#5 街と発見
どうも黒艶日暮です。
異世界のある国に転移したベノ、サマエル。
彼らはどこの国に来たのか、どんなことが待ち受けているのか。
僕がやってきた国は、科学王朝シキエンセだ。
科学が発展している国というだけあって街に来てからというものの僕は驚いてばかりいた。
人々の活気もあるし、何より街全体が魔法で溢れている。ちなみにこの世界では魔法は科学の分野の一つになっているそうだ。
この国は国民の教育に力を入れているようだ。なんと国立図書館が完全無料なのだ。日本では当たり前だったが、前の世界で異世界もののラノベを読んでいて図書館なんて概念ほとんど見たことがなかった。
おかげでこの世界の知識をある程度取り入れることができた。
まず、この世界には空気とかと同じノリで「変性粒子」という物質が存在するようだ。その名の通り性質が変化しやすく属性などの根源もこの物質だそうだ。
そして、異世界にはちゃんとあった!魔法‼︎
ちなみに魔法すらもこの変性粒子を利用しているようだ。
例えるならこの変性粒子を練ったパンの生地が「魔力」や「耐性」でその生地を焼いたパンが「魔法」や「スキル」ということらしい。耐性とスキルが繋がっているのは少し驚きだった。
次に試みたのは金銭のやりくりだ。僕一人なら野宿でも問題ない。イゼクの試練で鍛えられてるし。でも今はエルと旅をしている。さすがに可憐な女性に野宿を強いる訳にはいかないだろう。
そういうわけで街の人々に聞いた情報を頼りにギルドにやってきた。やっぱり異世界ならあるんだな。
「ギルドの入会には50ガル必要です」
異世界の金なんざねぇよ!
前の世界から転生する時に服と一緒にやってきたなけなしのメスを売ってエルと入会した。
ギルドに入会することで仕事を斡旋してもらえるし、かなりの安いお金で宿も使える。もちろん質は低いが。
冒険者登録をすることでカードをもらった。この国での身分証変わりに使えるそうだ。カードに書かれていた内容は以下の通りだ。
名前:ベノ
ランク:ホワイト
職業:薬剤師,暗殺者
属性:蝕
名前:サマエル
ランク:ホワイト
職業:薬剤師,回復者
属性:蝕
ポイント:0
ランクというのはギルドへの貢献度で与えられるポイントによって推移するもので、ホワイトから始まりブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナそしてブラックへと上がっていく。逆に問題を起こしてポイントがマイナスになるとロウワーとなり、それでも行動が目に余るようだとギルドマスターの権限でギルドから追放される場合もある。
こうしてギルドに入会できたので早速クエストに挑戦することにした。おすすめ属性:蝕かつ難易度:Eとなっていたのでそこまで難しくは無いだろう。
ちなみに職業が2つあるというのはかなり珍しいそうだ。
なんならこの世界では最近発見されたばかりとされている蝕属性を持っているのだから尚更色物扱いだった。
クエスト:タイタンアナコンダを討伐せよ
こうして目的地、ジュカイパ森林に行ったらチャイナ服を来た14~15歳くらいの少女が8メートルはあるであろう大蛇に追いかけられていた。
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ところで作中に登場させた「ジュカイパ森林」の名前の由来は、ポケモンのジュナイパーとジュカインを合成したものです。
そういえば昨日からポケモンZA販売開始しましたね。僕も楽しませてもらっています。
また次の話でお会いしましょう。




