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動画アップと契約

年末で仕事忙しく更新率低めになってすみません_| ̄|○



ーーー翌日ーーー



「ロイス君起きてくれ!大変なことになっているんだ!」


片岡さんが慌てて僕を起こしに来たてニュースの見れるところに連れていかれた。


そこで流れていたものは目を疑うような内容だった。



ーーーニュース番組ーーー


「これは昨日動画サイトにアップされた動画です、ご覧下さい。」



「この前の少年がドラガンと戦ってましたねぇ、これは本物なのかはダメもわかりません」


「今日は映像の専門家をお呼びしています。どうぞ」




「えーこちらの映像には加工された様子は見受けられません。人間の動きやドラゴンも本物なのではないでしょうか」



「と、いうことでしたがこれはだいぶネット上では賛否がわかれたないますね〜。今後どういった展開になっていくのでしょうか」


「では、また明日!」





ーーー警察署ーーー



「ロイス君!これどういうことだい!?」



「え!?僕何もしてないですよ!!

………あ!!!あれかも」



「なんだい!?心当たりあるのかい!?」


片岡さんが凄い慌てている。

そして、周りの警察官もみんなこっちをみていて凄く気まずい。



「片岡さん、僕の特殊能力で僕が経験した記憶がネットに上がってしまいました。すみません。勝手に」


「まぁもうどうにでもなれ!って感じだけど日本のお偉いさんたちが魔法を研究したいそうだからロイス君には良くしてやれって命令なんだよ」



そんなことになっていたのか……

まぁいざとなればどうとでもできるけど

日本でも良い暮らしができればまぁ研究くらいいいか!



「僕、利用されそうなんですか?」



「ん〜それは何とも言えないかな。契約とか条件付きでとか方法はいろいろある。犯罪まがいなことは多分ないと思うけど一応注意だけはしておいてくれ」



「はい」






そして、落ち着いてからまた動画サイトをみてみた。



お、これだな。


タイトル『VSドラゴン』


投稿者ロイス・ヴェスターになってる。

本当にあのスキルらしい。


そんなことを考えているとまた発動した。


今度は頭の中に使い方が浮かんで来た。



記憶選択、視点選択、動画変換、投稿

とメニューがでてくる。



記憶選択は僕の記憶をスクロールして選べる。


その中からその場面の視点を選びそれを動画に変換できるらしい。



で、投稿っと!!



モンスターと戦う動画を数個アップした。




つい、してしまった。



この衝動はやめられないかもしれない。クセになる。









「ロイスくーーーん!!また上げたでしょ!!動画!!!!どうして!!」



「みんなに見て欲しいんです!こんな世界もあると!!!」



「勝手は困るよ〜」



「勝手って……そもそも僕ってどう動いても関係ないですよね?いつでも異世界に戻れますし、瞬間移動もできますよ?」



「君は日本を、いや世界を混乱させる気か!?」



「魔法が世界を救うかもしれない」



「それは……我々でもまだわからない。だから調査が必要なんだ」


片岡さんは表情を歪ませた。



「調査に関しては協力してもいいけど、僕の行動を制限されるのはとても不快です!!」



「それなら日本政府と契約を交わして欲しい。それは安全などのために絶対お願いしたい!」


「それはまぁちゃんとしますよ」




すると片岡さんはある紙を取り出した。

そう、契約書だ。もう用意されていたのだ。




【契約内容】

1.日本の法律に従う事

2.安全な行動を厳守する事

3.片岡がいる場所を把握している事

4.情報の開示をできるだけ行う事

5.研究に協力する事

6.むやみに魔法を使用しない事


この5点を条件に戸籍や、居住を認める




との事だ。

まぁしょうがない。


僕はロイス・ヴェスターと小出晴人2つの名前でサインをする。




「契約成立だ。ロイス君これからよろしく頼む」


片岡さんは真面目な顔で握手を求めてきたので、僕はそれに答え握り返す。


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