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プロローグ
私はずーっと一人でした。
私は勇者に会いました。
私は初めて世界を知りました。
私は旅をしました。
私は仲間が出来ました。
私は信じていた人間に裏切られました。
私は道具として扱われました。
私は閉じ込められました。
私は怖いと感じました。
私は憎んでいます。
私はもう後戻りできないと思います。
なんで・・・
なんで私だけこんな目に合わないといけないのっ!!
・・・私はあきらめました。
・・・・・・信じるということを・・・・・・
皆さんは妖精は良い存在だと思っていますか?
他の方の作品を見ても、主人公に手を貸す存在という感じがします。
だから、あえて悪い方に転がしてみました。
次回から残酷描写があると思うので苦手な方はお気を付けください。