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鰐の箱庭  作者: マワル
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とある男

雨上がりの空は何かが始まる気がして好きだった




本当は何も始まらないのに






いつも通りの朝が来る。

朝起きてご飯を食べる習慣なんてとっくの昔に無くなっている俺はダラダラと支度を始める。

誰にも邪魔されない生活に心地良さとほんの少しだけの寂しさを感じながらダラダラとタバコに火をつける。

……最初は苦手だったのにすっかり気にならなくなったヤニクラを感じながら今日の天気を確認する。

家から駅、駅から職場までの僅かな道程のために濡れるのは勘弁してほしい。


「今日は昨日の雨が嘘のように晴れるでしょう」 


気象予報士のそんな一言に期待してしまう。

道路は水溜りができて歩きにくいだろう。それでも俺は期待せずにはいられない。


「いってきます」


返事をしてくれる人は誰もいないのにそう言って家を出る。

今日は良いことがありますように…

初投稿です。

よろしくお願いします。

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