機械都市
小説って、書くの大変カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
ガシャ、ガシャ、ゴーゴーと色んな機械音がそこら中からしていた。この街は大きな機械や歯車などで出来ていた。空を見上げて見ればあっちこっちから黒煙がもくもくと上がっていて、青い空を見る事は叶わないだろう。そんな人間にはとても厳しい環境になっている街に、ちゃんと住民はいた。街に1人の「少年」が歩いていた。と言うよりその「少年」以外に人らしきものは見当たらない。「少年」の横を1台のロボットが通った。ロボットは、「少年」に挨拶をしていった。「少年」も挨拶を返して、ついでに故障しているところを修理した。「少年」の日課である。「少年」にはこの街とロボットたちが必要不可欠、逆にこの街とロボットたちは修理してくれる人が必要なのだが………。 「少年」は思う。あの日が来なければと。人々が今の現状を当たり前、取り替えれば問題ないと言う考え方さえ無ければと。もう少し奴らの成長速度を重く見ていればと。今、何を思おうと変わることの無い過去ではあるが、「少年」には思い出さずにはいられなかった。人々が怠惰を極め、ダメになったものは新しくして、古い物は捨てる。治すこともせずに…………。そして、人々は報いを受けた。怠慢な人々に容赦なく「報い」は、「天罰」は、「復讐」は、牙を向いたのだ。気付けば物を修理していた1部の人以外は残らなかった。今となっては「少年」1人ではあるが。
いくら、高性能の人工知能が管理し頑丈に作られた機械でも時の流れには逆らえない。
今、この街はいつ壊れてもおかしくなかった。いや、既に壊れていた。「少年」1人の手では大きな街を治すのは不可能に近い。「少年」は最後まで治し続けるのであろう。人々を消し去ったAIが監視するこの街を、歯車の狂った大きな揺りかごの中で……………
どうも。読んでくださりありがとうございます。
短編と言うよりショートショートですね。
面白い話では無いですがどうでしょう?
1話1話、違う雰囲気ですけど、まぁ繋がってるわけじゃないから問題なしですかね。
次話は、遅くなると思いますすみません((。´・ω・)。´_ _))ペコリ