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俺のドラムは少女のギターに救われた  作者: べるりーふ
番外編 其の九
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ここからの登場人物

 滝上夏音


 主人公にして語り手、ドラム担当。12年前からドラムをしていたが、とある出来事がきっかけで一度辞めている。高校卒業直前に音琶と出会い、大学でバンドを組むことになる。

 以前は人間嫌いで目つきと口が悪く、よっぽどの事が無い限り人のことを信用しなかったが、音琶と付き合いだしてからは彼女を大切にしていこうという気持ちが芽生え始め、彼女の秘密を知ってからはより一層その気持ちが強くなった。

 酒は全く飲めないはずだが、例外もある模様。音楽の知識の深さからドラマー以外の部員からも頼りにされることがあるが、あまり快く思ってない。

 夏休み以降も音琶との同居生活を続け、良好な関係を築いている。12月まで軽音部に所属していたが、先輩とのトラブルが原因で強制退部となり、年明けの3月からは音楽同好会にて活動を再開する予定。



 上川音琶


 メインヒロイン、たまに語り手。ギター、ボーカル担当。夏音の高校卒業ライブを見て共にバンドを組む決意をする。ギターの腕前は非常に高いが、自分では満足していない。

 経歴には謎が多かったが、3年前に事故死した腹違いの兄・和琶の命日にとうとう打ち明けた。バンドマンの父を持ち、夏音に初めて話しかけた原因の一つではあるが、もう一つは夏音が亡き兄と瓜二つだったのが理由でもある。

 黒髪ツインテでかなりの巨乳の持ち主、夏音の注目の的になっている。明るく天真爛漫な性格だが、長年の入院生活や高校時代のいじめ、兄の死や自分自身の病気もあって思い詰めたような表情をすることがある。ぽっちゃり体型をやや気にしているがそれはまた別の話。誕生日に夏音からリボンをもらい、それからずっと髪飾りとして使っている。

 初ライブの日に夏音に告白し、付き合うことになってから良好な関係を続けている。12月まで軽音部に所属しており、兄の死の真相を探ろうとしていたが、夏音と話し合った結果退部し、年明けの3月からは音楽同好会にて活動を再開する予定。



 池田結羽歌


 メインキャラの一人、ベース担当。たまに語り手。初心者だが経験者の夏音や音琶も認めるほど真面目で、真剣な表情でベースを弾く。夏音とは同じクラス。典型的なたぬき顔に明るい茶髪ボブ、痩せ型に低身長と、非常に可愛らしい容姿の持ち主、というよりは貴重なロリ枠。しかも優しい。妹が居る。

 人見知りが激しく、責任感が強い。涙もろい。怖い人が苦手だったが、その性格は変わりつつある。酒は飲めるが強くない。飲み会の度に潰れ、音琶に部屋まで送られている。そのことでたまに音琶とぶつかってしまうことがある。

 ベースを始めてから様々なバンドの曲を聴こうと心がけており、成長速度は速い。琴実からベースボーカルを目指してみてはと言われたことがあったが、楽器を演奏しながら歌うのは難しいと判断している。

 日高が千弦と付き合っていた事実を知ってから軽音部での立ち位置と精神面が危うくなり、勢い余って退部してしまったが、琴実と共に音楽同好会への入部を決意する。

 


 日高奏


 夏音の友人で同じクラス。入学式の時に夏音に声をかけ、それ以来授業の席はいつも隣。一度軽音部に入部したもののすぐに辞めてしまう。

 辞めた後も夏音とは関係は良好で、どこかに出かけることもしばしば。人当たりが良く、夏音の良き理解者。モールのゲームセンターでバイトしている。

 千弦と付き合っており、仲が良好な一方、結羽歌が複雑な心境を抱く原因ともなっている。



 立川千弦


 夏音と同じクラスの女子。キャラが若干音琶と被っている。最初は結羽歌と二人で授業を受けていたが途中から結羽歌と共に夏音と日高の隣に座ることになった。

 バンドには興味があるが、入部することはできなかった。その後は夏音、結羽歌、日高と共にどこかに出かけることがあり、良好な関係を築いている。カラオケでは常に高得点を叩きだしている。

 夏休みに日高と2人で夏音達のライブを見に行ったことがあり、その頃から交際を始めている。



 高島琴実


 ベース担当、自称結羽歌のライバル。結羽歌とは同じ高校でテストの点数を競っている内にライバル意識するようになる。難のある性格でプライドが物凄く高い。

 結羽歌とのいざこざが何とか解消され、それ以降は高校時代と同じように良好な関係を築いている。同じベーシストとしてライバル意識を持っていることは変わりないものの、結羽歌を応援しており、自分自身も頑張ろうという気持ちが今まで以上に芽生えている。

 高校時代付き合っていた男子に浮気された過去を持ち、学祭当日に彼が現れたことで過去のトラウマを思い出してしまうが、結羽歌の支えもあって難を逃れる。その際結羽歌に放った言葉が原因で軽音部の先輩から監視されるようになり、退部を余儀なくされる。結羽歌との決着をつけるためにも音楽同好会に入部する決意をする。



 宮戸響


 音楽同好会の3年生、ギター担当。夏音も居たことがあるコンビニでバイトをしており、XYLO BOXでもほぼ常連となっている。眼鏡とコンタクトを使い分けている。

 3年間軽音部に所属していたが、部員とのトラブルや留年したことが重なって退部、今では音楽同好会の顔になっている。学祭では弾き語りもしており、なかなかの美声の持ち主。

 夏音や音琶、結羽歌のことを気に入っており、影ながら応援している。



 上里留魅


 音楽同好会の3年生、ベース担当。響と付き合っている。腰まで届く長い金髪が特徴。

 軽音部に所属していた過去を持つが退部している。和琶の件もあってか軽音部には恨みを重ねている様子が窺える。酒を飲んだら本性が出るタイプ。



 洋美


 夏音、音琶、結羽歌のバイト先であるライブハウス、XYLO BOXのオーナー。年齢不明。人当たりの良い性格で、バンドマンの顔は一度会ったら忘れない。胡散臭いところもあったりする。

 音琶とは長い付き合いで、当時高校生だった音琶のことを実の娘のように可愛がっている。音琶の父、旭とも親交があった模様。



 池田実羽歌


 結羽歌の実の妹で高校一年生、もうすぐ二年生。結羽歌とは正反対の性格をしていて人懐っこい。結羽歌曰く可愛く、目元がそっくり。琴実曰く結羽歌より胸が大きい。お姉ちゃん大好き。

 姉と同じ大学に通う為に早くも受験勉強を始めていて成績は学年一位レベル。結羽歌が軽音部を辞めたことを直接は知らないが、姉が辛い想いをしていることを瞬時に察し、共に心を支え合っている。

 作者のスピンオフ作品の主人公だったりする。

本作も全体の四分の一まで進みました。

ここまでで450話分ですから、完結したら全1800話まで行くということなのでしょうか......。


今回の番外編での登場人物は次章開始時点での主要キャラとなりますので、今後も続々新キャラが登場していきます!


ここまで読んで下さった読者の皆様に感謝の気持ちを述べると共に、まだまだ続いていく物語をこれからもどうぞよろしくお願いします!

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