魔法の実験
使います!
朝、目が覚めるとアリシアがいた。
(僕が起きるのを待っていたのか)
アリシアは僕が起きたことを確認すると部屋を出て行く。
いつも通りだとこれから掃除、洗濯を済ますはずだ。
(よし!今日こそ試してみるぞ!魔法を!!この前アリシアが使ってたウィンドをやる!!)
そうと決まれば早速準備に取り掛かる。
自分の体内にある魔力に意識を集中し、手のひらへと動かしていく。
(まずは少しずつ……これくらいにしとくか)
ロイスはまだ生後半年の鍛えられていない声帯で詠唱する。
「うぃんじょ」
ポッと手のひらが光った。
(これは成功なのか?自分に当ててみるか)
ロイスは手のひらを顔に向けた。
ヒュ〜〜………
微かに風がでている。
(よし!!!成功だっ!!!
しかし、だいぶ簡単だったぞ?
これはもしやチート街道真っしぐらかな
今日はまだ時間もありそうだ
他にも色々試してみるか!)
ロイスは再び魔力に集中しようとした
その時……!!
ガチャッ
「あれ〜?おかしいなぁ?
何か魔力反応があったと思ったんだけどなぁ……。
ん〜〜気のせいかな?
まさかロイくんがやったってことはなさそうだし……。
まっ!いいっか!!」
パタンッ
(あっっっぶっねーーーーッ!!!!
魔力反応わかるのかよっ!!!!
迂闊すぎた!!!
体内の時は大丈夫だったってことと
外にだすとやっぱ気づかれるってことが今のところわかることか……
早急に対策を考えなければ!)
それからロイスは考えに考えた。
そして、遂に
たどり着いた答えが隠蔽だった。
隠蔽ができるようになった時は突然だった。
いつものように試行錯誤しているときだった。
(あれ?僕の魔力がここにあるのに薄くなった?
まさか、これで魔法使えるんじゃないだろうか!!
早速実験だ!)
案の定アリシアは来なかった。
そこからロイスは今まで我慢してきた風以外の魔法を試していく。
(まずは炎だな!
ライターをイメージしてみるか)
「ふぁいやー」
ポッ!
指先からライターの火がでた。
(おぉ!成功だ!)
ここからロイスは水、氷、雷、光を成功させていった。
(あっちの世界で容易にイメージできるものなら基本大丈夫そうだな。
闇とかもあるのかな?
イメージしづらいな……
少しずつ試行錯誤してみるか)
ロイスは生後半年で5つの属性魔法を習得してしまった。
次はまた魔法の実験と身体能力向上です。