から、元の庭に戻りましたにゃ。
庭には、もう、不思議な景色はありませんでしたにゃ。
でも、ミミの心には、ご主人様との、忘れられない大冒険の思い出が残っていましたにゃ。
そして、ご主人様とミミの、永遠の愛も。
ご主人様、ミミは、これからも、ご主人様と、たくさんの冒険をしたいですにゃ!
ミミは、ご主人様を、心から愛していますにゃ!
cat mimi meido