表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/75

シスターとステータスプレート

教会に行きます。



この村では5歳になると教会でステータスプレートというものを貰う事になっている。


それは身分証であり、村や町での通行証でもある。



今日はアルスがプレートを貰うのでそれに母と一緒に同行する事になった。




教会は村の真ん中にあり、レンガ造りのこじんまりとした建物だ。



そこにはシスターが1人いて、彼女は回復魔法が使えるらしい。


この村では唯一の回復魔法の使い手らしく、村のみんなから好かれているらしい。




「アル、ロイ、着いたわよ」



「早くステータスプレートが欲しい!!」


アルスが興奮気味に扉を開けて中へ入って行く。



「アル!走らない!!」




アリシアが注意するとアルスは興奮がおさまりきっていないのか早歩きで歩いて行く。




中に入るとシスターがいた。

シスターはシルバーのロングヘアで前髪ぱっつんである。歳はわかりづらく何歳なのだろうか、幼く見える。

そして、ここでも巨乳だ。けしからん。





「あら、アリシアさん!と、アルスくんだったかしら?

それと……」



「こんにちは、シスターリーナ様。この子はロイス、次男です。よろしくお願いします。」



「よろしくね、ロイスくん。」



僕は答える。

「よーしくねぇ」




「っ!?!?」

シスターは驚き目を見開く。



「随分受け答えが上手いですね……」




「そうなんです。だいぶ言葉もわかりますし、受け答えももうほとんどできちゃってるんですよ……」



そんな話をしているとアルスが


「母さま!!ステータスプレート!!」





「あら、いけない!忘れてた!

シスターリーナ様、今日はアルのステータスプレートを取得しに来ました。よろしくお願いします。」




「はい、ではこちらにアルスくんは手を乗せて」



教会の中央に石盤があり!アルスはそこに手を乗せる。


すると石盤が光り出した。




光はアルスを包むとそれと同時にアルスが手を乗せた石盤の上には銀色のプレートが出現した。



「はい、終わりましたよ。アルスくんもう手を離して大丈夫ですよ。」




「はい!これがステータスプレートですか!?」



「そうです。これはこれからあなたの身分を証明してくれるものになるので失くさないよう心がけてください。」



「はい!ありがとうございました!」




「それではシスターリーナ様ありがとうございました。またロイの時もよろしくお願いします!」




「はい、お待ちしております」





アルスはステータスプレートを大事に手に握りしめ教会を3人で後にした。




帰り道ステータスプレートを見ているアルスをこっそり覗いた。




名前:アルス・ヴェスター(5)

LV:0

体力:30

魔力:30

スキル:剣術lv3 弓術lv1

固有スキル:剣術理解



まず驚いた。

ファミリーネームがヴェスターだったのだ!!

初めて聞いた。



レベルは多分魔物とか倒さないと上がらないのだろう。

早くゴードンやアリシアのステータスも見てみたいものだ。




そして、固有スキルの剣術理解ってのはまぁ見ての通りだろうか。


アルスは剣術が強くなるはず

どんな剣士になるのか今から楽しみだ。






3人で帰っている最中に僕はアリシアに言う。



「母しゃまのステータしゅ見たい!」




「良いわよ!家に帰ったら見せてあげるね!」





そう言われ、家に帰るのが待ち遠しくなりドキドキしてきた。



その日の夜、アリシアはステータスを見せてくれた。




名前:アリシア・ヴェスター(25)

LV:18

体力:400

魔力:400

スキル:剣術lv1 風魔法lv3 水魔法lv3




これであった。



固有スキルはないのか…


ある方が珍しいのか?



基準がんからないので次はゴードンのステータスを見たいものだ。



ゴードンのステータスみます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ