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序章資料・登場人物・登場モンスター

【登場人物】

　◎花村天(はなむらてん)　32歳／人間(？)の青年。

　・この物語の主人公。

　・短髪の黒髪。細目。通常時は焦茶の瞳。

　・彫刻のような肉体を持つが、顔は地味。

　・基本仲間には甘い。意外に心は繊細。

　・敵には容赦ない冷酷さを発揮する。

　・以前いた世界では史上最強の格闘王と呼ばれていた。とある理由から若返ってしまったが、中身はバリバリのおっさん。現在の外見は少年と青年の丁度中間くらい。だが長身でかつ雰囲気が大人びているので物語の中では青年と評しておく。ちなみに三十過ぎて未だ生涯無敗記録を更新中。そして三十過ぎではあるが、未だ女性経験はゼロ。

　◎カイト　27歳／エルフの青年。

　・天の相棒。零支部の支部長。

　・金髪坊主。翡翠色の瞳。

　・容姿、性格ともに爽やかイケメン。

　・零支部の苦労人度数ナンバーワン。

　・相棒の天とはホ◯ダチ一歩手前といえるほど仲がいい。シストの秘書であるマリーに恋心を抱いている。

　◎アクリア　22歳／古代種(エンシェント)の女性。

　・元王女。英雄の娘。カイトの従妹。

　・この世界では珍しい青髪青瞳の美女。

　・回復担当。胸は零支部で一番でかい。

　・英雄王妃であった母を攫われ、王家を追放されるという中々に不幸な生い立ちを背負っている。ただ天との出会や理解ある仲間達と共に過ごすことで、現在はその過去を克服しつつある。天にベタ惚れだが、恋愛経験が皆無なため常に空回りする。

　◎リナ　19歳／犬獣人の女性。

　・天の一番弟子。動力車マニア。

　・クリーム色の犬耳と尻尾。茶色の瞳。

　・スラム街出身の元レディース。

　・今でこそ礼儀正しい頭脳派キャラで通っているが、地元では狂犬と恐れられていた過去を持つ。魔力が極端に低いことがコンプレックスであったが、天にその才能を見出され共に武の道を歩むことを誓う。そのためか二人はとても馬が合い、よく一緒にいる。それを見てアクリアやシャロンヌはよく嫉妬している。

　◎シャロンヌ　29歳／英雄種(エンシェント)の美女。

　・天の右腕。皇国の皇女。完璧メイド。

　・薄紫髪。翡翠色の瞳。スタイル抜群。

　・常夜の女帝と呼ばれるＳランク冒険士。

　・最愛の妹を天に救われ、またその強さと志に胸を打たれ、自ら彼の従者に志願した。本人いわく、天に恋愛感情はないが「将来はマスターの子供を産む」と豪語している。

　◎シロナ　19歳／狐獣人の少女(外目的に)

　・白毛のふわふわ尻尾。黄色目。

　・リナとは同じスラム出身の腐れ縁。

　・とにかくイケメンとお金が大好き。

　◎シスト　95歳／爺マッチョな英雄王。

　・冒険士協会会長。大国の大統領。

　・銀髪。見た目は五十代前後。

　・人情に厚い豪快なおっさん。

　・光大聖の異名を持つＳランクの冒険士。

　・史上最強の人型である花村天の大ファンで、天自身も彼のことを「親父殿」と呼んで慕っている。

　◎マリー　32歳／エルフの女性。

　・シストの秘書。Ｂランク冒険士。

　・金髪。翡翠色の瞳。眼鏡美人キャラ。

　・甘いものが大好き。軽い男が大嫌い。

　・天に惚れてる。カイトに惚れられてる。

　・そして天はたまにカイトに膝枕とかしてもらってる。ここに奇妙な三角関係が完成。

　◎イレーユ　20歳／エルフの女性。

　・金髪。薄緑色の瞳。女兵士キャラ。

　・超美人の姉がいるともっぱらの噂。

　・彼女が準レギュラーになるかどうかは今のところ作者にもわからない。

　◎国境砦の守備隊長　33歳／人間の男性。

　・黒髪。無精髭。名前はまだない。

【邪神軍勢】

　◉マーヴァレント　⁇／女。

　・特等星第二使徒。統括管理者。

　・漆黒のベールの下の素顔は未だ不明。

　・通称・黒の審判者。闇の処刑人。

　・邪神軍でもトップクラスの実力の持ち主で、彼女の姿を見ると大抵の使徒はビクッとする。

　◉ジェミリア　見た目は25歳前後／女。

　・一等星使徒。管理者。

　・金髪の耳長。ダイナマイトバディ。

　・猪女王(オーククイーン)という女としては微妙な渾名を付けられているが、本人はわりと気に入っている。

【登場モンスター】

　◉ハイオークＣランク／体長２ｍ強。

　・オークの上位体。知能が低いが凶暴。

　・魔石買取価格［品質・並］900万前後。

　・一匹討伐するのに小隊規模の戦力が必要と言われている。仮に冒険士ならＤランクが五人以上。更にその中に最低一人はＣランク以上の冒険士がいなければ打倒は難しい。

　※尚、天はこのモンスターを五体まとめて瞬殺した。

　◉ベヒモントＢランク／体長７ｍ前後。

　・巨大な猪型の魔物。土属性無効。

　・魔石買取価値［並］最低でも3億以上。

　・非常に希少なモンスターで50年に一度現れるかどうかと言われている。土属性が効かない上に回復力が高いため、これを討伐するには全方位から数十人規模のパーティーで攻撃し、ダメージを与え続ける必要がある。

　※尚、天はこのモンスターをキック一発で仕留めた。

　◉オークキングＢランク／体長８ｍ強。

　・ハイオークの上位体。豚面の黒い巨人。

　・魔石買取価格［並］約2億5000万。

　・暴君の異名を持つ準災害級屈指の大型モンスター。頭部以外に主な弱点がない。そのため討伐難易度は同じＢランクのベヒモントを軽く上回る。

　※尚、天はこのモンスターをパンチ一発で倒した。

　［蛇足・その１］

　上記の魔石買取価格はあくまで［並］の品質の魔石を基準にしたもの。例えばハイオークの魔石が最高級品質の［最良］であった場合、その買取価格は5000万を超える。これがもしベヒモントやオークキングになると……下手すれば一生遊んで暮らせるお金が手に入るかもだしィーー！！

　以上が、第４話にてシロナが天に大激怒した理由である。

　［蛇足・その２］

　――戦命力一覧――

　・この世界の一般成人男子／１００前後

　・タルティカ王国守備隊新兵／２２５

　　(イレーユ基準)

　・レンジャークラスの冒険士／平均５００

　　(ちなみにマリーは１０００近くある)

　・ハイオーク／５５０〜７００

　・ベヒモント／およそ１３００

　・オークキング／１５００以上