ゴードンのステータスと冒険者
ゴードンの話です!
数日後の剣術の稽古の後だった。
家でご飯を食べ終わり、家族4人でテーブルを囲んでいた時
ゴードンは僕とアルスにステータスを見せてくれたのだ。
名前:ゴードン・ヴェスター(30)
LV:51
体力:7000
魔力:600
スキル:剣術lv7 弓術lv5 槍術lv4 炎魔法lv5 隠密lv3 行動予測lv8 魔力武装lv5
(ゴードン強っっ!!!どんだけ体力あんだよ!!!肉弾戦特化型にしても偏りすぎじゃねぇか!?)
「父さま凄い!!」
「俺は昔、アリシアと後3人いれて5人で冒険者をやっててな!ランクはBランクだったんだぞ!!」
「冒険者って何するの?」
「魔物を倒したり、お宝を探しにいく危険な仕事なんだ。だが夢はあるな!!」
「父さまはどんなお宝をみつけたの?」
「ダンジョンで魔剣を見つけたんだ!すげぇだろ!!その褒美に俺はこの村を作ることを許された!!」
「すごい!魔剣!!俺も冒険者になる!!」
「がっはっはっは!!だろう!そうだろう!!もっと訓練したらお前達も強くなれるぞ!そうしたら冒険者にだってなれるぞ!」
アルスがそう言うとゴードンは豪快に笑いながら調子にのるのだった。
当面の目標はゴードンを超えることになるだろう。
僕は教会でステータスを貰うまでに魔力を精一杯あげておくことに専念して
それから5歳まで日々特訓を重ねた。
魔力を限界までなくし、気絶し、回復したら走り回って遊んでまた魔法を使い気絶し、無我夢中に能力を伸ばしていった。
そして、僕は5歳の誕生日を迎えた。
5歳になりました!