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登録と採用

商業ギルドで登録します



その日、ピエールの紹介状を持って商業ギルドにきた。




「あのぉ、飲食業の登録をしたいんですがどこですればいいですか?あと、これピエールさんの紹介状です。ギルドマスターに渡して下さいと」




「えーと、坊やが登録するの?」




「はい!」



「多分無理だと思うよ?一応この手紙はマスターに届けるから待っててね」



受付の男性は手紙を持って2階へ行った。





すぐに、ドタドタと音が聞こえてきた。



少しポッチャリした男が小走りで近寄ってくる。





「ロイス様でいらっしゃいますか?」




「はい、そうですが…」




「わたくし、商業ギルド、ギルドマスターのモーリンと申します!応接室へご案内します!」



「あ、はい、よろしくお願いします」



勢いに圧倒されながら応接室へと案内してもらった。




「登録でしたね!ピエールさんの紹介なら問題なくできますので、さっそく済ませてしまいますね!」



数分で手続は完了して、晴れて商業ギルドに登録できた。





こらからうちの店を有名にしていこう。







ーーーその日の晩ーーー



旅人の宴にきていた。




「あのぉ、おばさん!娘さんのどっちかをうちの店で働かせてみませんか??」




まず、親に交渉だ!!!



「坊やが何かのお店をやってるのかい!?」



「ええ!向かいでお持ち帰りの飲食店を始めます!」



「まぁそれならライバルにはならないかねぇ、うちには何かメリットあるのかい?」



「これはかなり売れる予想がついていてピエール商会のお墨付きをもらっています。この調味料です!マヨネーズといいます!一口どうぞ!」



おばさんは一口舐めると目を見開いた。




「美味しいねぇ」



「これをここの店にも卸しますよ」




「いいねぇ!ノッた!カリン!あんたがいきなさい!」



「えー!いいの!?やったー!!」




「この子はカリン、私の娘で前から他で働きたいって言ってたのよ!ちょうど良かったわ!」



「そうなんですね!カリンさんよろしくお願いします!あなたはバイトリーダーに任命します!」



「はい!よろしくお願いします!」




「家は向かいだから明日の夕方ごろ来てくれ!」




難なくバイトリーダーも獲得できたのでこれで良いスタートが切れる。




カリンさんには売り子をやってもらう予定でスラムの子たちには厨房で商品を作ってもらう。




あとは………ピエールが貴族街でどんな売り出し方をするのか聞いておこう。






ピエールの作戦

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