#13 奇跡とランクマ
どうも黒艶日暮です。
今回から本格的にジャンヌダルクに対抗するための修行スタートです!
僕とバトが修行に勤しんでいる時に、ホルスはエルとシヴァに眼球を見せていた。
さて、これは私が現世に顕現して初めての修行となるわけですか、楽しみです。一体ホルスさんは何を教えてくれるのでしょうか。
「よし、シヴァ、サマエル、お前らには『神の奇跡』を習得してもらう。ということで一旦俺の神の奇跡を見せてやる。俺の神の奇跡は、『風神ノ目』だ」
そう言うと、ホルスさんはハヤブサのお面を取りました。そして左目をデロンと抉り出しました。
「これが『風神ノ目』だ。その能力は右目と左目で違うのだが、右目が戦闘系、左目が回復系の効果を持っている。まあ実演した方が早いだろう」
と言うや否や、ホルスさんはククリナイフで自分の右腕を切り落としました。そして自分の目をパクッと食べました。
すると切断面が輝き、みるみるうちに腕が再生していきました。
「あの、目は大丈夫なんですか?」
「ダイジョブダイジョブ!一日でまた生えるから」
目、とは生えるものでしたっけ。シヴァさんが呻き声をあげていました。全く同感です。
「それじゃあ、2人とも、神の奇跡やってみよー!」
「はい?」
「はぁ?」
「え?2人とも自分ができること理解していないの?」
さらっと煽られました。
「俺ぁ三叉槍で闘うのが一番得意だぜ」
「意外ですね、生身で闘うのが得意分野かと、私が得意なのは銃火器です」
「オメェのが意外だわ‼︎」
「オーケー、まあ手っ取り早く成長するには死地を乗り越えるのが一番なんだわ。てなわけで2人とも、うちの国で行われてるランクマッチで一位になって!」
そんなわけで理解の及ばぬまま、私たちはらんくまっち?とやらに挑むことになりました。シヴァさんが近距離部門、私は中遠距離部門です。
「只今よりノーマルランクのランクアップ戦を行う。勝者がブロンズランクに上がるものとする。両者、礼!初めっ!」
審判の威勢のいい合図で戦いが始まった。相手は魔法使いですか。見るからに隙だらけですし私の敵ではありませんね。
「毒精製:硫酸!」
「防御魔法:フレイムウォール!」
ちっ、防がれましたか。
「これならどうです?毒精製:メタン!」
「不発の様ね、では次はこちらから行かせてもらうわ。炎熱魔法:ファイアーボール!」
魔法使いはそう叫んだ瞬間に魔法がメタンによって暴発し、気絶した。
「勝者、サマエル!」
と審判が宣言し、試合は終わった。
さて、シヴァさんの方はどうでしょうか。と相手を見やると、危惧していたことが起こっていた。
「うわぁ」
シヴァの相手は全身複雑骨折を負ったようだ。
審判からやり過ぎだと説教されている。
だが何はともあれ2人ともランクアップは出来た。
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ところで僕はたまに聖書を読んだりするのですが、神の奇跡ってなかなか面白いんですよね。一欠片のパンを大量に増やしたりだとか。
また次の話でお会いしましょう!




