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閑話 風間の宗教観3



あれから3ヶ月で俺の影響下にある人人が増えた。


そして、わかったことはスキルを使っていなくても効果が持続していることと人間以外の獣人や動物にも効くことだ。



今ざっと500人ほど影響下にある。

この人たちは僕の半径10メートル以内に入った人たちにスキルを試していった。


この効果範囲は日に日に増えているのでどんとん楽になっていき、見えない人でも影響がでるようになった。

もちろんコントロールはできるが。






さらに3ヶ月後、俺は剣の練習や体力も鍛え始めた。



その頃には影響下にある人は1500人になっていた。



最近は街にいる騎士にスキルをかけているがなかなか影響をうけない。

もっとレベルを上げないと。





シスターには森に食べ物を取ってくるといって出かけているので問題ない。


シスターは何かと過保護でめんどくさいと思うこともあるがあの人はいい人だ。


今はシスターのために頑張ろう。







「ただいま戻りました!」


「あら、カイくん遅かったのね。食料は取れた?」



「はい!どうぞ!」




「凄いわね、こんなに!」




「ありがとうございます」





「そうだ、カイくん……あとで大事な話があるから私の部屋に来てくれる?」




「はい、わかりました。」







食後に俺はシスターの部屋を訪れる。



「カイくん座って」


俺はシスターの部屋のベッドに腰掛けた。



「カイくんお願いがあるの、君のスキルを役に立てたいわ!力を貸して欲しいの!!」



「シスターのためなら何でもします、何をすればいいんですか?」



「この国の中枢はもう腐ってるの………だから、私はこの国を変えたい……。」



「力になります。俺はこの国のことはあまりわからないですが、正義の為、弱者のため為にこの力を使いたいです。」





「ありがとう。私も同じ気持ちだわ」





この時、革命軍の結成のきっかけとなる出来事が起きた。



カイウェル教革命軍という正義の者たちが集まり結成された軍は瞬く間にモーリス聖教国を改革していったのだった。



それが世に広まるのはまだ先の話なのだが……。




先生に戻ります。

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