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キラキラとした部屋

冬の晴れた朝


日差しがレースのカーテンに当たって、光っているように明るくて眩しくて。


頭の中が澄みわたる感覚を久々に味わう。


午前11時。


我が家のリビングがこんなに明るいことに初めて気がついたように思う。

それが季節的な太陽の位置関係であるとか、どういう理屈かまではわからないけど

そして10年近くも住んでいる部屋で初めて起こる現象ではないはずなんだけど


キラキラした部屋をぼんやり眺めることができることは、幸せなことだと考える。


満ちていく生命力のようなやる気。今ならなんだってやれそう。


広げたままのお布団や、散らかったテーブルを鬱陶しい、煩わしいとさえ感じるのが勿体ない


唐突にやってきたこの感覚を忘れないで胸に仕舞っておきたい。


これがあれば大丈夫な気がする。


なんだろうこれ。なんだろう。

とにかく、満たされている。

二度寝の効果だと思われる。


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