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#7 同類と生活

どうも黒艶日暮です。

〜前回のあらすじ〜

チャイナ服少女を大蛇から助けたら、彼女から「あなた、転生者ですよね」と問われる。

彼女の正体は何者なのか!見ないな感じで終わってたと思います。

では、#7 同類と生活、どうぞ!

「あなた、転生者ですよね?」

 バトと名乗る少女に言われて一瞬思考が停止した。なぜ転生のことを知っているんだ。

 そこで思い出す。そういえばイゼクが他の新属性のテストプレイヤーもこの世界に連れて来たと言っていなかったか?

 こちらが惚けていることに気づいたのか、バト自身が説明してくれた。

「私も転生者なんです!それで闘属性のテストプレイヤーになって試練をクリアしたのでこの国にやって来たんですよ」

「でもなんで僕が転生者だと分かったんだ?」

「私のスキル:第六感は、対象の秘密がランダムで一つわかるんです。いや〜あなたが転生者であることがわかってラッキーでした!」

 何そのチートスキル…

「ということはそっちの人は、インド神話のシヴァ?」

「はい、破壊を司るあのシヴァです!」

 

 その後、僕たちはタイタンアナコンダを討伐するというクエストの報酬を山分けすることと、ある程度一緒に活動することを決めた。

 ところでギルドでは最低難易度がAで、最高難易度が現在Gだそうだ。勘違いでかなり難しいクエストを受けてしまった。おかげで山分けでも一週間は食うに困らないだけの報酬をもらえたが。それにギルドのランクも一気にゴールドまで跳ね上がった。簡単なクエストを多くこなすより難しいクエストを一つこなす方がランクは上がりやすいそうだ。

 バトは今ゴールドランク上位で、もう少しでプラチナランクだと喜んでいた。

 ゴールドが上位10%、プラチナが上位5%、ブラックが上位1%だそうだ。

 ところでお互いの転生前の名前は言わないことにした。二重人格なんてなりたくないしね。


 ギルド会員専用の食堂で色々な話をした。

「そういえばベノさんはどこの国出身なのですか?」

「僕は日本だけど、バトは多分中国だよね」

「チュウゴク?私は清出身ですが」

 清って…まさかこの娘、かなり昔の人なのか?

「ねえバト、清の皇帝って誰だった?」

「康熙帝様ですよ。私は皇帝直属の護衛だったんです」

 実は私凄いんですよ!と胸を張る。

 康熙帝って江戸中期あたりの皇帝だよな。

 生まれた時代が違うことを一応説明しておく。

「実は僕はバトよりも400年弱後の時代に生まれたんだ」

「そうだったんですか。なら敬語は使わなくていっか、改めてよろしくね!」

 軽っ!

「それにシヴァ、今までは神様だからと敬語を使ってたけど大したこと何もしないじゃん!だからもう敬語なんか使ってやんないよ!」

 意外とサバサバしてるなぁ。

「おいおい、俺の神様としての威厳はどうなんだよ」

「元から寝て筋トレしてるばっかの神に威厳なんてないでしょ」

 二人の口論をエルと温かい目で見守る。

 それより今日の寝床だ。もう日は沈んでいる。早く宿を取らないと野宿するハメになるかもしれない。

 そこでギルドの宿をあたってみると十分に部屋は空いていた。そこで4人で相談して一番お得な4人部屋を一部屋取ることにした。流石に服は変えたいので店が閉まる前に急いで服屋に行って普段着とパジャマになりそうな服をエルと買った。さらに日用品と、ついでに石鹸と針と糸を買って今まで上着代わりに着ていた白衣を修繕することにした。薄汚れて少し破れているところもある。


 その晩、バトと話をした。

 どうやらほとんどギルド会員はあくまでギルドでの依頼を副業としてしかこなしていないそうだ。少し転生前のギルドのイメージと違った。

 バトは本業として護身術を教えているそうだ。闘属性に適性がある人は二週間も習えば格闘系のスキルを習得できるそうだ。

 そもそも属性は一つとは限らず、経験を積むことで新たな属性を獲得することもあるとのことだ。

 流石に僕より1ヶ月先にこの世界に来ただけあって色々と詳しい。

 シヴァに関しては特に働いている様子もないのに妙に金を持っているとのことだ。バトが「ニートのくせに」とぼやいていた。


「今日は遅いしもう寝るか。エル、明日は仕事を探しに行こう」

 そう言って眠りについた。

いかがでしたか?

面白かったらぜひ感想やブックマーク登録などお願いします。

ところで、かなり今更ですけどサマエルって神様じゃなくて堕天使ですよね、それも男の。シヴァを登場させたせいでそれが顕著になっていましました。

まあ気にしたら負けだ!だって毒系統の神様ってあんまいないもん。病気系なら疱瘡神とか五毒将軍とかいるけどダサいじゃん。

てなわけで8話もよろしくお願いします!

また次の話でお会いしましょう!

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