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進路とプレゼント

進路です。



ーーーある訓練の日ーーー




「おい!ロイ!ちょっとお前の実力が知りたいから見せてみろ!」



「急にどうしたんですか?父様」



「いやな、アルスは剣の腕が良いから王都の王国騎士育成学校に行かせるつもりなんだが、お前の進路も考えないといかんからな」




「アルス兄さん王都へ行くんですか!?いつですか!?」



「半年後の春だ。アルも10歳だからな」




「そうなんですか………もうすぐじゃないですか」





少し寂しい。



アルスは4歳離れてはいるが仲がいいので話し相手がいなくなるのは嫌だ。




「僕も王都へ行けないですか?」





「何だ?行きたいのか?」




「はい、興味があります」




「そうか……確か王国魔法師育成学校は受付年齢が8歳からだから少なくてもロイは2年と半年後だな」




「そうなんですね………わかりました。それまで待ちます」



「ならロイは進路も決まったから魔法や薬学の知識を勉強した方がいいな」




「はい」



そして、思いっきり近くにあった大きな岩を炎魔法で吹き飛ばしてやった。





「お、おう。凄いな。ロイは……」






こうして僕は2年と半年後までにやることは決まった。




王都までこの村から3週間かかるらしい。


なのでアルスが出発するまであと5ヶ月くらいか。



それまでに餞別で何か渡したいな。




何にしようか、僕の魔法で何か作らないかな、実験してみるか。






ーーーその日の夜ーーー





夕食後、アルスに聞く。


「アルス兄さん!王都にいくんだって?」



「おう!あと半年後にな!」



「兄さんなら王都でもやっていけそうだね」



「楽しみだぜ!!俺の剣の腕を王都中に響き渡らせてやるぜ!!」



「兄さん、餞別に何かプレゼントするよ!何がいい?」




「ロイから何かもらえるのか?」




「お祝いに何か作ろうと思ってさ」



「じゃあ剣とかどうだ?さすがにできないか?」



「んー、やってみるよ」




「まじか!!ありがとな!!」



こうして僕はアルスにプレゼントする剣を作ることになった。



剣作りです!

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