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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

感情

掲載日:2012/03/30

少女は、人間が嫌いだった

嫌いというより、人間になれなかった

別に体が、アンドロイドだったわけではなく

ただ、人の感情がもてなかった

人が楽しいと思った時は笑えず、人が持つ喜怒哀楽には、哀しか少女の心には、感情がなかった

いつも、人が楽しい時、怒っている時、喜んでいる時、少女はいつも泣いていた

そんななか少女は、ある人間離れしている少女に出会う

その少女は、まるで人間ではなく、天使の使いのような綺麗な姿をしていた

その少女は、泣いている少女に問いかける

「どうして...泣いているの?」

と、問いかけた声は、透き通った声でどこか哀しげだった

少女は、泣いていた眼をこすり喋りかける

「私には泣くことしか、無い....から」

少女の言葉は、とても哀しそうだった

すると、問いかけた少女は、泣いている少女のそばに近ずいて、まるで大切な物を守るように、ぎゅっと抱きしめていた

その少女の目には、うっすらと涙がこぼれていた

抱きしめられた少女は、涙を見るとうっすら脳裡に自分と、その少女が笑っている姿が浮かんだ

抱きしめている少女は、あやすようにつぶやく

「この世界は貴方が思っているほど、哀しくないから.....この世界には、きっとあなたの足りない感情も、あるはず.....だから探しに行こう」

すると少女は、笑顔で泣いていた少女の手を掴んだ

その手は、なんだか安心出来るようなあたたかな手だった

そのぬくもりに少女は、喜びの感情をおもいだし、少女に笑顔を見せた

そして、少女は言葉を口にした

「ありがとう..」



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