プチ復活!(笑)「なろう」ランクイン記念SSです☆
本日8/2は『バニーの日』!ということで、ちょこっとだけ復活。
内容はタイトルの通りです(笑)
「ええええっっ!?」
ここは三ツ矢学園本館4Fの生徒会室。特に今日は喫緊の仕事も無く、とはいえいつ怪異が出るか分からないので、とりあえず「待機」という名目のまったりとした放課後を過ごしていた一同だったが、それを破ったのは備品のノートPCで、「小説家になろう」を閲覧していた宗春だ。
「春くん、どうしたの!? 急にそんな大きい声出して!?」
新たなる必殺技のインスピレーションを求めて、格闘漫画を読んでいたあかりが驚いて尋ねる。そんなあかりの問いに、宗春は「信じられない……」と衝撃を隠せぬまま、今自分が確認したばかりの「驚愕の事実」を口にした。
「それが……『小説家になろう』に新しく『ランキング通知機能』というのが実装されたみたいなんですが、僕たちの活躍を書いた『学園戦兎トリプルバニー!』が、2025年6月18日の『【日間】コメディ【文芸】-完結済み』で11位にランクインしてるんです!!」
「ええっ!? それホントなの? こんなブクマ50件にも満たないようなバニーガール小説が??」
「……ていうか、作者じゃあるまいし、何であんた『ユーザーホーム』見れてるのよ。それにそもそも分母いくつなのよ、それ。もしかして15とかなんじゃないの?」
「そんな細かいことは言いっこなしですよ! そしていくら『コメディ』部門とはいえ、天下の『なろう』の作品数がそんなに少ないわけないじゃないですか!」
冷ややかな碧衣のツッコみに、宗春が反論する。ちなみに全何作品なのかは知らないのだけど、とりあえず100位までは表示されてるぞ!
「ワオ♪ スゴイデース☆ ヤッパ、キイロがカワイーからデスかね~♪」
「何ちゃっかり自分の手柄にしてるのよ。それにランクインっていっても、たまたまその日がまぐれ当たりしただけじゃない?」
あざとくアピールするキイロをあしらいながら、なお懐疑的な姿勢を崩さぬ碧衣だったが、宗春はめげずに反論を続ける。
「いやいやいや、他の日もけっこうちょいちょいランクインしてますよ! 11位とまではいかなくても、最近では7月19日~20日にかけて20位台だし!」
「でもそれ以降はランクインしてないわよね。そもそも毎日入ってるわけじゃないし、一体どういう仕組みなのよ、この集計」
「まぁまぁ。いいじゃない碧衣、たまたま入っただけにせよ、素直に喜ぼうよ! それに作品が注目されてるってことは、学園の宣伝にもなって入学者だって増えるかもだしさ!!」
「う……まぁ、そりゃあかりが嬉しいなら、私も嬉しくないわけじゃない……けど」
目をキラキラさせて前向き発言をするあかりに、碧衣はゴニョゴニョと矛先を収める。それを機に生徒会室の空気は一転お祝いムードになって、あかりは明るく宣言した。
「よーし、それじゃあお祝いにみんなで乾杯しよう!」
あかりの提案に「「「賛成ー」」」と一同が沸き立つ。そして、当然のように宗春が準備係をつとめて(「まぁいつものことなので……」by宗春)、テーブルにお菓子とジュースの入ったコップが並べられ終わって、いざ乾杯!となったその寸前、
「アーでもサァ、コノ作品がチューモクされるってコトはサ」
不意にキイロが口を開くと、実に「あざとさ満点」の恥ずかしそうな様子でその続きを口にした。
「ワタシたちの『アンなシーン』や『コンなシーン』が、タックサンの人にヨマれちゃう☆ってコトだケド、ね♪」
「「「そうだったーーーーーーーー!!!!」」」
お祝いモードから再び一変、生徒会室にあかりたちの悲鳴が響き渡る!
……まぁ、とはいえあかりたちには悪いけど、やっぱりランクインとかは大変嬉しく(そんなの縁が無いと思ってたし)、創作活動のモチベにもなるので、皆さんこれからもどんどん読んでやってくださいね☆ これからもいっぱいこの娘たちの「アレなシーン」書きますので!(笑)
あかり&碧衣&宗春「「「読まなくていいから!!!(泣)」」」
※ちなみに『EX』は6月16日にR18部門ランキング[日間]-連載中で277位。『The Nocturne』は同日に200位でした。こちらも応援よろしくお願いします!
それではまた「完結済み」に戻しマス。
ちなみに『学園戦兎トリプルバニーEX!』の方にも
「バニーの日」記念SSを投稿してマスのであわせてどうぞ☆




