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陰陽師 賀茂光栄

作者:屯田水鏡
賀茂光栄は陰陽師家の嫡男として生まれた。
祖父、賀茂忠行も父、保憲も何れも当代随一の陰陽師として誉れ高い。
長月のある夜、神泉苑のそばで、月光のもと、牛車の中に美しい姫の姿を垣間見て心をときめかした。
 一月後の神無月、十六夜の月の美しい夜、下人蜘蛛丸を伴って京の都をそぞろ歩いていた光栄は、神泉苑までやって来た時、物々しいいでたちの武士の一団に囲まれた。
一団の長、源満仲によると、彼らは間もなく現れるであろう怨霊を退治するためにその場にいるという。
しかし、やって来たのは先の長月の夜に出会ったあの麗人の乗った牛車であった。
武士達はその場を通り過ぎようとする牛車に戦いを挑むが、ことごとく失敗に帰した。
武士団の長、源満仲も通り過ぎる牛車を討とうとして倒れた。
光栄は、落命寸前の源満仲を陰陽の術で蘇生させた。
満仲は、近くの屋敷の生け垣の後ろに隠れ、姿を見せない「中将様」と呼ばれる「雇い主」と思しき者から事態の首尾を激しく叱責される。
光栄は、源満仲とその兵士、並びに「中将様」と呼ばれる得体のしれない者達を後に、牛車の跡を追った。
 牛車の轍の跡から、それが鴨川の流れへ降りて行ったことを確信した光栄は、薄の穂の茂る、荒涼とした四条河原に分け入って行き、地獄からやって来た鬼と出会う。
 若き陰陽師は陰陽の術を駆使して、邪鬼によって鬼の中に捉えられ、怨霊と化した姫を救い出すため戦いを繰り広げるのであった。














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