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首都での戦い その1

大広間にはまずオーガ達が先にルシファーの使いに話をしていた

そしてその後怨血童子筆頭にレイカ、凍土も入ってきた

クママ達はまだ来ていない

「さすがにまだベルゼブブ、ルシファーは来ないか」

そうレイカが呟いた時だった

「呼んだかな~?待たせたね~。にゃはは~」

レイカの肩に手を置いて、その後レイカににっこり微笑んだベルゼブブ

その後、少し遅れてからルシファーも来た

「俺達速く着きすぎたんじゃないか?クママ達来てないぞ?」

不機嫌そうにルシファーがベルゼブブにケチをつける

「いいじゃない~?下手に打ち合わせされるより。ねっ。にゃはは~」

今度は凍土の方を見てにっこり微笑んだベルゼブブ


しばらくしてからクママ達が到着した

「お待たせしました。ちょっとした余興に時間かかってしまいまして」

クママがお辞儀するとベルゼブブは気にしないような様子で

「では~。返事を聞かせてくれるってことでいいんだよね~?」

ベルゼブブがそう言うとシュトリュも怨血童子も頷く

「南東エリアとしては問題ないよ。月下の眷族に内政が得意なのいてね。回復しつつあるから原住民は大歓迎さ。あはははは」

シュトリュは笑っていた

そしてベルゼブブが怨血童子の方を見ると

「俺達はやはり反対だ。あいつらと仲良くは出来ない。すまないな」

ベルゼブブに怨血童子がそう言うとベルゼブブはにっこり微笑む

「だってさ~るーちゃん。どうする~。予想通りだよ~?ここで潰す~?にゃはは~」

ベルゼブブがルシファーの方をちらっと見るがすぐ怨血童子の方をみる

「猶予をやろう。ここは原住民達から譲り受けた城だ。ここでいろいろ起きるのはまずい。って思ってるんだろ?」

いきなりルシファーは方向転換した

「俺が相手してやる」

ルシファーがそう言うとベルゼブブが笑いだした

そして景色が変わる

いつの間にか首都に転移していた

「にゃはは~。僕たちのホームへようこそ!状況わかるかな?どうじちゃん」

そこには原住民達がいっぱいいる

そうアイドルグループ・ベルルンのステージの上に転移していたのだ

その時

クママはノッホを連れて咄嗟にステージから降りた

そしてシュトリュと百夜も降りることに成功した

怨血童子やレイカ、凍土が動きだそうとしたが遅かった

「うぇる~か~む!さぁてこの人数とどう戦うか。楽しみだな~。にゃはは~」

そしてルシファーも動き始めた

「久々だな。動き固くなければいいが」

そう言ったルシファーだが姿が既に違っていた


端正な顔立ちの男性がそこには居た

そして背中には翼が生えている

吸いこまれそうな蒼い眼

2ブロックで固められた金髪

身長も180cmはありそうだった

見事な鎧を着ていた

そうルシファーは不変いや、ミカエルと似たりよったりの格好をしていた

その姿にクママやノッホ、シュトリュ、百夜はびっくりした


原住民は一斉に拝みだした

目の前に天使が降臨したようにしか見えない

おまけにその天使の目の前にはいきなり現れたオーガ達

歓声と罵声が首都を激震させていた


そしてルシファーが領域を発動させた

不変の時よりも大きい

ステンドグラスには悪魔を突き殺す天使が描かれている

だが不変との違いはそこに天使達が鎮座してはいなかったこと

それでも十分だった

神々しい光が空から降り注ぎ

そこに立つルシファーの神々しさに磨きがかかる


「では行こうか?どうじちゃん」

ルシファーがそう言った瞬間、怨血童子に斬りかかるが凍土が攻撃を弾く

だが凍土の動きも鈍い

レイカは立ち上がることもままならない

「ほう。動けるのか、どうじちゃんより強いんだな。ふっ」

ルシファーからは余裕が感じられる

それもそのはずだ

まともに動けるのは凍土ただ一人

そしてオーガ達に異変が起き始める

あちこちから悲鳴が上がっていた

そして次々と倒れていくオーガ達

「どうした?速く俺を倒さねばオーガ達は全滅するぞ?」

ルシファーは首と手を鳴らして怨血童子を見下していた

「おのれ!ルシファー!許さぬぞ!」

ルシファーの攻撃に体が未だに鈍いが必死に攻撃を防ぐ凍土

怨血童子はレイカと同様動くことすらままならない

「なぜ・・・動け・・・ぬ・・・。この領・・・域は・・・。まさか!」

そこまで怨血童子が言うとルシファーが答えた

「ははは。そうだよ。この領域は光属性だ。大抵のに有効だよ?凍土だっけか?君はよく動けてる」

ルシファーがにっこり微笑む

それが凍土をいらつかせる

怨血童子ほどではないが、それでも短気な血筋であるのは間違いないのだ

だが分が悪すぎる展開であった

そもそも予想外過ぎて思考がうまく動かない

それほどまでにベルゼブブとルシファーの作戦ははまっていた


クママ達も唖然としていた

そしてクママ達が逃げだすのをベルゼブブが見ていたのをシュトリュは見逃さなかった

絶妙なタイミングでルシファーは領域を張ったのだ

シュトリュはそこに不自然さを感じていた

「なんでクママはすぐ動けた・・・?あのおかげで僕らも逃げれたけれど。それにやっぱあの領域は破れそうにないな。あはははははは」

シュトリュは笑っていたがクママもノッホも百夜もそれには気付かなかった

いや気付けなかった

それほどまでにルシファーが凄かった

圧倒的な力に見事なまでに天使の姿

いつの間にか首都の原住民も静かに祈っていた


そしてベルゼブブも微笑んでいた

クママ達同様領域からは離れていた

今のところ普通の人間と同じ振舞いをしているため念のため領域から離れたのだろうと推測出来た

天使の姿だから人間には効かないと言えばそれで納得はするだろうがだ


シュトリュは完全に裏をかかれたことに失笑するしかなかった

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