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#2 試練と耐性

どうも黒艶日暮です。

遂に始まった神の試練、人っ子1人いないジャングルの奥地で彼は何を学ぶのか...

それでは#2 試練と耐性、はーじまーるよー!

#2 試練と耐性


気がつけば、僕はジャングルに立っていた。何が怒ったのか分からずポケッと突っ立っていると、頭の中にイゼクの声が響いた。

(今から試練を始めます。突破基準は、このジャングルに存在するすべての毒の抗体を作ることです)

 え?何その無理ゲー。このジャングルの広さにも寄るけど全ての毒って動植物はもちろん、菌類から微生物、鉱石系の毒まで数えたら100種はくだらないんじゃないか?

(このジャングルの面積は半径2キロ程度です。ちなみにジャングル内の毒の種類は全108種です。自力で全種類探すのはニンゲンには難しすぎましたか。いいでしょう、それではこのジャングル内の毒は発光する仕様にしましょう)

「ありがとうございます…」

 なんで僕がお礼を言っているんだ?疑問に思ったがつ口には出さない。

(それでは頑張ってくださいね!)

 腹を括るしかないようだ。まずは毒の経口摂取から始めるか。近くに生えていたベニテングタケそっくりのキノコを齧る。発光しているのはイゼクのサポートの影響だろう。まるでツキヨタケみたいだ。

さて、こいつに含まれる毒がベニテングタケと同じなら幻覚や下痢程度で済むだろう。死ぬことはあるまい。それに今の僕には蝕耐性があるのだ。

 そして、食べてから一時間ほど経った。ジャングルで散策を続けているが体調に異変は全くない。完全に毒の分解に成功したようだ。

 次の毒を試そうと周囲の光っている動植物を物色していると、水辺を見つけた。微かに光っている。おそらく大腸菌でもいるのだろう。喉も乾いたことだし手で掬い、啜ってみる。しばらくすると、少しお腹が痛くなってきた。蝕耐性があるにも関わらず、だ。思ったより強い毒性のようだ。

 体がふらついたため木に手をやって体を支えようとすると過って何かの尾を掴んでしまった。木の裏から猿が現れ、僕の手首に噛みついてきた。見た目はスローロリスのようだが、体毛がスローロリスと比べ黒ずんでいる。腕に激痛が走り、悶える。

(もしこいつの持つ毒がスローロリスと同様のものなら、アナフィラキシーショックが起きるかもしれない…!僕は前に一度スローロリスに噛まれたことがあるから…)

 まさかこんなところでまた死んでしまうのか、と考えていると目の前にステータス表がヴンと音を立てて表示された。そして僕の体から紫色のモヤが出て、ステータス表に吸い込まれていった。呆然としていると、「耐性:蝕耐性Ⅰ」となっていたところが「耐性:蝕耐性Ⅱ」に変わっていた。

 その瞬間、体の異変が急激に戻っていくのを感じた。

 どうやら毒を一気に摂取することで蝕耐性の進化が促進されるようだ。

 死の危険は遠かったと安心すると体の力が抜け、一気に眠くなった。毒の分解には体力を結構使うようだ。

 そうして僕は、一時眠りについた。

いかがでしたか?

面白かったらぜひ感想やブックマーク登録などお願いします。

ところで登場したスローロリス、レディーガガもあいつに噛まれたことがあるらしいんですよ。アナフィラキシーで普通に死ぬレベルの毒です。

僕は週刊少年ジャンプ大好き人間なので、友情努力勝利のスタンスでいきたいけれど気づいたら主人公最強系になってそうでビクビクしながら書いてます。

続いて#3 トラウマと勇気、是非読んでみてください。

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