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SS 「鏡」
それは、攻防戦終了後の出来事。
訓練室で、研鑽を積んでいる姫乃の元に啓区がやってきた。
啓区「おつかれー。差し入れたべるー? 今日は焼き菓子チョイスしましたー」
姫乃「外に出てきてたんだ? いつもお菓子買ってくれるけど大丈夫?」
啓区「へいきへいきー。他にお金の使い道ないしねー」
姫乃「欲しい物とか、他にあったりしない?」
啓区「食べる事以外っていうと特にはー。機械のパーツが欲しいけど、この世界じゃ売ってないだろうしー」
姫乃「そっか。手に入らないんだね。あれ? これ、鏡が入ってるけど」
啓区「入用かなと思ってー。ちょうちょの模様が入ってて、姫ちゃんにぴったりー」
姫乃「え、これ。でも」
啓区「魔法の練習に必要でしょー? お菓子のおまけにもらって無料だったんだー。僕は使わないしー。有効活用だよー」
姫乃「それなら。うん、使わないともったいないよね。ありがとう。大切にするね」
啓区「どういたしましてー」




