表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/101

南西戦争 日本陣営vsオーガ陣営 その1

日本陣営がゴブリンを銃で先制攻撃したことで開戦した

日本陣営は銃による一斉射撃でゴブリン達を次々と撃破していく

だがゴブリン達は物凄い数である

総数20万なのだ

それに対して日本陣営は200人である

数だけであれば絶望的だが、日本人はこの世界において強者になっていた

屈強なタンク達が一斉に挑発スキルを放つ

そして後方ではヒーラーが必死に回復魔法を唱えていた

アタッカーはゴブリンに目もくれずに指揮をしているオーガの元へ向かう

タンクだけでゴブリンは蹴散らせるのだ

そしてヒーラーの回復が間に合わないこともなかった

物凄い数のゴブリンに囲まれるタンク達

そしてアタッカー陣がオーガに到着するとオーガ達との戦いが始まった

そんな中

一人のオーガがアタッカーを次々と暗殺していった


・・・そうアクアである


凶鬼がわざと目に付く場所にオーガを配置し、来たアタッカーをアクアが暗殺していた

日本陣営の作戦としては早めにオーガを潰す計画だったろうが、序盤は失敗した形になろうとしていた


だが一人の剣士がアクアに立ちはだかることとなる


無精ひげを生やした短髪の若者だった

「なあ?あんた暴れすぎだよ?」

アクアの前にでるなりそう言う若者

竹串をくわえていたので少し喋りずらそうだった


「ふん。ならば抑えてみせるんやね!」

アクアは少し首を傾げた

百夜の報告ではランクS相当の冒険者というか日本人はもう数えるほどしかいないと

目の前の若者はそれなりに手ごわそうな雰囲気を持っていた

まあええわ・・・

そう言い領域が発動するのであった


若者は困惑していた

初めて見る光景に思わずくわえていた竹串を落とした

目の前のオーガと自分の周りだけ癒しの空間に思えた

だが動きが鈍くなっているのを感じた

・・・そうか

これが領域と言われるやつか

若者はそうとわかると

「これがあんたの領域ってやつかい?確かにこれは辛い・・・。だがねっ」

一閃だった


アクアは信じられない光景を目にした

そこまで強くないはずの若者が領域を破壊したのだ

一度破壊されるとしばらく使えない

目の前の若者は破壊しても動けないという感じはしなかった

そして居合の構えをとっていた

いつの間に・・・?

アクアですらわからない速さで構えていた

アクアは想定外の強敵と早々にあいまみえてしまっていた


若者は頭を掻きながら

「そう言えばオーガには名前があるんだっけかな。俺の名はイッセイ。あんたの名は?」

若者は名乗った

「アクアや・・・。少々長い付き合いになりそうやな」

目の前のオーガはかなりな美人だった

一本巨大な角がある以外は日本人に似ていた

というかオーガが結構日本人に似ている気がしていた

刀も使うし・・・

祖先が日本人なのだろうか・・・?

イッセイはそう考えていたが、アクアと名乗ったオーガはかなりの強さであることもわかった

ここで時間稼ぎが出来れば上々だろうな

そうイッセイは思い、居合の構えでじりじりとアクアに迫っていた


居合か・・・

アクアは少々渋い顔をしていた

アクアの刀も野太刀と言えるほど長い

弾かれたら一瞬で間合いを詰められる可能性もある

序盤から刀技をあまり使いたくないという思いもあった

だが、イッセイと名乗った若者はじりじりと寄ってきていた

試しに一回振ってみたが、見事な剣筋であった

これは少々まずいかも知れない・・・

これほどの使い手が他にいるかは不明だが、数名いると厄介この上ない・・・

アクアはそう考えると一旦退くことも考えるが、士気が低下するというのは戦争においてはまずい状況であった

仕方ないか・・・

そう思いアクアは鬼水の型・弐を放つ

水で形どられた虎の爪牙がイッセイに襲いかかる


イッセイは斬ろうとしたが水で出来ていると気付いた時には遅かった

少々腕に切り傷を負ってしまった

焦ったところへアクアが斬り込んで来ていたので必死に回避する

刀もかなり斬れ味がよさそうなのである

一撃でももらえば飛ぶのは間違いなかった

これはたまらんなあ・・・

しかし、召喚された価値はあるんじゃないかな

イッセイの目は輝きだしていた


一気に攻勢に出ようとしたがイッセイの目が輝いてきたので一旦退いた

思った以上にダメージを与えられなかったようでもあった

あかんなあ・・・

思っていた以上に腕が落ちている

そう勘違い出来るほどにイッセイは強かった

実際にはそこまで腕は落ちていなかった

イッセイはつい最近召喚されたので情報になかったのだ

そしてイッセイはこの戦争に向けて一気に強化されていたのだった



「やっぱり召喚しててよかったねえ~。もうちょっと情報が遅かったら日本陣営は負けてただろうねえ。にゃはは~」

首都で様子見をしていたベルゼブブは安堵の顔をしていた

読みが当たったのが嬉しかったのかにこにこしていた

「そうだね~。読み通り魔力が高い者が召喚するとより一層強い者が召喚されるみたいだね」

フードを被った少女がそう言う

ドリィ家に借りている一室には今、幾重にも水晶が置かれ戦況が把握できるようになっていた


「さぁて!るーちゃんの方も動くみたいだよ~。どっちが勝つかな~。にゃはは~」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ