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自分の作品が心の底から好きな全ての人へ

作者: タイラ
掲載日:2026/08/14

 私は自分の作品が好きです。

 自分の書いている世界観が好きです。

 登場人物達が全力で今を生きているその姿が大好きです。


 ポイント、評価、感想、知名度。

 確かに、私だって欲しいです。

 作品を読んでくれる人は、多い方が嬉しいに決まってる。


 それでも、今こそ声を大にして言いたい。


 それは作品の価値の本質じゃない。

 「テンプレ」だからどうだこうだなんてのも、関係無い。

 作品の価値は、作者がどれだけその「作品の人格」を愛しているのかで決まる。


 ポイントが伸びず、それでも、PVが少しでも増えていればと、何度も何度も、大して変わらない棒グラフを眺める毎日。

 それは、裏を返せば、それだけ自分がその作品を愛していることになる。

 だから、数字にこだわりたくもなるし、悔しいんだ。



 時には、読んで下さった人もいる。

 ポイントを残して下さった人もいる。

 ブックマークを付けてくれた人もいる。


 本当にありがたくて、感謝してもしきれない。

 でも、いつしかそれを目当てにしているように感じてしまった。

 登場人物あいつらの人生を、自己顕示欲の為に使っていると改めて理解してしまった。


 だからこそ、もう一度思い出したい。


 自分の作品の一番のファンは、自分だ。

 自分のキャラクターを一番推しているのは、自分だ。


 最初に自分の作品を愛したのは、自分だ。

 最後に自分の作品を愛せるのは、自分だ。


 あいつらの人生の幕を作れるのは、自分だけなんだ。



 書くのが辛くなった時、他の作品と比べて、自分の作品を卑下しそうになった時、そして、「こんな作品より、自分の作品の方が面白いはずだ」と、嫉妬に駆られた時、また来てほしい。



 そして、できれば自分の作品の『主人公』の物語を、自分の手で、終わらせてほしい。

 どれだけ時間がかかっても、妥協しない結末を与えてあげてほしい。

 作者の事情なんて、登場人物たちは知らないんだから。

 だから、そいつらのためにも誇りを持って終わらせよう。

 


 なんて、ふと思った。


 これまでに完結させることなく切った作品への、哀悼でもあります。

 それに、私も多分、いずれここに帰ってきます。


 また、対となる「どうしても嫌いな作品があります」も合わせて読んで下さると幸いです。

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― 新着の感想 ―
サイコーです〜! PVとかに追われる毎日よりも自分を楽しませる物語書いた方が百倍いいですよね〜! その好きが書籍化されることを願って頑張ります!
あ、こっちのほうが先でしたかw読む順番間違えてしまってすみません。でも、あとにこちらで良かったかもです(*^^*)♪ 自分の作品は自分が一番大好き あぁ、すごくわかるし、ホントにそうだなぁと思いま…
こんにちは。 エッセイ「どうしても嫌いな作品があります」から飛んできました。 この気持ち大切だと思います。 ポイントやPV目当てで創作するより、この気持ちを持ち続けていた方が創作活動を長く続けられる…
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