#15 覚醒と舞
どうも黒艶日暮です。
最近忙しすぎて書き溜めていたストックがドンドン減っています。頑張れ自分!!
シヴァは、トール相手につ苦戦を強いられていた。
(どうやったら勝てるんだよ‼︎)
頭の中で戦略を立てていると、トールが振った大槌がクリティカルヒットした。
しかも雷を纏っていたため、痺れて身体が思うように動かない。
「戦闘中に考え事か?感心しないな」
(あーもうトールの野郎の言う通りだぜ。考え事なんて俺にはあってねえ!楽しくやりゃぁいいんだ‼︎)
ゆっくりと呼吸をした、体に廻る血を感じながら。
なんだか気持ちのいい気分だ。体が勝手に踊り出してしまうくらいに。
ホルスは感じていた。神が新たに覚醒する波動を。
シヴァが有する神の奇跡の名は、「演舞ノ王」
(なんかすっげーいい気分だ。今なら誰にも負ける気がしねぇ)
シヴァは巧みに壊三叉槍を操り、舞を舞う様にトールをじわじわとリングの端へ追い詰める。
「ここまで追い詰められたのは久しぶりだ。しかたない、我の神の奇跡も見せてやろう雷神武装‼︎」
トールのが手をかざすと眩い光が現れ、その中から金属製の手袋、そしてチャンピオンベルトの様な帯が出現した。そしてそれらを装着する。
「はっ!その程度で強くなった気か!」
「愚か者め、これらの武装は雷槌の力を完全に引き出すためにあるのだよ」
と言い放ち、大槌を一閃。
「今までは精々1割程度しか力を引き出していなかった、が、もう聞こえてはおらぬか」
シヴァは雷槌を受け止めながら、気絶していた。
「神の奇跡は、絶望を覆すから奇跡なのだよ。奢ったな、若造」
(とはいえ立ちながら気絶するとはなかなか根性のある餓鬼じゃないか。将来が楽しみだ…)
同刻、サマエルもまた、強敵によって追い詰められていた。
(…!また意識が飛んでいました、あいつの能力は一体なんなんです?)
ハストと対峙していたサマエルは、戦いながら定期的に気絶していた。
「毒精製:カフェイン!」
精製したカフェインを呷り、脳を覚醒させる。
「あなたの能力はなんなんですか?」
「それを言っちゃあボクのアドバンテージがなくなっちゃうじゃん、教えないよ♪」
「鬱陶しい野郎ですね、炸爆弾!」
シヴァと一緒に開発した技で、炸爆拳の銃版だ。
だが軽やかにかわされ、投げたナイフが肩に刺さる。
「これでもう銃は撃てないね!」
(まずはあいつの能力を解き明かさないと!)
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ところで北欧神話っていいですよね。僕が好きな神話は日本神話、ギリシャ神話、クトゥルフ神話、そして北欧神話です。
神様ってかっこいい!
また次の話でお会いしましょう!




