姑さんを割りとマジで尊敬している
帰省の度に背筋が伸びる。
あんな風になりたいな、と思わせる。私にとって姑はそういう存在。
まず日常のルーティンがほぼ同じ。
体型もずっと変わらない。
話がわかりやすくて面白い。
電話が簡潔。
夕飯の支度を並んでしている時に、よくわからない人(おそらく付き合いのあるご近所さん)の話を何度もするんだけど、私は忘れっぽいので、いつも初めて聞きますその話!って感じで始まって、途中から(……これ、前も聞いたような……?)を経過して終盤に
「あ、その方この前の~と同じ方です?あ、なるほど……それは~ですね!」
という様式を採用している。
ちなみに「この前の~」を微妙に間違えて覚えているようで修正が入り話が伸びることもある。
丁寧で優しいお姑さんなんです。
別にご近所の人が独居になってからコンビニで食事を調達しようが、ごみ捨て場の近くの敷地の雑草を放置していようがどうでもいいんだけど
余計なお世話だし、監視してるみたいで怖いけど
健康面の心配をしていて優しいと思うし
他所の人の土地のことあれこれ言うのはよろしくないけど
ポイ捨てで景観損ねたり放火が心配だったりは公共マナーを大事にする日本人の美徳は素晴らしいと思うから
のらくらといいように言う。
同じ県に住んでいる。
年間通して30日に満たない帰省。
なんなら年齢的に先に逝くのがわかっているので優しく穏やかに、波風などたてずにいきたい。
雛鳥の刷り込みでもなんでもいいんだけど、私はとにかくふわふわした田舎の小娘だったので
お盆や正月は夫の実家で過ごすもの。という価値観で育ってきた。
若いうちに結婚してよかったことの一つに
「結婚したらこんなもん、をそのままを受け入れる素直さ」を推したい。
こんな感じで、私は姑さんを割りとマジで尊敬している。
帰省前は大体憂鬱で、帰宅してから1日くらいシャキッが伝染しているが、大体荷解きが終わればいつもの私に戻ります。




